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<第27章>

心に残る言葉 from 校長先生



ここでは、当時 ○○小学校避難所の最高責任者でいらっしゃった校長先生の“心に残る言葉”を端的に列記します。
3月も終りに近づき、春休みになってから グランドにプレハブ教室が完成しました。それを校長先生が配布テントの近くからご覧になっておられて、お話を伺いました。


近くの短大や中学校の教室を借りて授業をしている。 
新学期を前にプレハブ教室を2棟建てる予定が、プレハブ教室の供給が需要に追いつかないため 各校に均等に行き渡るよう1棟ずつ順番待ちをしなければならない。 
しかも、大工さんの人手も足りないため、なかなか来てもらえなかった。 
やっと大工さんが来てくれて1棟目が出来た! \(^。^)/  
ところが、順番待ちの2棟目については、『在庫がなくなりそう・・?』とのイヤな情報が入って来てるし、考えることが多くて、毎晩眠れない・・。 

※いつもボランティアの私達に「ご苦労さ〜ん! ありがとう〜♪」と、にこやかにお声を掛けて下さる方がいらっしゃいました。とても腰の低い、気さくで親しみやすい雰囲気をお持ちの方でいらっしゃったので、その方が校長先生とは微塵も思わずにいた私、 3月下旬になって卒業生のお見送り式で初めてその方が校長先生だと知って、とてもびっくりしました! 
その校長先生こそが、“神戸市内で最もよくまとまっている”と評された同避難所の最高責任者として、手腕を発揮しておられたのでした。

  

  

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