(7  問題行動)
 

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調査上の留意点
  • 調査にあたっては、調査対象者や家族に不愉快な思いを抱かせないように質問に留意する必要がある。調査員が調査時に質問を工夫したり、または「日頃の行動や介護上でなにか困ったことや問題がありますか」といった質問を糸口に、調査対象者の現在の感情の起伏、問題となる行動を具体的に聞き取り、該当する項目を選択してもよい。

  • これらの問題となる行動は、過去1か月間(この間の環境が大きく変化した場合は、その変化後から調査日まで)の状況から、その問題となる行動への対応や介護サービスも含めて、現在の環境でその問題となる行動が現れたかどうかに基づいて判断する。

  • 一定期間の観察が必要であり一度で判断できない、または、判断するために異なる職種の調査員による再度の調査が必要な場合等、やむを得ない事情がある時のみ2回目の調査を実施する。その場合については、必ず状況等を「特記事項」に記載する。

  • 調査対象者の状況(意識障害・性格等)、施設等による予防的な対策(不潔行為予防のためのつなぎ服等)、治療の有無にかかわらず、選択肢に示された状況の有無で判断する。

  • 「ソ.火元の管理」及び「チ.不潔行為」等で施設等が予防的対策をとるために起こり得ない状況にあるものについては、「1.ない」とし、具体的に行っている予防的対策の内容を「特記事項」に記載する。

(変更なし)

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