【ドロップハンドル】
ロードレーサーを購入したときのファーストインプレッションは、どうしてハンドルはこんなに握りにくいのだろう、ということでした。ハンドルに対してシマノのデュアルコントロールレバーは反っくり返っていて、とても握りにくく、手のひらが痛くなりました。当初は、そんなもので慣れるしかないと思っていたのですが、カンパのエルゴパワーを握ってみてビックリ。とても握りやすく、逆にシマノはなんでこうなのと思いました。
しかし、カンパに変えるには、あまりにもコスト高です(カンパのあの暴利はとても理解できない世界です)。そうこうしているうちに、日東のシマノのデュアルコントロールレバーに最適化したハンドルの存在を知りました。私が導入したのは、安物でブレーキが握りやすいニートMod153-STIです。
このハンドルの威力は絶大でした。ロングライドでも手のひらが痛くなることはありません。それに、アナトミックハンドルのころは、ドロップ部分を持つと辛くって、とても持つ気になれませんでしたが、今では気持ちよく握れます。今から考えるに、シマノのデュアルコントロールレバーとアナトミックハンドルの相性は最悪でしたね。
【バズキルについて】
ロードレーサーのハンドルに、ボントレガーの「バズキル」を取り付けました。これは、かなりの“キワモノ”です。口上では「バランスウェイトがアルミド
ロップハンドルバー特有の微振動を抑え、快適性を向上させる」そうで、こうしたキワモノが大好きな私は思わず買ってしまいました(笑)。
原理は極めて簡単。やわらかなゴム(?)で支えられた軽量の重りをバーエンドに挿入することで、微振動を打ち消そうというものです。さて実際に使用して
みて、どうか。うーん微妙ですね。確かに微振動は減衰したような感じがします。20kmあたりの低速域では、微振動がかなり抑えられているなといった印象
です。
ただ、私の感じは当てになりません(苦笑)。キワモノ好きの方は、ぜひご自身で確かめてみてください。しかし、コルクなど厚手のバーテープとの相性は最
悪です。エンドキャップの替わりに使うのが難しいのです。バーテープを巻き込みながら、このバズキルを取り付けようとしても、なかなかうまくいきませんで
した。私は30分以上もかかってしまいました。
また色が安っぽく、ボントレガーのロゴも嫌いなので、デザイン的にもどうかなと思います。いっそうのこと、まずバズキルをバーエンドの中に押し込んでしまい、その後にエンドキャップでバーテープを固定した方がよかったかもしれません。
【バズキルの正しい付け方?】
「バランスウェイトがアルミドロップハンドルバー特有の微振動を抑え、快適性を向上させる」という口上に惹かれ、思わず買ってしまったボントレガーのバズキルですが、どうも取り付け方を間違っていたようです。
エンドキャップの替わりに、このバズキルをドロップハンドルのエンドにはめ込むのですが、うまくバーテープが巻き込めず苦労しました。それもそのはずです。ボントレガーの米国サイトを見ると、バズキルを取り付けた場合、バーテープをバーエンドの内側に入れるなと書いてありました。ああそうかと思いましたが、でもいったいどうやって巻くのだろう。今度試してみることにしましょう。
【イエローのバーテープ】
秋は紅葉の季節だから、あるいは愛する阪神タイガースの優勝を記念して、いろんな理由をつけてロードレーサーのバーテープをイエローにしました(笑)。
今まで、黒、赤、白とオーソドックスな色を使っており、前からタイヤに合わせてイエローにしたかったですが、下品になりそうなので躊躇していました。
今回のテープは定番のSilva。ロゴが赤いので、ホイールの“ヘリウム・レッド”やエンドキャップの代わりに使っているバズキルの
赤とうまくコーディネートできるはずです。で、巻いてみました。うーん微妙ですね。色合いはうまく馴染んでいると思うのですが、どこか安っぽい。やはり黄
色だから・・・と思ったのですが、違いました。テープの地の黄色とロゴの赤の組み合わせが、セールの赤札みたいなんですね。SilvaのSが、セールスの
Sみたいだし(苦笑)。
ただ、見てるうちに慣れてきたし、Silvaのロゴはすぐに消えるらしいので、問題ないでしょう。ところで、ロゴを合わせて巻くのは難しいだろうなと
思っていたのですが、それなりに巻けました。というか、ロゴを合わせるように巻こうとすることで、ちょうどよいテンションで巻くことができました。つま
り、ロゴはテープを上手に巻くための目印だと思えばよいわけです。
【バズキルについて2】
ロードレーサーをバーテープをSilvaのイエローに替えたとき、1つの問題が解決しました。問題とは、アルミ製のドロップハンドルの微振動を抑えるバ
ズキルがバーテープと干渉し、うまく付けれらないということです。余ったバーテープをバーエンドに押し込もうとすると、バズキルがうまく入りません。前回は強引に取り付けましたが、発売元のボントレガーによるとバズキルを付ける場合、バーテープをバーエンドの内側に入れてはいけないとのことです。えっ、どうすればいいのと思っていました。
問題解決は簡単でした。バーテープの巻き方には、ハンドルの真ん中からエンドに巻いていく上巻きと、バーエンドから巻いていく下巻きがありますが、私は
上巻き派。上巻きと下巻きにはそれぞれ一長一短がありますが、上巻きの場合、エンドでの処理が面倒です。たいがいはバーテープをエンドの内側に押し込ん
で、エンドキャップで留めてしまいます。しかし、ゴムでできたバズキルでは、これがうまく行きませんでした。
要は、下巻きにすればいいのです。エンドから巻くと、エンド部分の処理は不要です。バーテープのはみ出し部分は少し内側に倒れこむので、バーテープはそ のままでバズキルをエンドに差し込めばいいのです。ホント、コロンブスの卵ですね。バズキルは微振動を打ち消す効果が結構あるので、これからも使っていき たい小物です。
上巻きの場合はちょっと工夫が要ります。ブログにコメント入れていただいている方から教えていただいた方法があります。こちらをご参照ください。
【黒のバズキル】
バズキルがもう一組増えました。バズキルというのはボントレガー製の小物で、ロードレーサーのドロップハンドルの両端にはめ込むことで、ハンドルの微振動をカットしてくれます。それで写真の中の左、赤い方が以前から使っていたもの、右の黒いのが新しくかったやつです。
両者で何が違うかというと、色が違うだけです(笑)。黒色のバズキルは、この前お会いした、よどさんが愛車に付けていたもので、なんでも今年の新色だそうです。バズキルの微振動を減衰する効果は素晴しく、アルミのドロップハンドルには必需品と言えるほどですが、安っぽい赤色のデザインが微妙でした。そこに新色の黒。「わぁ、いいなあ」と思っていました。
で、先日、仕事での池袋へ行ったついでに、久しぶりにワイズ系の自転車ショップ、チャーリーをのぞきました。店内をふと見ると、その黒のバズキルがぶら下がっています。そのときまでは、さすがにバズキルをもう一組買おうなどとは思わなかったのですが(ホントです、本当ですよ!)、次の瞬間レジに直行していました(笑)
私のロードレーサーのドロップハンドルには、今グレーのバーテープを巻いています。ですから、赤のバズキルは似合わない感じでした。「黒のバズキルなら、ピッタリくるだろうな」と期待して、早速取り替えてみました。
うーん、やはり微妙です。黒でもダサい!そうだ、ボントレガーのロゴがダサくて好きじゃなかったんだ。またまた愚かな買い物。バズキルって結構高くって、そのお金があればお酒を軽く飲めるほどですからねぇ。まあ、バーテープの色に合わせて赤と黒を使い分けることにしましょう。その効果だけは折り紙つきですから。
【ブレーキスペーサーについて】
都内のバイク・ショップを覗いたら、面白いものを見つけました。STIレバーに取り付けるブレーキスペーサーで、STIのブラケットとレバーの間に挟みこ
むものです。ブラケットのところに菱形のロゴが付いている奴が、それです。実はこれ、スペシャライズド製で、米国のスペシャ本家の
ホームページにもしっかり掲載されています。
これ、いいです。取り付けるとブレーキレーバーの先がハンドルに20mm近づきます。ノーマルの状態では、ハンドルの下を握るとブレーキレバーが若干遠
く、ブレーキやシフトチェンジに少し不安がありました。このスペーサーを付けるとピッタリのポジション。ブレーキ操作などがやり易くなり、ハンドルの下を
持つのが楽しくなりました。私にとってはバズキルと並ぶ逸品です。
とりつけも簡単で、ブレーキワイヤーを緩め、両面テープでブラケットに貼り付けて、ワイヤーを調整するだけです(強度面では少し不安ですが)。ただ、私が使っている9速のULTEGRAと、9速の105しか取り付けることができないようです。
【アヘッドキャップ&スペーサー】
MTBのAttitudeXから外したボントレガーのアヘッドキャップを、ロードレーサーのantares
202に取り付けてみました。antaresにもともと付いていたキャップはとても安っぽかったですし、バーエンドにボントレガーのバズキルを付けている関係で、ボントレガーつながりでいんじゃないかと思った次第です。
付けてみると、結構いいですね。でもシックになりすぎた感があります。それで、ステムの上に乗っかっているスペーサーを黒からシルバーに変えてみました。うーん、なかなか良いではないですか。高級感が出たような気がします。何事も思い込みが大事です(笑)
【ゴルフグリップ素材のバーテープ】
ロードレーサーのタイヤを交換したのに合わせて、ほぼ1年ぶりにバーテープを交換しました。今回巻いたのは、ディズナの「Road Bar Tape」で、色はグレーです。タイヤのサイドのグレー、サドルの模様のグレー、携帯ポンプのグレーなどとコーディネートしてみました。
このバーテープは、通常のバーテープと違い、コルク素材ではなくゴルフグリップ素材を使っています。ゴルフグリップ素材って何だろうと思ったのですが、要はゴルフクラブのグリップに使っている素材を使ったものらしいのですが、ゴルフをやらない私には、いったいそれが何かさっぱり分かりません。でも、グリップ感はすごいです。コルク素材に比べ、吸い付くような感触です。
ただ、グレーのバーテープが欲しかっただけで、はっきり言って素材は何でもいいのです。それにしても、このバーテープは白い糸のステッチが目立つし、やたら穴が開いているしで、うるさいです。自然光の下で見ると、そんなに鬱陶しくないので、まあ許容範囲でしょうか。巻いてみると、予定通り激シブバイクのイメージになったので、良しとしましょう。