2006年春、桜、桜
昨年の桜の圧倒的なインパクトはありませんが、今年の桜も素晴しかったです。今年は、自転車でハシゴした東葛地域の桜スポットの写真です。
【新川耕地の桜】
今年の私の一番のお気に入りは、江戸川サイクリングロード沿いの新川耕地の桜です。写真では4本に見えますが、全部で5本。作付け前の田畑に囲まれ、土の小道の脇で静かに咲いていました。私は、こうした桜の情景が大好きです。満開の桜の花は本当に“静か”です。心が透き通るような桜たちでした。
【利根運河南岸の桜】
東武野田線の運河駅の東、利根運河南岸の桜です。昨年、ものすごい桜吹雪を巻き起こした桜たちです。数はそれほど多くありませんが、一本一本の木に風格があり、利根運河の開放感と相まって、素晴しい景観を創り出していました。運河駅の西岸の利根運河水辺公園の方が花見スポットとしてはメジャーですが、私はこちらの方が圧倒的に好きです。
【におどり公園の桜】
今年のにおどり公園の桜はイマイチだったです。におどり公園は江戸川サイクリングロードから利根運河南岸を少し走ったところにある桜の名所で、昨年の桜は見事で妖気すら漂っていました。ここの桜は周りのよりも少し開花時期が遅いため、訪ねたとき(4月1、2日)は満開直前だったこともあるのかもしれません。来年に期待です。
【あけぼの山の桜】
関東三大弁天と言われる布施弁天のすぐ側に、あけぼの山公園があります。そのあけぼの山の“頂”は典型的な花見スポットです。朝から晩までドンチャン騒ぎです。桜は美しいのですが、私にはこの雰囲気はNGです。これはこれで楽しいのでしょうが、私は桜を静かに愛でたいと方なので、この手の花見は遠慮したいです。
【大堀川の桜】
手賀沼へ西側から流れ込む大堀川の北岸は公園として整備されています。その名は田舎者感丸出しの「大堀川リバーサイドパーク」です。私、こういう感覚、結構好きです(笑)。細長い約4kmの公園ですが、ほぼ端から端まで桜並木が伸びています。ただ、この桜はまだ若いです。公園中央、この写真の辺りの桜は比較的立派ですが、他の桜はまだまだ子供です。柏市の市民による“里親制度”によって植えられたそうで、今後に期待ですね。
【柏の葉公園の桜】
ド迫力で咲いているのは、柏の葉公園のメインストリートの桜です。お見事というしかない桜並木ですね。ただ、ここまで整備されると趣がいまひとつ。まあ、咲き誇っている桜からすれば、大きなお世話でしょうけど。