第1章
飽食文明のゆくえ
飢えと共存してきた動物
変質する安楽追求願望
自然界にない可食への警告装置
動物界に起こる突然の異変
人間ははたして万物の霊長か
異常繁殖するアフリカのヌウ
生存可能な世界人口は五十億
人間、この愚かなるもの
一億、総“帝王病”の徴候
胃袋だけ海外移住している日本の現状
必要以上に獲物をとらない古代人の知恵
もとは食人種だった日本人
どうして食人種は人を食うのか
首狩り族はなぜ出現したのか
人肉を食べた天明の大飢饉
太った人は狙われる……?
第2章
しのび寄る寒冷気をどう生き抜くか
寒冷化を地球規模で眺めれば……
氷河期といっても驚くことはない?
全世界に広がる異常気象
日本列島を襲う寒冷化と旱魃
今世紀末には本格的な小氷期へ
四季が変わって六季になる
吹けば飛ぶよな日本の食糧自給率
食糧危機の到来は避けられない
第3章
日本が破滅から生き残るために
外界適応能力が衰えている現代人
長く寒い冬のこれからの過ごし方
食糧の平等な分配方式の確立を急げ
佐渡独立構想の“源流”
 <私の佐渡独立論>
 夢ならぬ重要課題−地方文化救うため実現を 
 日本の崩壊を防ぐ−立地、産物とも自立可能 
 国連で日本を援護−島民には直接税全廃も 
 不自然農法を排除−全国民が国防訓練に参加 
 能力に応じた社会−為政者は当面日本に依存 
“時間切れ”にならぬうちに行動を
“独立運動”のその後の経過
佐渡共和国の政治委員は給料ゼロ
佐渡共和国の国防と祖国愛
国家は草木もなびく佐渡おけさ
第4章
私の道、私の発想
目の青かった私の父
関東大震災と私
昆虫採集ばかりしていた小学生時代
頭から風呂に入ったり、斜めに寝てみたり
私に注がれた教師の冷たい目
尾瀬沼にいるという見知らぬチョウ
“あの白い山へ行きたい!”
身についたバランス感覚
憧れのスタンレー山脈
現地人に聞いた旧日本軍人の幽霊
蛇にかまれるのはルールを無視したからだ
クマを困らせた話
スズメのお宿はどこですか?
ニューギニアの白いオウム
けもの道と人の道
木曾御岳で見た不思議なヒトダマ
幽霊には足があるという話
赤い鼻緒の下駄をはいた幽霊
幽霊にとり殺されそうになった私
前世を見てくれた占い婆さんの話
キツネははたして人を化かすか
ヨガの聖者から伝授された雨やみの術
宇宙の中の小さな小さな私たち
第5章
歯止めを欠いた社会
官能研究とはなにか
能力を測る価値尺度を変えてみると……
滅亡への路線をすすむ人類?
我が身をなでて他人の痛さを無視する!?
自然界で自己主張すれば身を滅ぼす
精神文明の回復を急ごう
今まではうまくやってきたが……
ソ連が日本を征服するとき……?
コーラの“侵入”を防ぐ算段
アメリカナイズのよしあし
滅びの路線をどうはずすか
飢餓時代に効力を発揮する昆虫食
アラスカ飢餓実験の教訓
われわれを守ってくれるのはだれか

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