魂魄徒・名(迷?)プロデューサーっぷり集
- (まずは、ダンディーラー&ポーチに)お嬢さん方、そないに怖い顔したら、せっかくの美貌が台無しでっせ〜。どうせ争うなら・・・ほれ!ダンスコンテストで決着つけてはどないでっか〜?
- (わくわくしている福陽気妃に向かって)ちっちっち!まだこんなもんやおまへん。この魂魄徒が、さらにさらにドラマチックな演出を仕掛けて、大会を大成功させて見せますさかい、見てておくんなはれ!
- (ダンディーラーに)いやあ、それにしても、見れば見るほどべっぴんはんやねぇ。まさに優勝候補のナンバーワンですわ!なのにさっきの娘ときたら、こんな素晴らしいお人をつかまえて、センスが悪いだの、いい年して派手な格好してみっともないだの、あんな筋肉バカと一緒だなんて、男運のわるさもあれで、もう聞くに忍びまへん。(とまったくの嘘を吹き込む。)
- (ポーチに)さっきあのダンディーラーたらいうお姉さんのとこのぞいてみたんですけどな・・・。ちょいとお耳拝借。(ダンディーラーがポーチのことを「ボケ」「カス」「ババア」と言っていた、と嘘を吹き込む。)
- 参加者が少なければそれなりに盛り上がり方を考える・・・イベント仕掛け人のわいに任しとくんなはれ。
- (ポーチとダンディーラーの争う様子を見て)参加者には少なくても、この熱気さえあれば、大会は白熱すること間違いなし!・・・まだまだわいの仕掛けは、こんなもんやおまへんで〜。楽しみにしたってや〜!
- (ハイヒールのかかとの部分が折れてしまったポーチに)お嬢さん、お嬢さん。これはあのお面のお姉さんの細工でっせ〜。間違いおまへん、夕べあのお人がロッカーに忍んでゆくのを見ましたさかい。
- (ポットの中身がタバスコとすり替えられていて、それを飲んでしまって口を特大たらこ唇にしているダンディーラーに)お姉さん、わいはしかと見ましたで・・・あっちのお嬢さんがポットの中身を入れ替えるのを・・・。
- 息詰まる死闘、熱闘!イベントの醍醐味は、これやがな!
福陽気妃に弱い魂魄徒(ダンスコンテストの展開がなかなか盛り上がらないのでやってきた福陽気妃との会話)
福陽気妃「ハプニングはまだですか〜!?」
魂魄徒「どわあ!」
福陽気妃「ハ〜プニングは、ま〜だで〜すか〜!?」
魂魄徒「福陽気妃はん、物事は順序が肝心だっせ。とりあえずは普通のダンスで盛り上げてですな〜。」
福陽気妃「・・・つまんないから福ちゃんもう帰ります〜。」
魂魄徒「うわぁあ〜、ちょっと待っとくんなはれ!もうしばらくの辛抱だす〜!次のインターバルから、ガンガン仕掛けていきまっせ〜!」
福陽気妃「わ〜い!!」
福陽気妃にすべてをばらされる魂魄徒
福陽気妃「きらりん!ブ〜ン!福ちゃん、大満足で〜す!魂魄徒ちゃんのおかげで、コンテストはハプニングの連続でした〜!」
ポーチ・ダンディーラー「?」
魂魄徒「ギク!」
ダンディーラー「魂魄徒ちゃんのおかげ?」
ポーチ「ハプニング?」
福陽気妃「魂魄徒ちゃんは、ダンディーラーちゃんとポーチちゃんを大喧嘩させて、見事コンテストを盛り上げてくれました〜!」
ダンディーラー「あたしたちを・・・」
ポーチ「喧嘩させて?」
ダンディーラー「もしかして、あたしにタバスコ飲ませたのって・・・。」
ポーチ「あたしのハイヒールに細工したのって・・・。」
(ニコニコしながら手をボキボキ鳴らして魂魄徒に迫るポーチ&ダンディーラー)
ポーチ「どういうことかなぁ〜?」
ダンディーラー「じっくりとわけを聞かせてもらえないかしらぁ?」
ポーチ&ダンディーラー「(怒)!」
魂魄徒「へ、へへ・・・・・・。あ、UFO!」(と言って逃げようとする魂魄徒)
ポーチ&ダンディーラー「その手に乗るかぁ〜!!!」(と2人で魂魄徒を蹴り上げる)
魂魄徒「(空に飛んで行きながら)やっぱり嘘のハプニングはうまいこといきまへんなぁ〜〜。」