■2月27日(日)


 利根運河の南岸を走ると、木、金曜日に降った雪がまだ残っていました。冬の趣そのものですが、あの憎きスギ花粉も大量に飛んでいます。今ちょうど冬と春のせめぎあいが始まっています。今日は強烈な北風が吹き荒れていましたから、まだまだ冬のほうが優勢のようです。


■2月26日(土)


 手賀沼サイクリングロードの工事が急ピッチで進んでいます。これまで工事していた手賀沼南岸の中央区間の一部がほぼ完成しました。まだ、“通行禁止”のようですが(工事ゲートがまだ閉じています)、皆さん、お構いなく自転車で乗り込んだり、歩いたりしています。この前に工事中に撮った写真と同じアングルで、展望台を撮ってみました。舗装前と舗装後では趣が随分変わるものですね。


■2月11日(金)


 この三連休は、私にとって、いや少なからぬサイクリストにとって、とてつもなく貴重な3日間になりそうです。そうです。スギ花粉が大量に飛散する前の最後の休みなのです。天気予報によれば、花粉の大量飛散は週明け。まさに最後の3日間です。

 どんなに寒かろうが、暑かろうが、私は全く平気ですが、花粉だけはダメです。目はかゆいは、鼻水はたれてくるはで、自転車を乗るには最悪のコンディショ ンです。まして、ここ東葛地域は、自然の宝庫=杉の宝庫。これはたまりません。去年は記録的に飛散量が少なくて、幸せでしたが、今年はその反動で最悪の年 になりそうです。

 まあそんなわけですから、この3連休は走りまくります。今日は江戸川サイクリングロード。きっと花粉症の多くのサイクリストが走っているだろうと予想し たのですが、えっ、ほとんど自転車が走っていません。夕刻だったせいもあるのでしょうが、それにしてもいなさすぎます。もったいない!花粉症の皆さんは後 2日、思い残すことのないように走っておきましょう。


■1月22日(土)


 利根川サイクリングロードの柏区間で、ホバリングするノスリを間近で見ました。ノスリは猛禽類タカの仲間で草原の王者です。空中でホバリング(静止)して、ネズミなどの小動物を狙う姿はとてもカッコイイです。

 最初はオオタカの森に住むオオタカかと思いましたが、空中でホバリングするのはノスリですね。ノスリはホバリングで獲物を見つけるとまっさかさまに急降下します。一方、オオタカは獲物を見つけると、斜めに切り裂くように降下するそうです。

 いずれにしろ、柏市や野田市の利根川流域、そして利根運河は猛禽類の猟場です。私は、利根川サイクリングロードの柏区間で、イタチに2回出くわしたこと があります。最初はフェレットが捨てられたり、逃げ出したのかと思いましたが、2回目に見てイタチだと確信しました。こうしたイタチをはじめ、ネズミや野 うさぎがこの辺りに生息しています。ノスリやオオタカは、こうした小動物を狙って狩りに来るのでしょう。

 写真は「これがUFOだ」みたいですみません(笑)。実物はとても雄々しくて素敵です。



 今年最初の富士山の写真です。この数日間、空気がとても澄んでいました。江戸川越しに見る富士山も、この冬一番の美しさでした。


■1月10日(月)


 成人の日の手賀沼の風景です。ハクチョウたちにエサをあげる子供。いかにも冬の風物詩といったところです。しかし、実は手賀沼のハクチョウは、季節感がありません。というのも、このハクチョウは夏でも北へ戻らず、この地にとどまっているからです。ここで生まれたのでしょうか。冬はともかく、夏にこの姿を見ると不思議な感じがします。


■1月9日(日)


 モトクロスな人たちです。利根川サイクリングロードの柏区間の東南端、新大利根橋のたもとにモトクロス場があります。楽しそうですね。誰もいないなら、こっそりMTBを走らせてみたいところです。


■1月3日(月)



 2005年初めてのサイクリングです。大晦日に降った雪の残る江戸川、利根運河、利根川といつものコースを走りました。途中、美しい富士山が見えていたので、撮影しようと思いましたが、残念ながら雲に隠れて無理でした。でも、江戸川の静かで美しい光景を画像に残すことができました。



 利根運河の南岸は、樹林に隠されて日差しが当たらないのですね。降雪後3日経っても、こんな状態です。


■12月25日(土)



 ほぼ2年ぶりに利根運河南岸のサイクリングロード(やがて手賀沼サイクリングロードの一部になる?)を走りました。南岸は舗装が途中までで、舗装箇所の路面も折り畳み自転車やロードレーサーでは走りにくい感じがして、敬遠していました。MTBを購入したのを機に、改めて運河南岸を訪ねてみました。いつも走る利根運河も北岸と南岸では景色が違いますね。この写真は、サイクリングロードが運河の水面近くを走る箇所で撮ったもので、カモ(オシドリ?)たちがのんびり日向ぼっこをしていました。東葛地域全体がそうですが、利根運河も鳥たちの楽園です。

(!)久しぶり(2年ぶり)にPacific-18で走ったところ、ジャリジャリ感は完全になくなっていました。見た目は変わっていませんから、敷き詰めていた砂らしきもの(?)を何かで固めたのでしょう。細身のスリックタイヤで走っても気持ちよく走れます。


■12月18日(土)



 先週、手賀沼サイクリングロードの案内ページを作るために地図を見ていたら、手賀沼がもう1つあることに気づきました。手賀沼サイクリングロードの完成区間の東端、浅間橋から南へ走ったところに、もう1つの手賀沼はあります。

 大きい方の手賀沼と区別して下手賀沼と呼ばれているようですが、実はこの下手賀沼は本来、手賀川と共に手賀沼の一部だったのです。江戸時代から300年にわたる手賀沼干拓の結果、今のような姿になったそうです。

 さて今日さっそく、その下手賀沼に行ってきました。まあ、どうってことのない沼ですが、近隣の水田の重要な水源なのでしょうね。2羽の水鳥が気持ちよさそうに泳いでいたのが、印象的でした。

 ところで、この近くの田舎道ではロードレーサーが何台か走っていました。きっと絶好のコースなんでしょうね。今度はそれを見つけにいこうと思います。  



■12月11日(日)



 手賀沼の初冬の2枚です。1枚目は、水面に浮かぶボートの群れ。北岸の手賀沼公園などでボートを借り、釣りを楽しむ方々です。まだ冷え込みは厳しくないとはいえ、じっとしていると寒さがしみる中、皆さん、黙々と釣りを楽しんでいらっしゃいます。



 2枚目の写真。手賀沼に2人乗りのヨットが浮かんでいました。沼にヨット。なんだか面白い取り合わせです。


■12月5日(日)



 冬が来るなんて、とんでもなかったですね。この日は夏が戻ってきてしまいました。風がとてつもなく強くて、空気は澄み切っていました。江戸川サイクリングロードからはきれいに見えました。しかし、風が強くって前回ほどうまくは撮れませんでした(苦笑)


■12月4日(土)



 今年の冬の始まりは、とても奇妙です。今日の天気図はカムチャッカ半島に台風並みに発達した低気圧、そしてシベリアには冬将軍を伴った寒い高気圧。これだけ見ると、典型的な冬型です。しかし、台湾、沖縄付近には本物の台風がいます。台風の当たり年にふさわしい天気図ですね。

 東葛もこれから激しい雨が降るようです。その雨が過ぎると東葛にも冬がやってきそうです。既にすっかり寒くなり、江戸川サイクリングロードを走る自転車乗りの服装もすっかり冬支度になりました。写真は、江戸川サイクリングロード名物の牛の放牧です。旧・関宿町(現在の野田市北部)の風物詩となっています。牛たちは枯れ草をでも食べているのでしょうか。

とんでもない予想違いでした! 翌日は25度、冬じゃなくって夏が戻ってきてしまいました。



 東葛の北端は関宿城(千葉県立関宿城博物館)です。実は、江戸川サイクリングロードはそこが北端ではなく、城を巻くように北へ伸びています。そして、利根川の河川敷へ舗装された道を通って降りることができます。その河川敷の主が2本の大柳です。これはその1本で、利根川のすぐ側に立っています。寒々として、シュールな写真でいいでしょう。手前の泥の塊は、砂が降り積もったのが堆積して出来上がったようです。この真後が利根川です。雨水が流れた跡がはっきり残っています。



 大柳の方から利根川を撮った写真です。大きな杭が2本立っていますが、右の杭に傾いた艀(はしけ)があるのが見えますでしょうか。この艀、以前は両方の杭で固定されていて、艀の上から利根川を眺めることができました。どうやら、今年の相次ぐ台風で、壊されてしまったようです。利根川は左から右へ流れていますから、増水した水の力で、左の柱に固定していた部分が吹き飛んでしまったのでしょう。



 関宿城を背景にした大柳です。風にたなびく柳ですが、私はものすごい力強さを感じます。



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