ネットワーク雪の里 が学校給食業務を受託する意義




 行政改革の一環で学校給食の民間委託が全国的に進んでおりますが、PTAや諸団体から民間業者の
利益の追求による給食の質の低下や安全性の確保を危惧する声が多く出されおります。

NPO法人雪の里は、学校関係者・PTA・調理員・生産者・納入業者等で組織され、学校給食を取り
巻く諸問題を解決していきます。


 NPO法人雪の里は、学校給食受託を期にさらなる会員の拡大により、「生産者−食材納入者−
調理する人−食べる人」等学校給食に関わる各層の方々参画していただき、お互いに学校給食への
理解を深め意見を出し合うことによって、良質な給食の提供を実現します。


 地域の将来を担う子供たちが、給食が大勢の人たちの協力のもとになりたっていることを理解する
ことにより物の大切さ、生命の大切さ、地域を愛する心などを育むことができます。

私たちNPO法人雪の里は会員一丸となって、地域の子供たちの健全育成に努めていきます。






 十日町市は行政改革の一端として、文部科学省からの合理化通達にある「人件費等の経営経費の適正化」を
はかるため学校給食業務の委託を行ないました。
この受託団体として最もふさわしいと思われるのは、NPO法人と思われます。

なぜなら、NPO法人は最小経費での運営を本分とし、活動によって得られた剰余金を構成員(理事・社員)に
分配しない非営利団体だからです。


 昨今、学校給食の環境を巡って様々な問題が指摘されています。これらの問題に対処するため、
給食提供者(調理員)と受給者(教諭、児童・生徒)、準受給者(保護者)との正しいコミュニケーション
がとれる環境を作り出そうとしています。

 NPO雪の里では、趣旨に同意いただければ正会員として気軽に(会費のみで出資金を必要としない)
加わっていただくことにしています。調理員や食材納入者、保護者を代表するPTA、学校関係者、生産
者などなら積極的に加わっていただき、ガラス張りで様々な人の意見を取り入れた民主的な運営を目指
しています。


 調理現場に責任者を置くことで、調理・配送に関わる権限を大幅に現場に委任しています。
それにより、教育委員会・給食センター長及び栄養士からの指示を直接受けることが可能となり、
会社を通す場合より効率的に迅速に対応できます。


 調理業務の受託から学校給食から派生する様々な活動や諸問題に、市行政と共に取り組むことが
可能になっていくと考えられます。

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