凹十魔（おうとま）・・・（第３１話・第５１話）レッドゾーンに排気ガスと騒音と恐怖をまき散らすのが務めの、一匹狼の悪魔。車の格好をしている。口癖は、言葉の後ろに「・・・ブロロロ」「・・・ブォー」「・・・ブー」などと付けること。ポーカードに命じられて、コーラルを「妹を探している人を知っている」と騙して人質にとり、タケルのブーメランを奪うが、そのまま連れてきてしまった、何も知らないコーラルの優しさに触れ、次第にコーラルのことが好きになっていった。が、コーラルにタケルのブーメランを奪ったことがばれ、コーラルから嫌われてしまった。その後、コーラルがバカラ達に襲われたとき、バカラ達に背いてまでコーラルを守って、ハイウェイを走りまわったが、壊れていたためコーラルに（コーラルがつけていた）飾りのひもで結んでもらっていた部分が切れてしまい、スピンしてしまった。が、コーラルに迫るバカラ達の攻撃を身を呈して守り切った。タケルが、コーラルをさらった彼を倒そうとしたが、コーラルが「友達」と、彼をかばった。そして、「バカラに背いてしまったため、ここにはいられない」と、さすらいの旅に出る。コーラルと別れる際、「今度会ったら、お兄ちゃんと一緒にドライブしようね〜！」（ｂｙコーラル）と約束して、去っていった。彼の鼻（？）には、コーラルのくれた飾りのひもが結びつけられている。第５１話では、平和を願い、悪魔軍に戻れないため、御神籤仙人の月に集まっている悪魔達の中に、彼がいて、コーラルと再会できて喜んでエンジンをふかしていた。

凹十魔とコーラルの会話