■8月26日(土)


 これは昨日撮った写真ですが、小さなひまわりとコスモスが一緒に咲いていました。場所は、手賀沼に注ぐ大堀川の河口近く、手賀沼サイクリングロードの対岸の遊歩道です。誰が植えたのか知りませんが、夏から秋への季節の変わり目の風情です。

 本当に夏の終わりですね。とういうか、もう初秋と言ってよいかもしれません。田んぼの稲もすっかり実り、ほんのりと黄金色してきましたし、実りの自重で倒れた稲も見受けられます。そういえば、このひまわり、太陽に背を向けて北側を向いていました。コスモスは光の方を向いていたのですが・・・。



■8月15日(火)


 10時頃、いつものように、手賀沼サイクリングロードに柏ふるさと公園辺りから入ろうとすると、サイクリングロードの中にも自動車の列、サイクリングロードが臨時駐車場となっていました。最初「なんじゃ、これは!」と思ったのですが、すぐに思い出しました。今日はは毎年恒例の『手賀沼ジャズフェスティバル』の日でした。

 会場の柏ふるさと公園には特設ステージが設営され、公園内にはパラソルの花が咲いていました。私はジャズはそんなに好きではありませんし、炎天下でじっとしているのは耐えられません。自転車で走るなり体を動かしているのならよいのですが、1カ所でじっとしていると気が狂いそうになります。フリーマーケットも併設され面白そうだったのですが、私はとっとと逃げ出すことにしました。

 それにしても、この手賀ジャズ、今年で10年目だそうです。ジャズがお好きな方には楽しいイベントなんでしょうね。もはや手賀沼の夏の終わりの風物詩といったところでしょうか。

 さて、今日は15日に引き続き、大津川流域を南下しました。そして帰り12時過ぎぐらいに、強烈な雨に遭遇してしまいました。「こりゃ、たまらん」と雨宿りをしましたが、雨に濡れる田園風景は良いですね。とても静かな気分にひたれます。

 雨は15分ぐらいの通り雨でしたが、雨が収まって手賀沼へ戻ろうとしてビックリ。ほんの10分も走らないうちに路面はカラカラ状態に。全くの局地雨だったのですね。



■8月15日(火)


 この日は台風の影響で、天気が安定しませんでした。ただ東葛地域は、朝と夕暮れ時に激しく降ったほかは、雨は降ったり止んだり。路面も乾いていたので、正午ごろにロードレーサーで手賀沼から大津川流域へと出かけました。

 こんな日は、空が主役ですね。雲の流れが速く、晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと、くるくる変わる空模様は結構面白かったです。写真は手賀沼サイクリングロードで手賀沼を背にして撮ったものです。これではよく分かりませんが、写真の真ん中を境に左側、つまり東側は大粒の雨が降り、右側は薄日が差していました。雨の移動が目で見える珍しい情景でした。


■8月5日(土)


 手賀沼の花火大会の朝、手賀沼方面をロードレーサーで走りに行きました。そして驚きました。朝から花火見物の場所取りが始まっているんですね。花火の打ち上げ台近くを8時前に通過したら、ちらほらと場所取りらしき人がシートを広げていました。サイクリングロード上には、ガムテープで場所取りしてあり、それぞれガムテープで人の名前が書いてありました。

 そして、9時過ぎに再び打ち上げ台の近くに戻って来た時は、既に写真のようなありさまです。夏の日差しは朝でも猛烈で、写真を撮ろうと立ち止まると、猛烈な暑さで死にそうです。そんな中、ここにいらっしゃる皆さんは、場所取りのため陣取って夕暮れを待ったのでしょうか。熱中症で倒れた人がいなければよいのですが。

 ちょっと驚きでした。


■7月30日(日)



 今年の夏は「夏」ではなく「雨季」と呼ばれることになるかもしれないなと思ったほど、梅雨がなかなか明けてくれませんでしたが、ようやく東葛地域にも気持ちの良い青空がのぞきました。今日も先週同様、休日出勤を強いられましたが、午前中にどうしても行きたかった「はす祭り」を訪ねました。

 EASTさんに教えていただいたお祭りですが、いやぁローカルですねぇ。朝6時からやっていたそうですが、私が訪れたのは10時頃。近所のオジサン、オバサンが手作りで作り上げているイベントという感じでした。食べ物も値札はあったのですが、「料金はいくらでもいいよ」だそうです。私は、こういう雰囲気が大好きです。ただ、生ビールを用意して、酒飲みの自転車乗りを誘うのはやめてくれ!って感じです(笑)ローディさんたちも誘惑に負けなかったでしょうか。

 さて肝心の蓮の花ですが、木道あたりでは、花が少なかったです。蓮の花はそんなに長く咲いていないのか、3つほどしか見つけることができませんでした。でも一輪、見事な花が咲いていました。その傍らの木道では、その花を水彩で描いてらっしゃる方がいました。恥ずかしながら、私も随分前に絵を描いていたので、その頃の思い出がよみがえる、よい風景でした。

 どうやら今年は、蓮の花は少ないようです。木道で昨年も来たというオジサンに話を聞くと、今年はかなり少ないとのことでした。やはり“雨季”が長引いた影響でしょうか。ただ、木道以外のところ、特に木道のすぐ東側では、蓮の花が結構咲いていました。サイクリングロードから見るしかないので、遠くにしか見えませんが、あちこちに蓮の葉の間から大輪の花が顔を出し、それなりに華やかでした。

 木道付近に花が少ないとなると、この蓮見船には是非乗りたいところです。ただ、30分ほどの“船旅”だそうで、待ち時間も入れると1時間ほどかかります。うーん、今日はこれから仕事。泣く泣く断念しましたが、船に乗る皆さんは楽しそうですね。羨ましい! 来年こそは、です。



■7月22日(土)


最近マイブームの岡発戸ルートで、こんな群生を見つけました。同じルートを走っていたYzさんは、道を横断するカブトムシに出会われたそうですが、私は「きのこの山」に遭遇しました(笑) 場所は岡発戸市民の森です。

 一昨日の雨でぬかるんでいるにもかかわらず、この森にMTBのAttitudeXで入ってみました。そうすると森の奥、道の真ん中に、奇妙な植物がいっぱい生えています。「なんだろう」と思って、よく見ると、こんな小さなきのこがびっしりと生い茂っていました。

 このまま走って踏み潰すのも申し訳ないので、写真を撮って引き返してきました。ちょっと美味しそうなきのこでしたが、食べるとヤバイのでしょうね。それにしても、この森はやはりディープで面白いです。

 ただ立ち止まると、猛烈な数のやぶ蚊が襲ってきます。写真撮影に要した時間はわずか1分程度。しかも、足をばたつかせて蚊を近寄らせないようにして撮影しましたが、手足に5カ所もさされて、ほうほうのていで退散しました。なぜ、この森は公園なのに、いつも誰もいないのか、その理由がよく分かりました。



■7月16日(日)


 手賀沼の蓮の大群生に、花が咲きました。実は前日の土曜日に初めて花を見つけたのですが、手賀沼サイクリングロードを走ったのが午後のため、花びらは閉じていました。で、今日。朝、と言っても10時頃ですが、もう一度見に行ったら、昨日見つけた花は大きく開き、美しく咲いていました。その横で、咲いたばかりの花が1つ。こちらは、とても可憐です。

 7月30日は「はす祭り」があるそうです。いよいよ“遅咲き”の手賀沼の蓮も、花の見ごろを迎えます。


■7月1日(土)


 東葛地域は昨年と同様、今年も本格的な梅雨にもかかわらず、週末には自転車で走れるというラッキーな状況が続いています。今日は休日出勤だったので、出社の前に軽く手賀沼を周遊しました。

 手賀沼で最近気になるものはといえば、この蓮の大群生。手賀大橋を東にしばらく走って、サイクリングロードが北東に向きを変えた辺りです。少し前まで、睡蓮のように水面に浮かぶ葉だけだったのに、どんどん茎が水上に伸び、今ではこんなに生い茂っています。去年より群生の面積が広がったようで、なんかすごいことになってきました。

 蓮といえば、今が花の季節です。あちらこちらで蓮の開花がニュースになっています。しかし、この手賀沼の蓮、花どころか、つぼみも全く見当たりません。どうも話を聞くと、手賀沼の蓮はおくてのようで、7月中旬以降に花をつけるそうです。

 そう言えば、私は手賀沼の蓮の花をまだ見たことはありません。「何でだろう」と思うくらい、今まで無視していました。せっかく立派な木道も整備されていることですから、今年こそ、淡い赤紫の美しい花を観賞したいと思います。蓮の花は朝だけ開くと聞きますから、早起きして見に行くことにしましょう。

 ちなみに、写真は昨日撮ったものです。蓮の葉の向こうに見えるヨットの白い帆が、美しいコントラストでした。ヨットはちょくちょく見かけるので、「なんで手賀沼にヨットが浮かんでいるのだろう」と不思議でしたが、不勉強でした。なんでも設立20周年を迎えた「アルバトロス・ヨットクラブ」の船だそうです。ホームページを見つけましたが、地域社会への貢献を掲げるNPO法人さんでした。



■6月17日(土)


 この土曜日、関宿城に向かって走った時、久しぶりに水没風景を見ました。江戸川河川敷は、極めて水没率が高いのです。ちょっと雨が降るだけで、簡単にこんな状態になります。これから台風の季節まで、何度かこんな風景に遭遇することでしょう。

 写真の木は、どうやらサッカー場に植わっている木のようです。人が水の中に一本足で立っているようで、とてもユーモラスです。サッカー場を使おうとした人たちには災難なので、あまり面白がってはいけませんが、河川敷は水没を前提に管理されています。ですから、水没した以上は、その非日常な景色を素直に眺めても構わないでしょう。

 ところで、流山市北部の江戸川には、随分見かけない船が多数停泊していました。松戸市や市川市あたりによく見かけるレジャーボートなどですので、こんなところにまで避難して来たのでしょうか。これは、よく分かりませんね。



■6月4日(日)


 「水道橋あたりの麦畑が実ってきていますよ」と、きさらぎさんにコメントを頂いたので、そうか麦秋か!と、さっそく見に行きました。これから育つ瑞々しい水田の稲の横で、黄金色した麦が風に吹かれて、ゆらゆらと揺れていました。ちょっと不思議な光景でした。

 水道橋というのは、手賀沼の東端から手賀川南岸のサイクリングロードを走って最初に出会う橋です。その北側に麦畑が広がっています。麦秋は麦の収穫の時期のことで、6月上中旬です。ですから、来週末ぐらいまでは、この麦畑を見れるかもしれません。麦秋、季節はまさに初夏ですね。

 ただ、初夏だ!と言っても、まだ梅雨の前。それに、この季節は私にとって第二の花粉症の季節なので、心は弾みません。ちょうど今、カモガヤというイネ科の植物が花粉を飛散しています。私は、この花粉にはスギ花粉以上に反応するのです。といっても、飛散量が少ないですから、普段は平気です。ただ、自転車で走ると、やはり来ます。その意味では花粉を洗い流してくれる梅雨の季節が、待ち遠しいです。

 ところで最近、にやたらめったら出会います。今日も、例の傾斜林のところを走っていたら、雉のつがいに出会いました。実は、昨日も新川耕地の道をメスの雉がうろうろしていました。今年になって5〜6回出会っています。昨年までは、1年に一度会ったらいい方だったのに、これはいったいどうしたことでしょうか。

 ひょっとしたら、つくばエクスプレスが開通した関係で、東葛地域の生態系が少し変わってしまったのかもしれません。これまで「あっ、雉だ」と喜んでいたのですが、少し気になってきました。


■6月3日(土)


 新緑の季節から初夏にかけて、森や林の緑がとても美しいです。利根運河北岸にある東京理科大学の理窓会記念林自然公園は、紅葉が見事ですが、この季節も涼やかで心が洗われます。凛とした生命の力を感じる静かな佇まいでした。



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