呵々大笑(久我山)  味:8 CP:8 総合:8予算4000円
     
住所:
杉並区久我山4-1-9 TEL:03-5346-1990 定休日:不明 営業時間:17:00-23:00
井の頭線久我山駅出口を出て、左折すぐ。徒歩1分。

        クラシタ(UP)                            クラシタ
【雰囲気】
テーブル席9卓と平均的な大きさ。仕切りがあるので落ち着いて食べられる。
【ロースター】
埋め込み式の無煙鉄板ガスロースター
【注文内容】  2名で7320円
ハラミ  750 そう、こういうハラミがハラミの原点だと思う。見た目のサシはそれ
程でもないが、弾力・野性味ともに満点。ハラミの原点はこの野生
的な味なんだと思い起こさせてくれる一品。
クラシタ 2000 ハネシタの上部のサシがあっさりしている部分との事。これで、あっ
さりしているとは・・・一口食べると、その肉汁がほとばしり、おしぼり
で唇を拭わなければいけない程。非常に柔らかく、非常にジューシ
ーではあるが、私が和牛に求める一番の要素である肉の香りという
点で突き抜けたものを感じなかったので、◎に近い〇止まり。サシ
の多い肉が好きな人には堪らない一品であろう。
バラ  900 ボリューム十分。サシは荒めだが、噛めば噛むほど味が出る。
上ロース 1500 ロースにしては肉が固いか。肉の旨みは結構味わえるのだが。
テール
 煮込み
 450 テールを和風に煮込んだもの。テールにはしっかり味がついていて
美味しくいただけた。
キムチ  450 特に印象はないが、普通に美味しい。
豆もやし  350 豆もやしをポン酢で合えたもの。箸休めには良いか。
その他、お通しキャベツ(−)、瓶ビール(600)、ウーロン茶(320)
【ものがたり】
 久我山。吉祥寺に程近い閑静な住宅街に一軒の焼肉店が彗星のごとく現れた。「大阪十
三・
請来軒の味」と看板にあるように、大阪で知らない人はいないという程の名店・請来軒
で修行をした主人が満を持して、東京にその味を持ち込んだのである。
 タレは真っ黒に近いが、見た目ほど癖がなく意外とあっさりしている。そしてこの店には東
京では馴染みの少ない部位が数多存在する。ハネシタ・クラシタ・ヒウチ・フランクといった、
上肉の数々は想像するだけでわくわくする。主人によると九州と信州の肉を使っているとの
こと。今回の訪問では、上肉シリーズはクラシタしか頼まなかったが、もう少し旨みの強い
肉に出会えれば、さらに評価はあがっていたかもしれない。
 巷で有名なこの店は、噂通りの実力店であった。(2005年11月)

            ハラミ                        (上)上ロース (下)バラ