各種検査
上部消化管内視鏡検査（胃カメラ）
口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
当院では鼻から入れる苦しくない胃カメラ（経鼻内視鏡検査）による胃がん健診などを行っております。
鼻から入れる胃カメラは、喉の嫌な反射がほとんどなく、会話をしながら検査を受診いただけます。
【次のような症状がある方は、胃カメラをお勧めします。】
胸やけ（じりじり、イガイガ、焼けるよう、胸が熱い・重い）
酸っぱいものが上がってくる
ゲップがよくでる
食べ物がのどに詰まった感じがする
のどのイガイガ、ヒリヒリ
しつこい咳
みぞおちの痛み（空腹時に強い）
吐血・黒色の便がでる
もっと詳しく（上部消化管内視鏡検査について 外部リンク：オリンパス）
※従来通り、口から挿入する検査（経口内視鏡検査）も可能です。
なお、ご希望により点滴による麻酔を行い、眠っている間に内視鏡検査（無痛内視鏡検査）を行うことも可能です。
下部消化管内視鏡検査（大腸カメラ）
肛門から内視鏡を挿入し、全大腸を観察する検査です。
日帰りでの大腸ポリープの切除を行っています。
【次のような症状がある方は、大腸カメラをお勧めします。】
便秘や下痢が続く
便が細くなった
血便が出た
便潜血検査陽性の方 ・以前、大腸ポリープがあった方
血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる方
痔のある方
【炭酸ガス送気装置を導入しております】
大腸内視鏡では腸管内に空気を送気して検査を行ないますが、検査後に「お腹の張り・腹痛」などの不快感が続くことがあります。
そのような苦痛を軽減するために当院では「炭酸ガス送気装置」を導入しております。
炭酸ガスは空気に比べ腸管内の生体吸収が早いという特徴があるため、内視鏡後の苦痛を軽減させることが可能になりました。
もっと詳しく（下部消化管内視鏡検査について 外部リンク：オリンパス）
CT検査
レントゲン撮影と同等の実効線量でCT検査が可能!
ﾚﾝﾄｹﾞﾝ検査では判別できない病変を正確に検査する為にCTを導入しています。
当院ではSIEMENS社製CT装置を採用、X線ｽﾍﾟｸﾄﾗﾑ変調技術により以前のCT検査に比べ、大幅に被曝線量を抑えることが可能となりました。
短時間でより精密な検査が行なえ、1.5㎜間隔で撮影することでﾊｲｸｵﾘﾃｨ画像を得ることができ、3D画像も同時に作成できます。
CT検査では、呼吸器疾患（肺がん、肺炎、肺線維症、慢性閉塞性肺疾患)・腹部の臓器の疾患（肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、前立腺などの病気）・頭部の疾患などの診断が可能です。
造影剤を使用した造影CTも可能です。
超音波検査
超音波検査は、レントゲンやＣＴ検査のような放射線による影響が全くない非侵襲的検査法です。
腹部超音波検査では、肝臓・胆のう・膵臓・脾臓・腎臓・等の状態を調べることができます。
心臓超音波検査では、心臓のあらゆる疾患の病態の診断に利用され、形態や機能、血流情報が得られます。
また、甲状腺や頸動脈の病態把握にも有用です。
超音波検査は予約制です。ご希望の方はお問い合わせください
