■8月27日(日)


 今春、すさまじいばかりの満開の花をつけた桜の木にも、紅葉が始まりました。この木は利根運河水辺公園近くの桜の木です。気温はまだまだ夏そのものですが、東葛地域の風情はすっかり秋ですね。私の東葛歳時記も、9月から2度目の秋がスタートです。


■8月27日(土)


 新大利根橋から見た、田中調節池の田んぼです。もうすっかり稲が黄金色になりました。左上に見えるのが利根川です。この新大利根橋ですが、夏の終わりの今頃、夕暮れ時を走ると最高に気持ちがいいです。とても涼しく、気分は完璧に秋です。


■8月16日(火)


 新大利根橋から布施弁天へ と向かう道を走っていると、前からパーンという乾いた音が聞こえてきました。まるで鉄砲の発射音のようですが、まさかこんなところで猟銃をぶっ放す人はい ないはずで、いったい何の音だろうと思っていました。ところが、今日耳元でパーンです。まさに鉄砲お発射音です。私も驚きましたが、田んぼにいたスズメも 驚いたらしく一斉に飛び立ちました。

 よく見ると、写真のような機械が田んぼの真ん中にあります。どうやら、ときどき鉄砲の発射音に似た音を出して鳥を驚かす鳥除けのようです。確かにスズメ が逃げるぐらいですから、効果があるんでしょうけど、近くを通った人間もマジで驚きます。驚いた拍子に一瞬ハンドルを取られて、ちょっと危なかったです。 農家の人に文句は言えませんが、ちょっと困りものですね。 





 今日は不思議な天気でした。私の住む流山市は今日、雨はほとんど降りませんでした。ところが、隣の柏市の北部、つまり利根川沿いのサイクリングロードから市街地北部は大雨だったようで、路面はすっかり濡れています。

 これだけならよくあることですが、雨が降ったところと、降らなかったところが極端でした。降ったところはずぶ濡れだったのに、わずか10mほど外れるだけで路面はカラカラに乾いています。まさに“局地雨”、夏の終わりの現象です。

 今、18時前ですが、部屋にはとても涼しい風が入ってきます。ヒグラシの鳴き声と、暮れ始めた青い空を足早に渡る黒い雲、夏まさに去らんとす、という感じです。


■8月13日(土)


 今日、手賀沼の南から注ぎ込む大津川沿いを走っていて、ふと田んぼに目をやると、もう稲の穂が出ているではありませんか。いつのまにか、秋の実りの季節 が近づいているのですね。そういえば、これまで季節違いの感があったヒグラシの鳴き声も、耳にしみるようになりました。そして、赤とんぼの大群に出くわす 機会も増えてました。まだ、暑い盛りですが、夏の中に小さな秋が生まれているようです。


■7月31日(日)



 利根運河の南岸、東武野田線の運河駅付近の桜の名所はすっかり夏草に覆われ、道すら見失ってしまいそうです。利根運河は真夏のこの時期、未舗装の南岸から眺めると本当に美しいです。

 ところで、MTBを持っていなかったときには、「早く舗装されてロードレーサーや折り畳み自転車で走れるようになるといいのに」と思っていましたが、この道をMTBで走るようになった途端、「いつまでも、このままにしておいてほしい」と思うようになりました。全く“立場が変われば、言うことも変わる”を地で行くような話です。これだから、自分は信用できません(苦笑)。



■7月23日(土)


 手賀農免農道から少し外れたところから見えるもう1つの手賀沼、「下手賀沼」の景観です。どうということのない小さな沼ですが、夏草の間から見ると、それなりに風情があるものですね。


■7月16日(土)


 関宿城の北側の利根川河川敷です。奥に見えるのは、河川敷の主である2本の大柳のうちの1本です。何の写真かと言うと、この写真と比べてください。流れ出た土砂の上に、夏草が生い茂ったのですね。当然と言えば当然ですが、自然の力はすごいものです。



 上の写真と反対側、大柳の方から利根川を撮った写真です。以前、ここは、ちょっとした広場でした。例の艀(はしけ)も完全に消滅していました。




 今日も先週に続いて関宿城に行きました。その関宿城から利根川サイクリングロードを南下しての帰宅途中、利根川の河川敷で、こんな奇妙なものを見かけました。最初、丸太かコンクリートかと思ったのですが、よく見ると草のロール巻きです。それが20個ほど、あちらこちらに転がっていました。

 最初、何でこんなものがと思ったのですが、どうやらコンバインかなんかで草を刈って、その刈った草を丸めて置いてあるようです。まあ、本当にそうなのかはよく分かりません。ちょっとシュールな光景です。


■7月9日(土)


 久しぶりに“北”を目指しました。江戸川サイクリングロードで関宿城を目指し、戻りは利根川サイクリングロードで南下するコースを取り、90kmほど走りました。日曜日は雨の公算が高いため、今日は2倍走っておこうと思ったからです。

 帰宅あと一歩のとこで大雨にやられました。もう5分早く帰宅すれば事なきを得たのですが、残念です。しかし、今日のようないつ降るか分からないような天候のときは、空気が美しいですね。私は大好きです。

 そして、こんな天候のときは、ツバメと“友達”になれます。雨が迫っていると、ツバメのえさとなる昆虫は高く飛ばないので、ツバメも低く飛びます。そうすると、川の土手を走っている私の高さあたりをツバメが飛びことになります。

 それにツバメの飛ぶスピードは、自転車とほぼ同じ。ツバメと同じスピードで自転車を走らせていると、なんかツバメと一緒に飛んでいるような気分になれます。これは、以前からの梅雨時の楽しみです。



■6月25日(土)


 手賀沼サイクリングロードでねぐらへ帰る鳥(スズメ?)の御一行様を見かけました。200〜300羽ぐらいの大集団でした。時間は18時 45分ごろ、まさに太陽が西に沈む直前です。どこへ帰るのかなと思っていたら、この後すぐ目の前を横切り、手賀沼の葦の茂みの中に、あっという間に吸い込 まれていきました。




 いつもながらの手賀沼サイクリングロードの日没です。場所は手賀沼の東端のところで、アマチュアカメラマンの撮影のメッカです。この季節は太陽がかなり北側にいるために、南岸のサイクリングロードから見ても、太陽は手賀沼に沈みます。それでも、ちょっと不思議ですね。


■6月19日(日)


 どんよりとした梅雨空の下に広がる手賀川です。手賀沼の東に伸びる手賀川を、手賀沼サイクリングロードの現時点での東端、浅間橋 から眺めた風景です。実は、私はここからの眺めが結構気に入っています。四季折々、それぞれ趣がありますが、こんなどんよりとした天気の日の情景が一番好きです。


■6月18日(土)


 昼でも灯っている電柱の蛍光灯、そして、その周りをひらひらと舞うモンシロチョウ----。松戸市の南部、 矢切地区の傾斜林の西側を走る小道で、「ここがあの雑然とした松戸の一部か」と思うほど、静かな緑の道です。先週、発見した2kmにも満たない小道ですが、最高に気に入りました。傾斜林の丘を登ったところには、野菊の墓文学碑のある西蓮寺がありますので、ちょっとしたポタリングも楽しめます。

 行き方は、まず江戸川サイクリングロードを南下すると、市川市に入ったところで、いったんサイクリングロードが途絶えます。そこから一般道を北上する と、やがて道は広くなり北総線の陸橋のところにたどりつきます。そこから右折できそうな小道を入ると、目的のこの道にたどり着きます。



■6月12日(日)


 松戸市の南部、市街地化した周りから取り残されたかのように田園が広がる和名ヶ谷(わながや)の主ともいえる大木です。今日は梅雨入りしたというのに、よく晴れました。ちょうど正午、真上からの太陽の日を浴びて、この主の木は美しく輝いていました。


■6月11日(土)


 本当に梅雨の時期の天気予報は当てになりません。2〜3日前の天気予報では東葛地域は土日も雨。「こりゃ走れないな」と諦めていたのですが、今日の天気 は曇り、昨日までの雨で濡れた路面も乾きましたので、MTBのAttitudeXにマッドガードを付け、一応雨対策をして出かけました。

 写真は江戸川サイクリングロードを松戸市の南部まで下ったところ、「矢切の渡し」で有名な矢切地区の風情です。矢切地区は田園地帯なんですね。目の前に広大な農地が広がっています。他の低地と違い、この辺りは畑作が中心のようですね。ただ、松戸市はほとんど市街地化されていると思っていましたので、ちょっと驚きました。

 この辺りで雨にやられました。そして、 その直後に晴れ間がのぞくという忙しい天気です。雨模様の日は風景が湿り気を含んで、光が複雑で美しいです。路面に雨水さえ溜まらなければ、結構楽しめま す。


■6月4日(土)


 梅雨が目前に迫って、自転車で走れる日も少なくなりそうです。天気予報では今日もきわどかったのですが、午前中は薄日が差しました。自転車で走るには貴重な時間です。今日もAttitudeXを使い、新川耕地、利根運河南岸(未舗装)、田中調節池の土手を目指しました。

 江戸川サイクリングロードから新川耕地へ降りて行く、まさにそのとき、カッコーの鳴き声。鳴き声の主は江戸川の対岸の雑木林の中にいたようです。久しぶりに聞く「カッコー、カッコー」ですが、とても心地よい音色ですね。



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