最終更新H17.9.4
エアコンフィルタの交換 CARMATE AIRDUCE FD401
なんだか臭い今日この頃。以前より気にはなっていましたが、何せDIYするにしてはショップで見掛ける「難易度=難しい=工賃高い」という評価が気になり、取り掛かれずにいました。
今回は、たまたまイエローハットで安売りしていたのと、500円の割引券が送られてきていたのに肩を押されて取り掛かってみました。
取付準備 ●材料と工具の確認
材料 CARMATE AIRDUCE FD401
・安心の3層構造で、防塵、脱臭、抗菌作用。
・レガシィ実車の写真入り取付説明書入り!!
・説明書に光り輝く以下の文字・・・・・・・ 
 
工具 ラチェット
エキバー(250mm)
ショートソケット(10mm)
内装外し
「+」「−」ドライバー
ティッシュ、タオル等
交換作業
左側

右側
●グローブボックスを外します。
というよりコレが全てです。後は楽勝です。やり方は2通り。
(1) ストッパーのピンをどうにかしてグローブボックスの中方向に取りはずす。
(2) グローブボックスの側面を内側にたわませて、ストッパーのピンを付けたまま手前に引き出す。
ということで、(2)で実施しました。

■注意点
(1) 相当な力を入れて内側に変形させないと外れません。かと言って力を入れすぎると割れると思います。
<変形の目安;ピンは1cm位かみ合っています>
(2) 必ず、グローブボックス内の間仕切りを外してから作業に掛かる。
●センターコンソール横のカバーを外します。
カバー(黄色部分)はグローブボックス右側面にネジ止め×2本、一番奥にネジ式のクリップの他、引っ張れば取れるクリップ×3で留まっています。+ドライバーと内装外しを使って外します。

○外れたカバーの裏面
写真右側が前方です⇒
がネジ式クリップ、がネジ、がクリップ
●グローブボックスを外枠ごと外します。
●がボルト×2、●がプラスネジ×6です。なお、ネジを外しても慌てて引っ張らないこと。左上部にグローブボックス内電球への配線が来ていますので、切断してしまう恐れがあります。


●グローブボックス左上部にある配線を外します。
上記でネジを外し、さあ外そう!とすると、左上に引っ掛かりが・・・。グローブボックスの電球への配線が突っ張ってしまっています。
なにせココの配線は余長が短いので、うまく手を入れて、電球部分を右に回して外します。そうすると少しコードが長くなるので、私はそのままグローブボックスを横に避けておいて作業しました。
完全に外したい場合は、左写真赤矢印の方角にコネクタが有るようなので、そこを外せば完全に外して車外へ出せます。

しかし、このガムテープはナンなんだ・・・。かっちょわるい内面を見てしまった。
●エアコンフィルターのカバーを開けます。
黄枠部分を手前に引いてカバーを開けます。下の方にツマミが付いているので、そこをつまんで手前に引く・・・「バギッ」。ツマミが折れた。。。
ここは、あまりツマミを意識せず、下側からガバッと行った方が良いみたいです。こんな感じで。(左のツマミ、折れてます・・・)
  
●エアコンフィルタを取出しフィルタだけ交換します
フィルタは枠ごと手前に引いて取出します。あとは、枠を再利用し、フィルタ部分のみ交換します。ちょっとフィルタの形状が違うのですが、なんとか入れ込みます。
その際、枠に書かれた空気の流れの方向と、フィルタ指定の方向とをあわせます。
枠に書かれた方向 フィルタに書かれた方向
●エアコンフィルタをセットして、全て元に戻し終了。
フィルタを戻す前に、折角開けたエアコンなので、目に見える部分は掃除しましょう。

なお、前項の写真でも分かるとおり、エアコンフィルタの部分には結構隙間があります。なので、どんなに良いフィルタを入れても、効果を100%発揮することは出来ません。。。
備考
●エアコンフィルタの汚れ
約24700km使用後 新品
・・・汚い。 当然キレイ。黒っぽく見えるのは活性炭。
●エアコンフィルタの形状の違い
AIRDUCE FD401 / 純正 枠にはめた時の隙間
純正は、紙の上にフィルタを盛ってある感じ(エアーズロックみたい)だが、AIRDUCEは箱型。 枠には、左記純正形状のフィルタ用に各所に引っ掛けるツメが出ており、どうしてもわずかな隙間が出来る。但し、それ以上に大胆に、エアコン本体フィルタ取付部分には隙間があるので、あまり拘っても仕方ない。
●その他
品番、合ってるの?? 憎きグローブボックスのピンの形状
微妙に「対応純正品番」と純正品に刻印された品番が違うのは、何故??
でも、カーメイトの適合表を見ると、この商品でOKと書いてある。
写真で言えば、上下にツメがあり、ココを押せばピンは外れます。が、どうやってココを押すか。薄いプライヤーみたいなものなら押せるのか。
ちなみに、ボックスの内側から無理矢理内装外しで外そうとしましたが、ちと無理でした。
作業時間 撮影しながらでも1時間ちょっとくらいで完了。
感想 ショップや、本商品取説で見掛ける「作業難易度=難」というのは、正確では有りません。「面倒くさい」が正解です。フィルタに辿り着くまで、ボルト2本、ネジ8本、クリップ3ヶ所、ピン2本を外さなければなりません。
エアコンの臭いはかなり改善ました。また、外気導入時の排気ガス等の臭いも抑えられています。
あの汚いフィルタを通った汚い空気を吸わずに済むというのは嬉しい限りです。

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