最終更新H17.9.17
シフトインジケーターの取付 ウルトラ シフトインジケーター(No.4500)
こちら、衝動買い商品でございます。ATのDレンジに入っていても現在何速で走っているかが表示されるという商品。別に分かんなくても良いじゃない、という人には不向きです(笑)。付けてみると意外と楽しく、子供にもウケました(違)。
取付準備 ●材料と工具の確認
材料 永井電子機器 シフトインジケーター No.4500
・AT車でもギアポジションをリアルタイムに表示。
・シフトダウン時の最大回転数、シフトアップ時の最小回転数を各々設定することにより、エンジン特性に最適なトルク領域の範囲内でのシフトUP/DOWN可能(普通のATでは余り使わない?)。
・リバース(ギア)表示。
・ロックアップインジケーターにより高速走行時などでのロックアップを確認することができ、エコノミーランが可能。
 
<同梱品>
・本体、ギボシ(オス・メス各4、スリーブ各4)、ハーネス一式、本体設置用両面テープ、タイラップ×4、エレクトロタップ×1、車速/回転信号取り出し説明書(車種別ECUからの信号取出方法)、取説。なので必要なものは全部そろっています。
  
工具 ラチェット
エキバー(250mm)
ソケット(10mm)
内装外し
「+」「−」ドライバー
端子圧着工具(電工ペンチ)
ニッパー
ティッシュ、タオル等
交換作業
●必要な信号を何処から取るかについての基本方針を決めます。なるべく作業を平易にするには、運転席周りから全部取れれば一番良いのですが・・・。接続するのは次の5つ。
・IG電源・・・・サービスカプラーB228(3番、緑/白)
・車速信号・・・・サービスカプラーB228(5番、緑/黒)
・リバース信号・・・・サービスカプラーB228(6番、茶/黄)
・アース・・・・適当
・エンジン回転信号・・・・ECU、20Pカプラー(橙/白に銀点々)。これだけは運転席周りには見つけられませんでした。
【その後の情報では、「運転席足元のヒューズBOX上の凄まじく大きいコネクタ」B36に同じ線が来ていることが判明。そこから取ればECUへのアプローチ不要!残念!】
●あと、本体の設置場所も決めておきます。今回は「線を全部繋いでから考えよう」といういつものいい加減さが出て、最終的には現場あわせでピッチリ入ったため1DINボックスに入れてしまいました。成り行きです・・・。
●助手席側カーペットを外す準備をします。
レガシィBE5のECUは助手席足元に隠れています。
写真赤丸のところがネジ式クリップで留まっていますのでドライバー等ではずします。
なお、真ん中に見えるシルバーのボルト部分は、カーペットに穴が開いていて引っ掛けてあるだけです。少し上に持ち上げれば外れますので、ボルトはまだ外しません。
また、センターコンソールの助手席側サイドカバーは、今回は特に外す必要はないです。
<クリップ部分の拡大写真>
左側 右側
●カーペットを外すのに邪魔なのでサイドシルを外します。
樹脂製のステップ部分のカバーです。クリップで固定されているので内装外しで外します。八木澤式リモハザユニットの取付の「作業2」と同じです。
●カーペットを剥がします。
2つ上の写真にあったとおり、真ん中部分が引っ掛けてあるので、そこを外せば簡単にはがれます。下に出てきた鉄板の中に目指すECUが入っています。

この鉄板はボルト4つ(確か・・・)で留まっているのでラチェット+エキバー+ソケットで外します。結構固いです。

また、下のほうにケーブルがクリップで固定されています(左右2箇所)ので、コヤツを外して、やっと鉄板が外れます。ふちの部分が鋭利なので手を切らないように。


●ECUが出てきますので、回転信号線を探し分岐します。
このままでも出来なくはないですが、やりづらいので上下のボルトを外してECUを自由にして、コードをゆるくして探します。
ちなみに説明書によれば下記のような感じ。色は書いてありませんでしたが目視確認により「橙/白に銀点々」であることが分かりました。

ECUに4つのコネクタが刺さっていますが、据付状態で見て右から2番目の白いコネクタのド真中が回転信号線です。実物だと下記のような感じ。ここを説明書通りカットして付属のギボシ端子及びロングコードを使って分岐します。
※今回は説明書に従いコードをカットして分岐しましたが、エレクトロタップで分岐したほうが危険が少ないとは思います。必ずしも切断する必然性はないです。  


●他の信号線をB228からエレクトロタップを使って分岐し接続します。
何番から取るかは下記参照。アースは適当にボディアースを取ります。
(リモハザをつけた時の説明資料流用のため下表の色づけはこの説明に合致していません・・・。Sorry)
今回の接続先は、、、、
・IG電源・・・・サービスカプラーB228(3番、緑/白)
・車速信号・・・・サービスカプラーB228(5番、緑/黒)
・リバース信号・・・・サービスカプラーB228(6番、茶/黄)
・アース・・・・適当〜です!
●本体を固定して、ハーネスを接続して取り付け終了です。
前述のとおり、ここへ入れてしまいました。本来、1DINボックスは最下部にあるのですが、ナビ取り付けにあたりマッキン本体とリバースしたため、まあまあの居場所となりました。高さ的にはぴったりです。横幅も偶然ナビの取り付け金具と良い具合にハマってピッタリと納まりました。メーターとしては少々見づらい位置ですが、まあ、収まり重視ということで・・・。ちなみにココに収めるに当たり、配線を逃がすためにボックスの一部を切り欠きました(青矢印)。でもほとんど気がつかないと思います。

●ナビが入るとこんな感じです↓
●最後に設定・・・
最後に実走を伴う設定です。ATの場合、ちょっと大変です。
まずは、一般的な設定をします。
シフトのAT/MT別、ギア数、車速パルス、エンジン気筒数などを、これは止まったまま設定します。

次に難関のギアポジション設定です。
要は、シフトインジケーターにギア比を覚えさせる作業です。MTでは簡単ですが、ATの場合は通常トルコンが無段階にギア比を変化させる仕組みのため、厄介です。
トルコンがギア比を変化させないよう、ある程度?フル加速に近い状態を作って1段ごとに設定していかなくてはイケマセン。
1速フル加速→設定、2速フル加速→設定、3速フル加速→設定、4速フル加速→設定、なんてやっていると、すごい危ない運転になってしまいます。安全にやるには高速道路とか広大な空き地が必要です。また、説明書には「必ず助手席の人間が設定操作を行うこと」となっています。
ということで、未だ完全な設定が出来ていません(笑)
作業時間 撮影しながら2時間30分くらいで完了。
感想 取り付け自体は、エレクトロタップを使えば特に難しいとは思いません。
事前に八木沢式リモハザユニットの取り付けで、サービスカプラーB228の在り処とピンアサインが分かっていたため、その分楽でした。
逆にギアポジション設定はナカナカうまく行きません。設定中に渋滞、信号等で止まってしまうと、「今、何速を設定しているのか」がさっぱり分からなくなり、何回かやり直ししているうちに今度は操作ミスでいじらないで良い設定を動かして訳がわからなくなったり。滑走路でも走らせてくれれば一発OKなのに。。。
まだ曖昧な設定ですが、変速にあわせてギア表示がされるのは楽しいです。夜も赤いLEDが目立ってます。

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