(6−3 意思の伝達)
 

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特記事項 記入例

「1.調査対象者が意思を他者に伝達できる」

  • 言語障害(構音障害)があり、聞き取りにくい。何度も確認するとほば確実に意思が伝わるために「できる」と判断する。

  • 構音障害もあり、義歯もなくしたため、聞き取りづらいが繰り返し話をすることで、意思疎通は可能である

  • 頭では分かっていても口が上手く動かないため、言葉として発することは困難であると本人は言う。介護者は口の動きで理解している。

  • 言葉が若干もつれるため、聞き取りにくいこともあるが、ほぼ自分の意志は他人に伝達できる。 

  • 他人に自分の意志を伝えることが苦手で、家族内では問題ないが、家の外に出るとなかなか自分の言いたいことを伝えるのは苦手のようである。

  • 発語が若干聞き取りにくいこともあるが、ほぼ確実に本人の意志は伝達できる。

  • 本人が言葉を発することはなく、なにか用事があるときは詰所前まで移動し、看護職が用件を察し確認することで、なんとか頷くのみ。 

「2.ときどき伝達できる」

  • 口があまり回らないようで、話している言葉の内容が不明瞭なことが多い。

  • 時々、伝えるが痴呆により会話が繋がらないことが多い。

  • 失語症があるため、全てを伝達することはできない。

  • 発語不明瞭なため、分かりにくい。家族はだいたい分かるが、全て理解はできていない。

  • 失語症のため話すことができない。頷きやコミュニケーションをとっているが、伝わらないこともある。

  • 脳梗塞後遺症により言語障害残るが、発病時に比べ、だいぶ話せるようになった本人は言うが、夫の死後、会話の相手が居なくなったことで、どもりやあせりから、聞き返さないと分からないこともあった。

  • 痩せて入れ歯が合わなくなっていることもあり、本人の発声は若干不明瞭。家族も耳が遠いため、本人の意思が家族に伝わらないこともある。 

  • 細かいことに対してはあまり伝わらないが、簡単な質問であれば、「うん」「いや」と答えることができる。

「3.ほとんど伝達できる」

  • 本人の意思は表情でしか判断できない為、周囲の者が理解するのは困難。

  • 言語障害があるため、言葉がなかなか出てこない。調査時もいろいろな問いかけに一生懸命答えようとはしているが、 「そうですね」「そうね」などの言葉を繰り返す。「こんにちは」「はい」などの返事も聞かれる。

「4.できない」

  • 調子がいいときは、名前を呼ぷと「はい」と返事をすることがあるが、反応がないときの方が多いため、頻度から「できない」とする。

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(変更なし)

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