(6−4 介護者の指示への反応)
 

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特記事項 記入例

「1.介護者の指示が通じる」

  • 怪我をして、家族が通院を勧めても本人が頑固に抵抗し、指示に従わないこともあるが、指示そのものは理解しているため、自立と判断。 

  • 気分により、介護側の指示に反応したり、反応しなかったりする。指示する側も、本人の機嫌を損ねないよう工夫している。

  • 耳が遠いため、かなり大きな声でないと指示も伝わらないが、家族が工夫しているため、ほとんどの場合、支障ない。

  • 動作緩慢とともに、思考過程も少し時間がかかり、ワンテンポほど遅れがちである。また、言葉の語尾も小さくなりがちで、口の中で、もごもごとなる。 

「2.介護者の指示がときどき通じる」

  • 性格的にも人の話を聞いて考えず、自分本位に理解してしまうので他人の助言や意見を聞いて自分の考えを変えることができずらい。

  • 話をしても頷き、返答がないことがある。

  • 聞こえないふりをし、補聴器の調子が悪いせいにして反応を示さないことがある。

  • 看護婦からの聞き取りでは、全く理解をしていないわけではない。しかし、言葉が出てこないため、意思疎通が困難な面もみられる。簡単なことは理解しているようであると家族も言っている。

  • 介助者側の問いに、ちぐはくな答えが返ってくることがある。

  • 簡単な単語程度の指示には反応するが、言葉が長くなると全く反応しなくなる。

「3.介護者の指示が通じない」

  • 痴呆により指示は通りにくい。たまに説明を聞き入れることがあるが持続はしない。

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(変更なし)

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