長寿のお祝い <2017(平成29)年版> |
このページは、最下欄に掲載したホームページに掲載されている[賀種]を総て網羅する形に纏めたものです。 |
賀種 | 年齢 (数え年) |
イメージ カラー |
賀の意味/いわれ |
生れ年 | |||
かんれき 還暦 |
61歳 | 赤 |
数え年六十一歳のお祝い。古代中国の暦で、六十年で再び生まれた年の干支に還るところ「還暦」という、詳細は【“還暦”のルーツ】を参照。生まれてから六十一年目には、生まれた年に戻るため、赤子に戻ると言う意味からお祝いには、「赤」が使われる。また、赤い色は「魔よけ」にもつながると言われる。 |
昭和32(1957)年生れ | |||
ろくじゅ 緑寿 |
66歳 | 緑 | 日本古来の賀寿に加え六十五歳(数え年六十六歳)を新たな賀寿「緑寿」としてお祝いすることを、日本百貨店協会が2002年9月に提案したもの。六十五歳は現役世代と高齢世代との節目の歳であり、「緑寿」を新たな社会生活への参画を促すスタートラインと位置付けていただければとの考えから。 |
昭和28(1953)年生れ | |||
こ き 古稀 |
70歳 | 藍 |
数え年七十歳のお祝い。唐の詩人杜甫の詠んだ「人生七十年古来稀なり」から出ている。昔は短命の人が多く七十歳まで長寿を保つのは本当にまれであったので、このお祝いは、今日では決してまれなものではなくなった。 |
昭和23(1948)年生れ | |||
きじゅ 喜寿 |
77歳 | 黄 | 数え年七十七歳のお祝い。喜びの字を略すときに七が重なるので、七十七歳のお祝いとする。室町時代から始まったといわれ、本来は厄年の1つであったといわれる。 |
昭和16(1941)年生れ | |||
さんじゅ 傘寿 |
80歳 | オレンジ | 数え年八十歳のお祝い。傘の略字が八十に見えることからこの名がついたもの。 |
昭和13(1938)年生れ | |||
べいじゅ 米寿 |
88歳 | ベージュ | 数え年八十八歳のお祝い。「米」の字が八十八から出来ていることから米寿となり「米の祝い」とも言われる。昔は近親・縁故を招いて祝宴を催し参会者に枡の斗掻や火吹竹などを贈る習慣があったそう。 |
昭和 5(1930)年生れ | |||
そつじゅ 卒寿 |
90歳 | 紫 | 「亀寿」ともいう、数え年九十歳のお祝い。「卒の祝い」ともいい「卒」の俗字「卆」が九十と読めることからこの字がついている。 |
昭和 3(1928)年生れ | |||
はくじゅ 白寿 |
99歳 | 白 | 数え年九十九歳のお祝い。「白字のお祝い」ともいい、百の字から一をとると「白」となり、また百の字から一を引くと九十九になることからこの名がついた。 |
大正 8(1919)年生れ | |||
ひゃくじゅ 百寿 |
100歳 | − | 「百賀」、「紀寿」、「鶴寿」ともいう数え年百歳のお祝い。文字通り「百」の字からきている。 |
大正 7(1918)年生れ | |||
ちゃじゅ 茶寿 |
108歳 | − | 数え年百八歳のお祝い。「茶」の字は草冠が十と十(10+10)で、その下に八と十と八(88)で出来ていて、これらを合計(10+10+88)すると百八(108)になる。そこでこのお祝いとなった。 |
明治43(1910)年生れ | |||
こうじゅ 皇寿 |
111歳 | − | 王寿(おうじゅ)、川寿(せんじゅ)ともいう、数え年百十一歳のお祝い。「皇」の字が白一十一から出来ているから「皇寿」のお祝いとなった。 |
明治40(1907)年生れ | |||
てんじゅ 天寿 |
118歳 | − | 数え年百十八歳のお祝い。「天」という字は一一八と書くところから、このお祝いとなった。 |
明治33(1900)年生れ | |||
じょうじゅ 上寿 |
100歳 以上 |
− | 数え年百歳以上の長命を上寿といい、毎年お祝いする。 |
大正7(1918)年以前生れ | |||
ちんじゅ 珍寿 |
111歳 以上 |
− | 数え年百十一歳以上の長命を珍寿といい、これほどの長生きは珍しいことからで、毎年お祝いする。 |
明治40(1907)年以前生れ | |||
だいかんれき 大還暦 |
121歳 | − | 数え年百二十一歳のお祝いで昔寿(せきじゅ)ともいう。2回目の還暦のこと。 |
明治30(1987)年生れ |
この頁の作成に当たり参考にさせて頂いた下記ホームページのご紹介とリンク:− |
【冠婚葬祭・贈答辞典(京都版)】 | 「冠婚葬祭ご贈答辞典」の中で、【冠】のページ「出産から長寿祝いまでの贈答基礎知識」として幅広い情報を提供されている和菓子の老舗、宇治・駿河屋さんのホームページ。 |