【グリップのカットについて】
MTBのAttitudeXにバーエンドバーを取り付けるために、グリップの端に穴を開けました。今までは、グリップをの先端をカッターで切っていましたが、なかなかきれいに切断することができませんでした。そこで今回は、サイクルベースあさひが推奨する「どつき法」を採用してみました。
ハンドルに装着された状態でグリップを、ゴムハンマーで“どつき”ましたが、本当に簡単にハンドルの直径に合わせてグリップに穴があきました。もうビックリです。しかも、きれいな仕上がりです。
私のPadific-18のように、ハンドルの長さをきりつめている場合、バーエンドバーを付けるためにグリップを短く切断する必要があります。従って、どつき法は不向きですが、MTBの場合長めのハンドルを使うため、この方法は極めて有効ですね。
【ハンドル/バーエンドバー】
MTBのAttitudeXのハンドルを58mmにカットし、折り畳み自転車のPacific-18で使っていたパザッツのカーボン製バーエンドバーを 取り付けました。Pacific-18に付けていたときはイマイチでしたが、AttitudeXに付けると、見た感じはなかなか良いですね。しかも、握っ
た感触がとても良く、カーボン製なので冬でも冷たくありません。ようやく、このバーエンドバーも落ち着き先を見つけたようです。
【カーボン製のバーエンドバーは崩壊過程に】
MTBのAttitudeXに取り付けたパザッツのカーボン製バーエンドバーは、すぐに崩壊過程に入っています(笑)。やはりカーボンは、ぶつけるとダメですね。しかもエンドバーは乗る度にどこかへぶつけます。
傷だらけになるのはいいのですが、カーボンは傷が付くとささくれ立ってきます。エンドバーは手で持つところですので、これは気になります。果たして半年持つかどうか。でも、このエンドバーは私にとってはとても持ちやすいので、次もこれを買う可能性は大です。
【ステムの交換】
ステムを、ボントレガーのものからITMのミレニアムMTBステムに交換しました。ボントレガーのステムは115mmで、私には少し遠い感じでしたので、90mmのステムを探していました。デザインが最も私の好みだったので、ミレニアムを選びました。
このステムは他のステムと違い、ロゴが上下に付いています。ひっくり返してもロゴが逆さまにならないようにするためだそうです(実際、私はひっくり返し
て、つまり80度の角度で使っています)。ところが、ロゴが上下にあることが災いして、イマイチ不人気。横にロゴがないので、安っぽく見えるらしいです。でも、私はこれがいいと思います。シンプルで美しい。妙な自己主張がないので、自転車の雰囲気をこわさないところがよいです。ロゴの位置は、実に奥ゆかしく感じます(笑)。
ただ値段はなんで、こんなに高いのでしょう。セール品を買いましたが、元の値段は12000円以上になっていました。他のステムについても言えることですが、ステムに1万円前後の金をかける意味はないと思います。ミレニアムはCNC加工で軽量化を図ったといいます。しかし、数十グラム単位の軽量化と、この値段とではつり合いません。デザインさえ好みに合えば、3000〜5000円のステムで十分でしょう。
【カーボンのコラムスペーサー】
AttitudeXのステムを交換したついでに、コラムスペーサーをカーボンに替えました。カーボンのバーエンドバーに合わせた、単なるドレスアップです。でも付けてみて、カーボンのスペーサーに意外なメリットがあることが分かりました。
このAttitudeのようにフォークのコラムが長めだと、スペーサーを何枚も入れなくてはならず、見た目もスペーサーだらけになってしまいます。とこ
ろがカーボンですと、スペーサー同士の境がほとんど目立たず、全体で1枚のスペーサーのように見えるため、とてもスマートな感じになります。まあ意外なメ
リットといっても、見た目にすぎませんが。
ところで、ハンドルの高さはまだ高い感じです。
【ハンドルの交換】
勢い余って、AttitudeXのハンドルも交換してしまいました(笑)。導入したにはプロファイルのカーボンバー、Solar-XCで59cmのもの
です。もう少し短い方が良かったのですが、このロゴの愛らしさに負けました。カーボンもテカテカに光っておらず、渋い感じで素敵です。両端にアルミのリブ
を内部しているため、バーエンドバーも付けることができます。
やはりカーボンバーは振動吸収性があって、いいですね。アルミのハンドルでは長時間走ると手がしびれてきますが、こいつなら2〜3時間続けて走っても全く平気です。随分快適なライディングが楽しめるようになりました。
【ステムとスペーサーを上下ひっくり返す】
AttitudeXのステムとコラムスペーサーを上下ひっくり返して、ハンドルのポジションを2cmほど下げました。これで探していたポジションが、ようやく出ました。
しかし、スペーサーはステムの上に積み上げても構わなかったのですね。恥ずかしながら全然知りませんでした。折り畳み自転車のPacific-18はス
ペーサーを使う余地はないですし、ロードレーサーも購入したショップでポジションを出してもらいましたので、この辺りはいじったことがありませんでした。
やはり、自転車はいじってみないと、何も分かりませんね。そういえば、ロードレーサーを改めて見ると、ステムの上にスペーサーが乗っていました。
でも、スペーサーをステムの上にするのは、ビジュアル的には美しくないですね。最終的には、やはりフォークのコラムを短くするなど、ちょっと考えてみたいです。
【コラムスペーサーに赤の差し色】
ステムを下げるためにコラムスペーサーと入れ替えましたが、どうもステムの上に乗るスペーサーの厚みが気に入りません。コラムを少しカットしようかとも思っていたのですが、もしやと思って赤のスペーサーを入れてみました。
うーん、なんかいいんじゃないですか。適度な差し色にもなっていますし、スペーサーの厚みも気にならなくなりました。当分はこれで行きましょう!
【アヘッドキャップの交換】
都内のショップをのぞくと、ITMのミレニアムのアヘッドキャップが420円で売っていました。MTBのAttitudeXのステムにミレニアムを使っ ているので、ちょうどいいやと買ってしまいました。実は、アヘッドキャップを取り替えると、ボントレガーのパーツとは完全におさらばです。同じトレック系なので、KLEINのバイクにはボントレガーのパーツが標準装備です。AttitudeXでも、ステム、ハンドル、サドル、シートポス ト、クランクセット、ホイール、そしてアヘッドキャップがボントレガーです。それを片っ端から交換しました。
ところで、このアヘッドキャップ、どうってことのないデザインですが、付けてみると結構派手ですね。嫌いじゃないです。420円でがらっと雰囲気が変わりましたので、これはこれでお買い得だったですね。
Kingのヘッドパーツを導入した関係で、今はアヘッドキャップにもKingを使っています。
【ヘッドパーツの交換】
さりげなくKingです(そうでもないか、笑)。軟弱なヘッドパーツなら壊れるような山なんか走ったことのない、軟弱な私ですから、ヘッドパーツを交換するなんて、おこがましいと思っていました。でも、皆が激賞するChrisKingは、ビジュアルがド派手で、かつ美しい。遂に物欲に抗しきれず、メンテついでにKingを導入してしまいました。
で、本当にAttitudeXのハンドル周りがド派手になりました。Kingの存在感は圧巻ですね。とても良いです。この質感はたまりません。ただ、カーボンスペーサーとの組み合わせは、少しうるさいような気も。普通のスペーサーの方がよいかもしれませんね。さて性能ですが、当然のことながら、全く分かりません(苦笑)
Kingの本領は他のヘッドパーツが壊れるような局面でも、大丈夫なところですから、これは永遠に分からないかもしれません。
【コラムスペーサーに白の差し色】
白いサスと白いサドルを導入するにあたって、小細工、いや、ちょっとした工夫をしてみました。白のコラムスペーサーを1枚入れてみたのです。こうすると、白のサドルと同じ高さに、同じ白が入る。これで、サドルの白が浮いた感じにならず、うまく全体と調和してくれました。まあ、そう思っているのは、私だけかもしれまぜんが(笑)
■ハートレートモニター付サイクルコンピュータについて
キャットアイのハートレートモニター付のサイクルコンピュータ「CC-HR200DW」です。AttitudeXにとりあえず付けたサイクルコンピュータ(やはりキャットアイ製)がそろそろ寿命なこともあり、都内のショップで購入しました。
しかし、この製品の価格は定価の半値近く、なんでこんなに値崩れしているのでしょう。キャットアイのハートレートモニター付のサイクルコンピュータは、どうも信頼性に難ありで、ロードレーサーに付けている腕時計型のモデルも最近、心拍数の測定が不調です。世間の評判も芳しからずで、この製品もちょっと心配です。ただ、デザインは気に入っており、AttitudeXに付けたらきっと似合うでしょう。
で、AttitudeXに取り付けました。もともとロードレーサーに取り付けることを前提にしているので、こんな位置です。山を走っていないのがバレ
バレですが、実際そうなのだから、まあいいかです(苦笑)。でも、この位置に付けると、とても見やすく、かつカッコイイです。
ハートレートモニターは、胸に心拍センサーを付ける関係で面倒くさいのですが、心拍が測れるといろいろと面白いですよ。しかも、これはカロリー計算もし
てくれるので(アバウトですが)、とても励みになります。それに、この 心拍センサーは同じキャットアイですから、ロードレーサーに付けている腕時計型のモデルでも使えます。心拍センサーは大きくて違和感がありましたし、最近調子が悪かったので、兼用できるのはとても助かります。
ところで、この心拍センサーを取り付けるバンドは、速乾性でグッドです。肌に直接付けるものなので、日々の洗濯は欠かせませんが、ものの5分で水分が切れ、一発で乾きます。これは助かります。後は、少なくとも3年はまともに動いてくれるといいのですが。
【電波干渉に弱すぎるハートレートモニター】
「CC-HR200DW」は、ちょっと問題ありです。というのも、走行中に度々“臨死体験”をさせられるのです。
CC-HR200DWはスピードと心拍の両方のセンサーがワイヤレスになっていますが、心拍の方が外部の電波やノイズに極端に弱いのです。
40〜50kmも走れば、4〜5回程度は心拍センサーの電波を拾えなくなり、心拍数ゼロになってしまいます。最初は故障したのかと思いましたが、いつも同
じ場所でゼロになるので、他の電波と干渉しているのですね。
一方、スピードの方が影響を受けることは全くありません。キャットアイとしてはスピードの測定を優先したのでしょうけど、心拍の方がこんなにダメなのは
問題です。私は、心拍数を参考程度に見ているだけですが、ロードレーサーに付けて本格的なトレーニングに使おうとすると、場所にもよりますが、実用に耐え
ないでしょう。
デザインは好きなんですが…。価格が定価の半値近くに値崩れしている理由が分かったような気がしました。