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<第24章>

煮麺



ここでは【炊き出しのお手伝い】の、外部のボランティア団体による煮麺or 入麺)編についてお伝えします。
 
ボランティアの場合、配給の直前に借り出されて配給作業のお手伝いをするだけでした。
なので、何食分を配給したとか、どこでどのように調理をしたとか、全体的なことや過程については一切わかりません。 
材料の分量計算、材料や調理器具の調達、遠方からの移動、調理etc.  炊き出しイベントの準備って、きっと大変だったろうと思います。
ボランティア団体の皆さん、被災者のことを思って、労苦をいとわず 遠方から炊き出しに来てくださったのですねえ〜♪ 

私がお手伝いに加わったとき、既に、大きなお鍋に具入りのお汁が出来ていました。
そして、もう1つの大鍋でお湯を沸かしていました。 
やがて、炊き出しの開始時刻になり、避難所住民さんを含む近隣の住民さんが集まって来られました。 

さて、流れ作業開始です! 
素麺を茹でる→茹で上がった素麺をお汁(具なし)で煮る→使い捨てどんぶりに1人前ずつ素麺を分け入れる→お汁(具入り)を注ぐ→お箸を添えて「一丁あがり〜♪」
全工程、7〜8人がフルスピードで動きました。 

私が担当したのは、仕上げの“お汁(具入り)を注ぐ”係でした。 
具は、お鍋の底の方に沈みがちなので、大きなしゃもじで混ぜながら、それぞれのどんぶりに具を均等に配分しながらテキパキとお汁を注ぐこと!・・この作業、実はとても難しいものがありました。 
大変申し訳ないことに、多少の “具のバラツキ” ができてしまったように思います・・ r(^^;) 

  

  

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