■2月25日(土)
私は、我孫子市の浅間橋から西方向に眺める手賀川が東葛地域の中で一番好きです。浅間橋は手賀沼サイクリングロードの舗装区間の最東端です。ここから西側の方向、つまり手賀沼の方向を午後太陽が西に傾いたときに眺めると、凛とした景観に心打たれます。
今日は特に、雲の切れ目から光の帯が地上に降り注ぎ、とても素晴しかったです。写真ではうまく写っていませんが、いわゆる天使の階段ですね。多くの人には、どうってことのない景色かもしれませんが、私にとっては貴重な光景と空気です。
今日、朝起きると、のどに強いかゆみ。あーあ、花粉の飛散が本格化したようです。今年は花粉の飛散量が少ないとはいえ、これから1カ月以上は自転車で走るには辛い季節です。でも、外は美しい。日々春の気配が濃厚になってきます。
手賀沼サイクリングロードも緑が濃くなってきました。ロードサイドに植えられた芝生の新緑が目に染み入ります。花粉は辛いけど、心はなやぐ季節はもうすぐですね。
■2月4日(土)
立春の日、吹き抜ける強い北風はとても冷たく、手賀沼は厳冬のたたずまいです。この前の旧正月が早春の暖かさだったのに比べて、なんという違いでしょう。自転車で走るのには辛い条件ですが、私はこんな日、空気が澄み切った夕暮れ時の趣が大好きです。寒くても走り続けたいですね。
■1月29日(日)
東葛地域は早春を思わせる1日でした。1月15日も暖かなポタ日和で、スギ花粉が飛ぶ前にこんな暖かくて気持ちのよい日はもうないだろう、そんな話を書きましたが、もう1日あったわけです。しかも、15日と違うのは、“春の匂い”がしたことです。
折り畳み自転車のPacific-18に導入したSRAMのリアディレーラのテストを兼ねて、手賀沼や手賀農免農道などを走りましたが、気持ちのよいこ
と!
自転車を止めると、小鳥のさえずりが聞こえ、枯れていた草にも緑が交じり始めていました。「あぁ春がやってくる」という感じがして、心が弾みます。そう言
えば子どもの頃、春先はいつもこんな嬉しさがあったですね。花粉症になってからは憂鬱な気分ばかりで、こんな感覚はしばらく忘れていました。
花粉症になると、一番楽しい気分にひたれる季節を台無しにされて、本当につまらないです。余計なことですが、花粉症でない方は食事のバランスに気を付け
て、ストレスもためないで、花粉症を発症しないようにご注意ください。楽しい季節が辛い季節になる、その落差は結構大きいですよ。花粉飛散まで、あと2週
間。私はそろそろ、薬など花粉対策の準備を始めないと。トホホです。
それはともかく、昨日はナント旧暦の正月だったんですね。旧暦では、これから3カ月が春です。以前は「なんで、こんな寒い季節が春なんだよ」と思ってい
たのですが、こんな日があると、旧暦の春夏秋冬の方が正しいような気がしてきます。いにしえの人の季節への感覚は、やはり鋭いです。
■1月22日(日)
晴れましたが、前日の大雪がどかんと残っていました。自宅の前の雪かきをした後、MTBのAttitudeXで江戸川サイクリングロードを目指して みました。ところが、江戸川サイクリングロードは自転車の走るところじゃなかったです。“特設ソリ場”になっていました。
雪は昨夜の冷え込みでアイスバーンになり、さらにそれが融け出して、最悪のマッドコンディション。そこに、子供たちが走り回り、お年寄りが散歩をされているものだから、危なくてしょうがありません。で、雪で遊ぶのは1時間足らずでした。
■1月9日(月)
最近は夕日ばかり撮っています(笑)。というか、冬の落日はとても美しくて大好きです。この写真は手賀沼の東端の北側から撮ったものです。今まで知らなかったのですが、ここは手賀沼に沈む夕日の名所らしく、多くの人が見物に来ていました。私もこの金色(こんじき)に魅せられて思わず自転車を止めました。
実際に見た景色は、ここまでコントラストが強くありませんが、写真では表せないほど荘厳です。また一つ手賀沼の名所を見つけました。ところで、この連休
の三日間は手賀沼経由で利根川を目指しました。三日とも空気が澄んでいました。風邪気味でセキ込んでいたので、外出は控えていた方がいいのでしょうが、と
ても部屋にいる気にはなれない休日でした。
■1月7日(土)
強烈な西北西の季節風が吹いていました。そのため、普段は静かな手賀沼の水面もさざ波が立ち、沼の東端の岸辺に小さく波が打ち寄せていました。かすかに波の音まで聞こえてきました。
■1月1日(日)
2006年の元日は、どんよりと曇った一日でした。昨日は“御行光”を拝めましたが、今日は御来光どころか、終日太陽は顔を出しませんでした。江戸川サイクリングロードも、寒さを嫌ったのか、酔っ払って走れないのか、自転車で走る人を全く見かけませんでした。寒々しい情景ですが、どこか心が落ち着きます。
■12月24日(土)
クリスマスイブに江戸川サイクリングロードから見た、夕暮れの富士山のシルエットです。昨日は激寒、猛烈な風の1日でしたが、こういう日は美しい富士山と
いう“ご馳走”があります。特に、この季節、江戸川サイクリングロードの流山付近では、太陽が富士山の裾野に沈みます。その時の光景や、日没後の夕焼けに
浮かぶ富士山のシルエットは本当に素晴らしいです。
実は、昨日はこの富士山を見るために、日没時に江戸川サイクリングロードに出ようと時間を合わせ、利根川サイクリングロードの柏市区間から利根運河を経
て、江戸川へと向かったのですが、これが大誤算。利根川サイクリングロードを下流から走ると、北西に向かって走ることになります。つまり、強烈な季節風を
まともに受けることになります。
私の貧足では、なんと時速15kmにまで落ちてしまい、結局日没には間に合いませんでした。それでも、夕焼けをバックにした美しい富士山が迎えてくれま した。小型の簡易カメラでの撮影ですので、小さく写っていますが、実際に見る富士山はもっと雄大です。寒い中を走る価値が十分にありますよ。
■12月18日(日)
すごい風でした。大寒波が押し寄せているそうで、西日本なんかも大雪だそうですね。一方、関東平野、ここ東葛地域はきれいな青空です。寒さへの耐性が強い
私は、そんなに寒さも感じませんでした。しかし、風がすさまじい。猛烈な北風が吹いていました。今日はMTBのAttitudeXを使いましたが、油断す
るとなぎ倒されそうでした。
江戸川サイクリングロードで風に抗して前に進もうとしても、なかなか進みません。それで追い風だったらどうだろう、と試してみました。なんと“風力走
行”ができました。北風に乗ってサイクリングロードを南に走ると、こぐ必要がありません。時速4kmまで落としてみて、ビックリです。全くこがないのにス
ピードがじりじりと上がってくるではありませんか。最終的に、時速8kmまでスピードが上がりました。
■12月17日(土)
いやぁ、冬になりましたね。私は、自転車に乗るには冬が最高だと思っています。私の周りでも、冬になると冬眠してしまう自転車乗りが多いのですが、私に
とってはピーンと張りつめた澄み切った空気が、なによりのご馳走です。それに、花粉の季節が2カ月後に迫っています。花粉症の私にとって、12月、そして
1月はとても貴重なオンシーズンです。
そういうわけで、今日は折り畳み自転車のPacific-18に乗り、久しぶりに手賀沼北岸の遊歩道を訪ねてみました。この遊歩道、やはり冬が一番いいです。すべてがリセットされた美しさとでも言うのでしょうか。自然の凛とした美しさがありますね。
■12月4日(日)
今週の日曜日に“今年最後の紅葉ツーリング”に行きました。オオタカの森のある市野谷の枯葉の舞いからスタートし、江戸川沿いの新川耕地を経て、利根運河北岸の理窓会記念林自然公園の名残り紅葉を愛で、そして国道16号線を南下して柏の葉公園に向かいました。
柏の葉公園の東側の通りは紅葉の隠れた名所です。昨年の紅葉の美しさが忘れられず、今年も訪れましたが、残念ながら紅葉の季節は既に終わっていました。ちなみに、この通りや国道16号線の側道は、大規模自転車道のホームページの解説では手賀沼サイクリングロード(我孫子流山自転車道線)の一部に指定されていますが、サイクリングロードらしくなく、いまだによく分かりません。
さて仕方がないので、柏の葉公園の散策に切り替えましたが、そこでサクラの花を見つけました。といっても「ショウガツザクラ」というやつで、今が見ごろの可憐な花です。黄色く色づいた落葉の木を背景に、こんな写真を撮ってみました。