(3−3 洗身)
 

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特記事項 記入例

「1.自立」

  • 入浴は一人で行っている。ごく稀に洗身を妻が介助している。頻度的には"ない"に等しいので「自立」とした。

  • 入浴中は必ず家族が近くにいるようにしているが、必ず見ているわけではない。1人で入浴し、洗身も自立して行っている。

  • 十分な洗身は行えていないが、家族の介助も断り、自分で行える範囲内でやりたいと本人も考えている。

  • 入浴・洗身とも自宅では介助を受けておらず、入院中の病院では、流れで介護職に背中を洗ってもらっているが、能力的にも問題はないため、自立と判断。

  • 不十分ではあるが、"一人で行っている"と本人も話し、家族もまだ介助は必要ないと考えており、見守り等も行われていない。

「2.一部介助」

  • デイサービス利用時に、右手、背中など自分では洗えない部分の介助を受けている。

  • 背中や健側を洗う時に、介助を受けている。

  • デイサービスで入浴されており、1人で入浴可能である。手の届かない背中は部分介助を受けている。

  • タオルを渡し、指示すると手の届く所は自力で洗う。

  • 体の前側など、ごくわずかな部分は、自分でも行うがほとんど介助されている。

  • 一人暮らしのため、入浴・洗身は自立。右手の麻痺と背中の痒みの訴えなどから、十分な洗身が行われていないものと判断し

  • 手の届く範囲は自分で洗うが、握力が弱く不十分なため、介護者が背中などを介助している。

  • 本人にタオルを持たせても「なでる」程度しか行えないため、家族がその後洗っている。 

  • 本人も行うが、片麻痺があり不十分なため、介護者が後からもう一度洗っている。

  • 背中と両足のつま先は思うように洗えません。一人で入ると洗わないで出てきてしまうので、妻が見守りを行い、声をかけています。

  • 本人は「自分でちゃんとやっている」と話すが、調査に同席した○○町の娘からの話では充分な洗身は行われていない様子。独居で介護者もいないことから、能力勘案で「一部介助」を選択。

  • 手の力が弱く、スポンジで体を洗うことが困難なようであるが、一人暮らしのため誰の介助も受けていない。麻痺や本人の能力等を勘案すると"一部介助"に該当すると思われるので「2.一部介助」とする。

「3.全介助」

  • 訪問入浴を利用しており、全介助で洗身している。

  • 病院では車椅子で浴室まで行き、仰臥位で機械浴を行い、洗身も全介助である。

  • スポンジを持たせても、本人に洗おうとする意欲が無く、結局介護者が行っている。

  • 自分でタオルを握って洗うことができず、全介助している。

  • 本人にタオルを持たせてはいるが、洗身は全て家族が行っている。

  • 本人にタオルを持たせてもほとんど洗わないため、洗身は一緒に入浴している家族(息子、息子の嫁)が行っている。

  • 本人に体を洗うという意識がないため、看護職が全て行っている。

「4.行っていない」

  • 入院してから、入浴も清拭も行われていない。(介護職による居室での清拭のみ)

  • 入院後、発熱が続くなど状態が安定していなかった為、入浴行為は行っていない。介護士が清拭のみ行っている。

  • 家族も入浴介護をすることに不安があり、退院後、調査日まで入浴は一切行われていない。

(変更なし)

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