【ホイール/タイヤ】
ホイールは寺田商会さんに組んでもらい、ブラックを基調にした精悍な足回りにしました。最近はBD-1用の完組みホイールも登場し、特にアレックスのA-CLASSがブラックホイールとして人気ですが、私のホイールは手組みならではの味があります。
ハブはシマノのロード用の105です。当初、MTB用のXTを使おうと思ったのですが、「XTよりグレードが落ちても、ロード用の105の方がよく転がるよ」との寺田さんの一言で、たちまち105に宗旨替えしてしまいました。結果は大正解。細身のハブが洗練されていて美しいです。XTや完組みでは、こうはいきません。
リムはアレックスのDA16。これは定番ですね。それにブラックスポークを使って組み上げてもらいました。タイヤも当然、シュワルベの「STELVIO(ステルビオ)」です。ブラックホイールに細身のタイヤの組み合わせは、やはり最高ですね。
【STELVIOが安っぽくなりました】
昨日、折り畳み自転車のPacific-18のタイヤを交換しました。フロントのタイヤに開いた大きな“穴”が原因でパンクしてから2カ月。「ヤバイな」と思いつつ面倒くさいのでそのまま使っていましたが、ついにフロントのタイヤを交換しました。
タイヤはこれまで使っていたのと同じ「STELVIO(ステルビオ)」です。でも、自転車ショップで買ったときに「何かが違う」と思いました。そして、古いタイヤと比べてみたところ、ロゴが随分シンプル、もしくはダサくなっていることに気が付きました。
しかも、トレッドパターンも違います。その微妙な違いは体感できるほどのものではありませんが、一言で言えば全体的に安っぽくなった印象です。とはいえ、Pacific-18の18インチホイール用のタイヤのうち、STELVIOを超えるものはありませんから、選択の余地なしです。仕方ありませんね。
【タイヤの着脱/チューブの交換】
スローパンクしていたPacific-18の前輪のパンク修理をしました。なかなかチューブを購入する時間がなく放置していたのですが、 ようやくシュワルベのチューブを入手したので、チューブ交換しました。Pacific-18のタイヤにはシュワルベのステルビオを使っていますが、これに
対応するチューブは不思議なことに18インチと16インチの兼用です。
さて、タイヤのステルビオのサイズは1 1/8インチですから、ロードレーサーのタイヤ表記で言うと28Cというところでしょうか。小径車用としては最も細身で、こぎが軽くスタイルもエレガント
なのですが、タイヤの着脱はとても大変です。18インチのため遊びが少ないこともあるのでしょうが、タイヤレバーでなかなか外せません。
そこでタイヤレバーを写真のように、同時に3本差し込み(実際はもっとタイヤレバーの間隔が詰まっている必要があります)、まず真ん中と片方の端のタイヤレーバーでビートをリムの外に出し、あとは残りの1本でエイ
ヤーとビートをさらに外しました。これでビートの外れた部分が多くなり、なんとか残りのビートをリムから引っぺがすことができました。
この後チューブを交換し、タイヤのビートを元に戻す。ビートがなかなか入らない、チューブがはみ出てしまう、などなどで、これも結構時間がかかりまし
た。後輪のパンクのときよりも大変だったですね。結局1時間ほどかかってしまいました。ステルビオというタイヤ、何もないときはいいですけど、トラブル時
にはやはり辛いタイヤですね。
【リアのスペーサーについて】
Pacific-18やBD-1のリアのエンド幅はMTBと同様、135mmあります。一方、ロードレーサーは130mm。ロード用の105のリアハブも当然、エンド幅が130mmなので、5mm足りません。このため、ハブの左側に5mmのスペーサーが入っています。その分、ホイールは右へ5mmオフセットされる形となります。チェーンラインを適正に維持するために、このように右にずれるのが正しいのです。走りにも影響はありません。
【クイックレバー】
クイックレバーはタイオガのピン型レバーのものです。そのピンはシートクイックと共有できるので外してあります。防犯の効果がありますし、見た目もすっきりしました。購入した製品はロードレーサー用だったらしく、リア用が短かく、そのままでは使えませんでした。失敗したと思ったんですが、台座の部分を外し、大型のワッシャーを台座の代わり入れると長さがピッタリ。ホイールもしっかり固定できています。
【クイックレバーの交換】
折り畳み自転車Pacific-18のホイールのクイックレバーを、永く使っていたタイオガのピン型レバーから、コントロールテックの製品に取り替えました。タイオガのピン型レバーはMTBのAttitudeXでも使っていたのですが、固定力に難ありで後輪が脱落するトラブルが発生しました。それを機にAttitudeXもPacific-18も、このピン型レバーを全廃した次第です。
さて、コントロールレバーのクイックレバーですが、カーボン製で独特の形状です。実は、Pacific-18ではバーエンドバーにも、コントロールテックのカーボン製のものを使っており、クイックレーバーも同じコンセプトの製品で統一してみました。固定力はもちろんしっかりしており、これなら安心です。
クイック2 Pacific-18では、スタンドを付けている関係で、レバーを自転車の右側にもってきています。後輪の方はちょっとうるさくなるかと思ったのですが、SRAMのXOリアディレーラとうまくマッチして良い感じです。
ところで、このPacific-18では、クイックレバーのシャフトの長さが問題になります。というのも、フロントフォークのエンドが恐ろしく安物で、ママチャリのエンド並の厚みしかありません。そのため前輪のクイックレバーは、シャフトの長さが余ってしまいます。一方、後輪のクイックレバーの方は、スタンドを取り付けた分、シャフトの長さが足りません。
このため、前輪の方は大型のワッシャーを挟み込んで、長さを調整しました。後輪の方はクイックレバーの台座を外し、やはりワッシャーを挟み込んで固定してあります。固定力に若干問題が出てきそうなやり方ですが、タイオガのピン型レバーも同じ方法で取り付けていましたので、まあ大丈夫でしょう。
ものすごい小ネタを一つ。私が所有している3台の自転車には、アルミ製のバルブキャップを取り付けています。どこの自転車ショップでも置いてあるやつで、7色あります。Pacific-18にはレッド、MTBとロードレーサーにはシルバーを付けています。ちょっとしたアクセントになり、私は結構気に入っています。
どこの製品かなんて考えたこともなかったですが、最近このバルブキャップがエイアンドエフという会社の製品だと知りました。エイアンドエフと言えば、ヘッドパーツのChrisKingやサスのマニトウなどを扱う輸入販売会社ですが、この「A&Fアルミバルブキャップ」はこの会社のオリジナル商品だそうです。
スポーツ車のバルブにバルブキャップは不要でしょと言われてしまえば、その通りなんですが、まあ繊細な仏式バルブを泥や埃から守ってくれますし、第一これを付けると見栄えがすごく良くなります。わずか数百円ですから、安い自己満足です。というわけで、Pacific-18に取り付けたエアサス「SKYSHOCK」の米式バルブも、このアルミバルブキャップのシルバーに交換しました。