【東葛(とうかつ)とは】
 千葉県の北西の地域のことで、野田市、流山市、柏市、我孫子市、松戸市が含まれます。いわゆる“千葉の角(つの)”に相当する地域です。東葛とは「東葛飾」のことです。昔の葛飾のうち、東京都などになった西側に対して、東葛飾、つまり東葛と呼ぶわけです。東葛を広くとらえれば、千葉県の行政上、「東葛飾」に含まれる鎌ヶ谷市、さらに市川市、船橋市、浦安市も含まれます。ただ、歴史的、文化的背景から千葉県の西側のうち、北側の“角”の地域を最近では東葛と呼ぶようです。すなわち、旧水戸街道と、江戸時代の経済の大動脈だった利根川と江戸川に囲まれた部分が、すなわち我らの東葛なのです。

 東葛のうち、野田市の北側は2003年6月まで関宿町がありました。この関宿町は、久世家5万石の関宿藩の流れを汲む由緒正しい町でしたが、野田市に事実上吸収合併され消滅しました。我孫子市の南側にあった沼南町も2005年3月に柏市と合併し、東葛地域は5市体制になりました(旧・関宿町と旧・沼南町の位置関係については東葛サイクリングロード案内の地図でどうぞ)。

 東葛のポタリングの基本となるサイクリングロードは、千葉県と東京都・埼玉県との県境の江戸川を南北に走るサイクリングロードと、野田市と流山市・柏市を分ける利根運河沿いのサイクリングロード、さらに茨城県との県境である“坂東太郎”こと利根川のサイクリングロードです。我孫子市と沼南町の間にある手賀沼の南側、つまり沼南町側もサイクリングロードとして急ピッチで整備されています。これ以外にも、自然を満喫しながら走れる道が多数あり、東葛はサイクリング、ポタリングには最高の場所です。


トップページへ