湯あみ天女・・・(第24話、第40話、第48話、第50話〜第51話、第52話)ヘルスゾーンの温泉を管理している、服は湯煙のみ、という大胆な格好の天使。竜宮城(漢字自信なし)に住んでいる。彼女の感情が、そのまま温泉の温度に影響を与えてしまう(その時には彼女からはオーラが発せられる)。実は第18話で温泉につかっているバカラを見ており、その時一目惚れ。露天風呂にいるバカラを目にした時には、その感情の高ぶりで温泉が異常に熱くなり、バカラに横を素通りされ、更にダンディーラーとのやりとり(ダンディーラーの欄の「愛の劇場」参照)を目撃した時には、一気に感情が冷めて、温泉は凍った。その時ずっと我慢して風呂に入っていたタケルは氷づけ状態に。バカラの「湯煙吹き飛ばし大作戦」で、まとっている湯煙が飛ばされそうになったところを、ポーチの魔法シールドで服を出してもらう。バカラへの恋に悩むが、バカラの赤ふんどしがはずれるところを目の当たりにして、一気に恋が冷めたようである。着流し三助が預かっていた扇子のようなものをかざし「湯煙よ、私をつつむ羽衣となれ!」と言うと、彼女の体に湯煙が集まってきて、湯煙に包まれた姿になる。「湯よいでよ!湯煙と共にカオスを浄化せよ!」とともに、蛇愚爺によってカオス風呂となった露天風呂を元に戻そうとしたが、蛇愚爺の力の方が強く、敗れそうになる。その時に、湯あみ天女の心に共鳴したヘッドロココの羽によって力を得て、カオス風呂を浄化する事に成功した。第40話では、姿は見られないが、ダンスコンテストの得点板を見ると、着流し三助とともにコンテストに参加していることがわかる。第43話では、登場はしていないが、ゼウスの疲れを吹っ飛ばすために、カンジーが、湯浴み天女がいる、という嘘をついていた。
第48話では、カオスに各ゾーンが飲み込まれていく中で、ヘルスゾーンを湯煙のシールドで辛うじてカオスを防いでいた。そして、天使達がカオスから避難するために乗っている、オゾン僧侶の傘を、ヘルスゾーンに連れてくるよう伝えるよう、携帯電話のキャッチホンを通して、クリア受神&送神に頼んでいる。第50話では、遅延僧達からシールドを守ろうと湯煙シールドを何度も張っていたが、満点才如達が連れてきた、避難してきた天使族を入れるためにはシールドを解除しなければならず、その危険性に悩んでいた。しかし、クリア受神の「仲間達がいるから、大丈夫。」の言葉とともに、天使達が皆同意したので、湯あみ天女はシールドを解除した(詳しくはこちら)。その後、タケル達と合流したときに、ダンディーラーと深々と礼を交わしているのは、同じバカラを愛した者として当然の礼儀だった・・・のかは不明(^^;)。第49話で死んだと思われていたバカラは、減画素魔のモザイクに救われて、この湯あみ天女の守るヘルスゾーンで療養していた。そして、湯あみ天女は、デビルが倒れた後、ダンディーラーと熱々のバカラを見て、寂しそうな顔をしていたが、ポーチにバカラのことを尋ねられて、「さあ、これから忙しくなるわよ。」と、バカラのことはあきらめたかのように話題をそらした(詳しくはこちらの下の方を参照ください)。その後、平和の戻ったヘルスゾーンにおいて、湯あみ天女は、何となく憂鬱そうな表情をしている。新しい恋に出会うまでは、しばらくはこのままであろう。
湯あみ天女・バカラへの熱すぎる恋の言葉&恋がさめて(第24話より)
- ああ・・・今日も慈愛と癒しに満たされた人々の声が聞こえる。なのに私の心はこの湯煙のように霞がかかったまま・・・はあ・・・。
- タオルを湯船に浸さないあのマナー・・・間違い有りませんわ。
- ああ、思い出しますわ、初めてお見かけしたあの日のことを。緑のシャッポをかぶったままで、露天につかるあのこだわり。初めてですわ、あんな方。温泉をこよなく愛するその心、私すぐにわかりましたわ。なのにあの方は悪魔・・・愛を告げるには時代が許さない・・・。そう思っていましたのに・・・私の思い届いたのですね、会いに来てくださったのですね・・・。なんという凛々しいお姿。私の心は、今にも張り裂けそうですわ・・・。
- 浴衣姿も決まってますわ・・・。
- そんな・・・。(バカラには、ダンディーラーがいることを知って)
- やはり私の入る隙間など、あのお方の心にはないのですね・・・。
- できません。だけど・・・これは許されない想い・・・。(ポーチの「思い切って告白しちゃえば?」「だってこのゾーンって、みんな混浴で、仲良しになれるんでしょう?」それぞれに対して)
- ああ、私は・・・私はどうすればいいの?
- 私のせいですわ・・・カオスを広めたのは、みんなの恐怖じゃない、私の思い・・・。
- 温泉をこよなく愛するあなたが、何故このようなまねをするのです?(バカラに対して)
- 私は、天使も悪魔も区別なく、癒したいのです。
- あの方を思うと心が熱くなっていた今までの私はいったいなんだったの。まさかあの方があんな姿になってしまうなんて、あたしは、あたしは、あたしは。(バカラへの恋が冷めて、ブツブツつぶやくように。)
- さよなら、緑のシャッポが似合うお方・・・。
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