■11月23日(木)


 木曜日、祭日の一日はなんとか天気がもちましたね。でも、冬の足音が聞こえてくるような寒さでした。紅葉もいよいよ本番のはずです。というわけで、今回も理窓会記念林自然公園に紅葉を見に行きました。

 理窓会記念林自然公園の紅葉って、森全体が赤や黄色で染まる派手さはありませんが、常緑樹の緑の中に真っ赤に染まったカエデが点在する光景は、とても印象的です。いつ訪ねても、人に会うことはほとんどありません。カサカサと落葉の音だけが聞こえ、とても静かな気分になります。

 それにしても、今年は紅葉が遅いです。木によっては、写真のように美しく色づいていますが、全体的にはまだまだです。最盛期は今週末でなく、来週末でしょうか。


■11月19日(日)


 関宿城を目指して江戸川サイクリングロードを北上していると、グライダーの滑空場の手前で、いつものようにラジコンを飛ばしている方々がいました。でも、いつもと何か違う。よく見ると放鷹の訓練をしているではありませんか。ラジコンのヘリを操縦している人の向こうで、立派なタカがその光景を見つめていました。写真には、それらしきものが写っています(苦笑)

 実は、このタカ、暢気にラジコンヘリを見ている場合じゃなかったのですね。50mほと離れたところで、トレーナー(鷹匠?)の女性が戻って来るように呼んでいました。しかし、タカ君は一切無視。大物なのか、バカなのかは分かりませんが、全く動く気配を見せませんでした。しかし、やがてトレーナーのところへ低空飛行で戻っていきました。

 いわゆる鷹狩のタカって、こんなふうに訓練するのですね。珍しいものを見ることができました。そういえば3年ほど前ですが、利根運河の北岸で鷹匠(?)の御一行に出合ったことがあります。全部で20羽ほどのタカがいたでしょうか。白いタカなんかもいて、壮観な眺めでした。聞きそびれましたが、放鷹をやっている方々の団体がいくつかあると聞きいていますので、その方々だったのだろうと思います。いずれにしても、オオタカなどが生きる東葛地域は放鷹の拠点でもあるんでしょうね。


■11月12日(日)


 日曜日は、江戸川サイクリングロードから利根運河、利根川サイクリングロード柏市区間を走りました。木枯らしがすさまじい時には、このルートは最高です。江戸川サイクリングロードを北上しているときは辛いですが、利根川サイクリングロードに入ると北西の風に乗り、素晴しい高速走行が楽しめます。


■11月11日(土)


 判断を誤りました。朝から雨と雷の予報の中、ロードレーサーで手賀沼方面を目指してしまいました。ちょうど家を出たのは7時半ごろ、9時までに戻れば大丈夫だろうと思ったのですが、手賀沼の東端辺りで、私の最も苦手な雷。いわゆる「雲間雷」ですが、生きた心地がしません。そのうち、土砂降りの雨が降り、もう濡れ鼠状態でした。

 一応、以前kashiwanさんに教えていただいた東電の雨量・雷観測情報をチェックして、雨雲が急速に接近しているのは認識していたのですが、「そんなに早く到来しないだろう」と高をくくっていました。手賀沼の写真なんかを悠長にとっていましたから、いきなり雷と大雨にやられて、もうパニックです(苦笑)

 雷が怖いので思いっきりスピードを出して走りましたが、タイヤはウェット・コンディションではグリップしないことで“名高い”PRO2 Raceです。カーブの白線上でズルッとすべたりして、もう最低。バーテープも雨に弱いと聞かされていたRoad Bar Tape。ゴルフグリップ素材のグリップ感はどこへやらで、ズルズルの状態。完全晴天仕様の弱点がモロに出てしまいました。

 ただ、この土砂降りの雨もしばらくすると止み、日差しすら戻って来ました。どうやら雨雲の“先遣隊”だったようです。「やれやれ」と思い、スピードを落としてチンタラ家に向かうと、またも到着間際に土砂降りの雨。もっと早く走ればよかったとまた後悔です。今日はなにからなにまで裏めった感じです。まあ、お陰で久しぶりの洗車が出来ましたが(笑)


■11月5日(日)


 「そうだ、柏の葉公園の街路樹なら、そろそろ色づいているだろう」と思い至って、柏の葉公園東側、公園の正面のストリートを訪ねてみました。するとご覧の通り、「見事」と言うのは微妙ですが、街路樹がそれなりに美しく色づいていました。

 私はもともと、コンクリートで固めた公園はいくら緑豊かでも、それほど好きではありません。ただ、この街路樹が続く公園ストリートは気分がよいので、結構好きです。最近は、公園の西側を自転車で通ることが多く、東側のこの道を走ることは滅多にありません。紅葉の季節に久しぶりに訪れてみたわけですが、やはり良いです。

 ただ記憶では、紅葉はもう少し美しかったはずですが、それほどでもありませんねぇ。それでも、黄色に染まった街路樹が夕日を浴びて輝いている姿は、それなりの趣があります。


■11月4日(土)


 利根川サイクリングロード柏市区間を走っていると、道に太いロープが・・・と思ったら、立派な蛇がサイクリングロードのど真ん中を占拠していました。冬眠前の憩いのひと時でしょうか。ご本人にはありがた迷惑でしょうが、自転車に轢かれると可哀そうなので、ちょっと脅かして草むらへと追いやりました。


■10月29日(日)


 江戸川サイクリングロードを南下して、北総線の下をくぐり松戸市から市川市に入った辺りです。この辺りでサイクリングロードがいったん途切れますが、ここは何度来ても気分の良いところです。広いサイクリングロードに旧・坂川の美しい景観。開発の仕方が上手で、マンションやビルと緑がうまく共存しています。それに江戸川のすぐ近くまで降りていけるのもポイントが高いです。

 残念なのは、ここが東葛地域の松戸市でないことです。松戸市はしばらく住んでいたところですが、行政が無策だったのか、無秩序に都市化が進んじゃいましたね。美しいと思えるところがほとんどありません。今住む流山市も松戸市の後を追うように、無秩序開発が進みつつあります。東葛地域の中で、その辺りの意識が一番高いは我孫子市でしょう。流山も市川や我孫子を見習わないといけないです。


■10月21日(土)


 利根運河北岸の理窓会記念林自然公園に立ち寄りました。この公園を訪ねるのは久しぶりですが、いつ来ても自然がそのまま残された姿は美しいです。相変わらず散策する人は全くおらず、緑の空気を独り占めといった感じです。紅葉にはまだ早いですが、こんな中秋の静かな風情もよいものです。


■10月7日(土)


 普段は水溜りの利根運河が運河になっていました(笑) 利根運河水辺公園では、水没時のお約束の通り、浮橋がまたもや流出していました。利根運河の中でも水辺公園辺りは、水面近くまで降りて行けますが、これだけ水かさがあると、結構ど迫力でした。利根運河を水運施設として使っていたころは、きっとこんな状態だったのでしょうね。水かさが増したこんな時だけは、荷物を満載した船が運河を進んでいく情景をイメージすることができます。




 今日の東葛地域は、低気圧と台風16号、台風17号が融合した“合成低気圧”の猛威がまだ残っていました。台風一過には、江戸川などは水かさが増し河川敷が水没します。河川敷のグラウンドやゴルフ場を使う予定だった方にはお気の毒ですが、ちょっと非日常の光景を見ることができます。

 今日は、江戸川サイクリングロードから利根運河を経て、利根川サイクリングロード経由で手賀沼に向かうというお決まりのコースを走りました。吹き返しの風が猛烈なため、風の影響を受けにくい折り畳み自転車のPacific-18で出かけましたが、江戸川は、やはり河川敷大水没でした。

 今回の水没は、いつも以上に強烈です。河川敷のグラウンドが水に浸かったというよりも、グラウンドが川になったという感じです。グラウンドの上を大量の水が下流に向かって流れていました。しかも、よく見ると、川の水面は堤防の外、家が建っている地面より高くなっているではありませんか。うーん治水力ですね。


■9月24日(日)


 とにかく今の手賀沼は、とても美しいです。去年もそう思ったのですが、秋の手賀沼はその場にいて美しいだけでなく、写真写りが抜群に良いのです。空気が澄み切っているからでしょうか、それとも自然の色が濃いからでしょうか。実際に、手賀沼サイクリングロードから手賀沼の青い空に浮かぶ白い雲を眺めていると、心を揺さぶられるものがあります。

 これから徐々に涼しくなり、やがて寒くなっていきますが、私は今の季節から真冬の凍てつく季節へと続く手賀沼がとても好きです。透明感のある空気の中を自転車で走っていると、心が凛としてきますね。


■9月23日(土)


手賀沼から利根川の大利根橋に抜ける“岡発戸ルート”、その岡発戸峠では、お化けカボチャが育てられていました。最初は放置されているのかと思ったのですが、どうやら「道の駅しょうなん」で開かれた秋の収穫祭のジャンボかぼちゃコンテストへの出展作品みたいですね。




 今日は気持ちの良い一日でした。いよいよ秋も本番という感じです。手賀沼では、蓮の大群生がすっかり“紅葉”してました。「これを紅葉と言うのか」という突っ込みはよしてもらうとして、ほんの少し前に花が咲いたと騒いでいたのに、もう終焉の時ですね。はやいものです。


■9月10日(日)

 東葛地域の先の日曜日は、サマー・リターンズでした。あれだけ行く夏を惜しんでおきながら、戻ってこられると困るんですね。いい加減と言えばいい加減なのですが、やはり心も体も秋モードに入っているときに、夏が戻ると対応できません。この日はロードレーサーで一気に遠乗りしようと思っていましたが、暑さでヘロヘロになり70kmも走れませんでした。

 で、行ったところは野田市の利根川沿いです。旧関宿町から南に広がる広大な田園の中に、自転車で走って楽しいところはないかと探しに行きました。まあ、最近の関宿・三ケ尾-木野崎探索の延長で、さらに北方を目指したわけです。そうすると田んぼの中を南北に続く、気持ちの良い田舎道がありました。

 写真は「大沼」です。沼の向こうで野焼きの煙が上がっています。


■9月3日(日)

 もう稲の刈り取りが始まりましたね。流山の新川耕地にたわわに実った田んぼの風景です。黄金色の稲は美しいです。刈り取られた処と味わいのあるコントラストでした。


■9月2日(土)

 本当に気持ちの良い初秋の一日でした。念願の大津川ルートのアップも終わり、そろそろ北(野田方面)に行こうかなとも思ったのですが、やはりここは勝手知ったる大津川、手賀農免農道の「里の秋」を堪能しに行くことにしました。今日はMTBのAttitudeX。あの辺りには、楽しそうな未舗装道がたくさんありますので、そこに秋を見つけに行きました。

 で、夕暮れ時の「里の秋」を堪能しました。特にこの写真の道が良かったです。手賀農免農道の南側、もう1つの手賀沼である下手賀沼に続く川(用水路?)の両岸に続く小道で、実は桜並木なんです。前から気になっていたのですが、今まで一度も走ったことがありませんでした。

 走ってみると桜の季節に何で来なかったのだろうというぐらい、素敵な道でした。既に木の葉は散り始めており、黄金色に実った稲と共にすっかり秋の趣です。それに黄色の野菊(?)が咲き乱れ、とてもいい感じです。実は、この道は東葛地域からわずかに外れ、南の白井市にあります。



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