古利根沼ルート




 手賀沼サイクリングロードを東に走り、手賀沼の東端から手賀川南岸に入ってしばらく走ると水道橋があります。そこから北へ向かうと、古利根沼に行くことができます。この古利根沼は、明治から大正にかけての河川改修工事で、利根川の本流から切り離されてできた沼です。人工的にできた沼とはいえ、今では貴重な自然の宝庫。南岸の高台にある「古利根沼自然観察の森」はいつ訪れても、森の緑と沼の静かな佇まいには心打たれるものがあります。

 さて、この古利根沼の東側には、美しい傾斜林沿いの道があります。丘から低地の田んぼに向かって落ちる傾斜林は東葛地域のあちらこちら残っていますが、この古利根沼から布佐へと続く傾斜林は東葛地域の傾斜林の中でもトップクラスの美しさだと思います。この傾斜林沿いの道を辿って、布佐方面へ向かい、南下して手賀川にかかる浅間橋に戻って来るコースをご紹介します。舗装状況はよくありませんので、ロードレーサーで行くのはあまりお勧めしませんが、手賀沼サイクリングロードのエクステンションとしてお楽しみください。


【水道橋から古利根沼へ】



 まず、手賀川の水道橋から古利根沼へ行くルートです。実は、この道順はとても簡単です。水道橋から一本道を北上すると、やがて交差点。そこを渡って我孫子の丘を登ります。そのまま道なりに走ると、JR成田線の踏切が見えてきます。その踏切を渡ります。




 やがて道は行き止まりになりますので、そこを左折してください。すぐのところに再び北へ伸びる道がありますので、右折してその道を北上してください。




 少し走ると国道356号に出ますので、左折してください。国道と言っても道幅の狭い道路です。湖北駅入り口の信号を超え、ホンダとブリヂストンの看板のあるバイクショップの角を右折して、再び北へ向かいます。




 いよいよ古利根沼です。地図上の
ポイントA地点で左折すると、古利根沼の南岸に行けます。この南岸は高台で全体が大きな森になっています。まずは古利根公園 自然観察の森あたりから探索してみてください。詳しくはこちらからどうぞ。

 ポイントA地点は分かりにくいのですが、目印になるのが角に立った「古利根通り」の案内です。これを目印にしてください。さて、ここを直進すれば、くねくねと続く傾斜林沿いの道に行けます。


ポイントBから傾斜林沿いの道へ】


まずは
ポイントBから傾斜林沿いの道に向かうコースです。森の中に入ったようなコースを下ります。住宅地があっという間に田舎の“山道”に変わるのが、東葛地域の魅力です。




 ポイントA地点で古利根沼に向かわずに直進すると、こんな小さな四つ角に着きます。ここがポイントB地点です。ここを右折して道なりに進むと、上の写真のような道につながります。その劇的変化が面白いですよ。ただ、ポイントBの四つ角は見落としやすいので、ご注意を。


ポイントCから傾斜林沿いの道へ】



 ポイントC地点から傾斜林沿いの道に向かうコースです。かなり立派な竹やぶの中を通ります。とても気持ちが良くって一休みしたくなりますが、この時期に竹やぶをうろうろしているとドロボーと間違えられそうです(笑)




 ポイントB地点をさらに北へ向かうと、やがて下り坂になり、その道が右へゆるやかに曲がった辺りにポイントC地点があります。このポイントCは、ポイントBよりもさらに見落としやすいかもしれません。森(神社の杜)の尽きる辺りにある建物の脇の道が、上の写真の竹林に向かう道です。一瞬、道と思えずためらいますが、ここを右折してください。


【古利根沼のビューポイントから利根川CRへ】



 ポイントCで傾斜林沿いの道に向かわず、そのまま坂を下りると、左手に空き地が見えてきます。そこが古利根沼の一番のビューポイントです。ほかの方のWebサイトでも、古利根沼の紹介では必ずここから撮った、このアングルの写真が添えられています。実際に静かで美しい佇まいの古利根沼が眺められます。特に夕暮れ時は素晴しいので、お薦めです。

 さて、ここさらに行くと、道は利根川水郷ラインにぶつかります。そして、利根川水郷ラインの向こう側、土手の上が利根川サイクリングロード我孫子区間です。その利根川CRを東に向かえば、MTBコースもある利根川ゆうゆう公園、西に向かえば、自転車でも乗れる小堀の渡しの船着場に行けます。ただ、利根川水郷ラインは交通量が多く、この辺りは信号機もありませんので、横断には気をつけてください。


【古利根沼から布佐へ、傾斜林沿いの道】



 いやぁ、この傾斜林沿いの道、この農道はとってもいいです。我孫子市の東端の布佐地区の西側の住宅地までの小道で、直線距離だとほんのわずかです。ただ、傾斜林に沿ってくねくねと続くため、自転車で走ると5kmほどになります。傾斜林が北に面しているため、木陰が作る陰影が深く、春、田植え前の季節には光が降り注ぐ水田とのコントラストの美しいこと!この傾斜林の上に住宅街が広がっているとは、ちょっと信じられないくらいです。




 この道の途中で、休耕田が湿原化している場所を見つけました。利根運河の南岸にも休耕田が湿原化した“大青田の湿地帯”がありますが、休耕田から湿地帯へのパターンは結構多いのでしょうか。傾斜林脇の休耕田だと、斜面から水が染み出してきますから、土が乾かず湿地帯になるのでしょう。

 いずこも同じですが、最近は休耕田が増えています。田植えのこの時期に休耕田を見ると、打ち捨てられた感があり、わびしさが募るものですが、湿原化した休耕田は、これはこれで趣があるものですね。中央に生えている3本の木が印象的でした。





 この湿地帯の冬もまたよいです。日没間近、差し込む日の光が素晴しい! 冬枯れした“湿原”の中の木立が印象的でした。


【やすらぎの道へ】



 我孫子市の布佐地区の住宅街に到着しました。傾斜林沿いの道はここでとりあえず終了です。ここを右折して坂道を登り、国道356号を西に向かい、新木駅を通り過ぎてから左折し、やすらぎの道を目指しましょう。ちなみに、途中この住宅街を抜けて、さらに東に走れば再び傾斜林沿いの道になります。それほど趣はありませんが、走ってみるのもよいでしょう。




 この写真は、手賀川の浅間橋から北上し、やすらぎの道の斜面を登りきったところにある交差点です。傾斜林沿いの道から戻って来ると、ちょうど自動車が左折しようとしている道から戻って来れます。こちらから傾斜林沿いの道を目指すなら、左折して道なりに降りていってください。上の地図を参考にすれば、簡単に傾斜林沿いの道を発見できると思います。


【付録】

 ちなみに、下の地図は「地図日記2」のサービスです。このサービスで使っているGoogleマップのサテライト写真(マップモードをクリックしてサテライトモードにしてください)を見てください。この付近の感じはつかめます。





東葛のサイクリングロードのページへ


トップページへ