ガングローブ・・・(第38話、第40話)熱帯ゾーンにいる魔守。俗に言う「女子高生言葉」を多用する(「ってゆーかアイツ、超感じ悪くな〜い?」「あんた、マジうざくな〜い?」「うっせえ、おやじぃ!!」など)。手にはボクシングのグローブをはめていて、刑務所では、タケル達を牢名主のミスッタKから助けたり(ミスッタKの座っている畳をだるま落としのようにパンチで飛ばしたり、彼自身をぶっ飛ばしたりする)、黒子ダイル団Dの子分を蹴散らしたりしていた。元々彼女は天使族であったが、熱帯ゾーンで決められた大量のルールに嫌気がさして、そのルールを破ってばかりいたら、いつの間にか魔守になってしまっていた。彼女が勝手にとる行動(勝手に黒子ダイル団を名乗る、など)は、黒子ダイル団の活動の邪魔になっていたため、彼等からは目をつけられていた。密林ジムのことが好きで、密林ジムと「木の上に家を建ててもらう」約束をしたが、その後彼とは会っておらず、彼からは何年も前に手紙が届いたきりだった。自分が魔守になってしまったことや、本当に密林ジムが約束を守ってくれるのか、ということで悩んでいて、約束の木のところに行くことをためらっていたが、タケル達の後押しで、ついにその場所へ行くことに。途中、黒子ダイル団が襲ってくるが、タケルが足止めしている間に、ガングローブは先を進む。そして彼女は、木の上に建っている家と、その家をガングローブの好きな黄色に塗装している、ターザン姿の密林ジムを見る。そして2人は、一緒にその家で暮らすことになった。第40話では、姿は見られないが、ダンスコンテストの得点板を見ると、密林ジムとともにコンテストに参加していることがわかる。第52話では、カオスが消滅し、平和の戻った熱帯ゾーンで、密林ジムの作った家の屋根で、彼と寄り添って座っている姿が見られる。
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