御神籤仙人(おみくじせんにん)・・・(第2話・第11話・第26話・第51話・第52話)ポリフェノール山から行ける、月の中の神社に住む天使。「〜ぞよ」が口癖。タケル達に会うまで、200年も昼寝をしていた。お賽銭を出さないと会おうとしてくれない、といった面もある。ゼウスとは昔からの知り合いで、その昔は「ナイスな巫女さん達」がいたらしいが、寿退社した(下参照)。ラックゲートを管理しており、タケル達に頼まれて、ラックゲートを使うことを許可する。持っている大吉札は、悪魔の動きを止めることができ、これをカンジーが使って、大バカラの動きを止めることに成功した(第2話)。聖守は「中吉中吉(なかよしちゅうきち)」であったが、魔守であった「不運試子(ふうんだめし)」も聖守として迎え入れる(第11話)。大凶ゾーンからエナメルゾーンに逃げてきたタケル達の所に現れ、中吉中吉は再び修行をしに御神籤仙人の元へ戻ることになる。この時、コーラルも一緒についていくことになり、タケル達と別れることに(第26話)。第51話では、ヘルスゾーンにおいて、カリスマデビルに太刀打ち出来ずピンチのタケル達を、ラックゲートを使って、月へと連れてきた。御神籤仙人は、ラックゲートのシステムを応用して、月を飛べるように改造、中吉中吉とともに月に乗ってカオスの中を飛んでいたのであった。御神籤仙人は、ゼウス達に、「時の糸」について語り、運命は己の心一つで変わる、と話す(詳しくは下をご覧ください。)。その後、アズールが先にカオス城へと出発したのを受けて、御神籤仙人達もそちらへ向けて出発することに。第52話では、天使達、悪魔達の思いが光の粒となって発せられているときに、「悪魔とて(平和を願い、無益な戦いを終えたいという)思いは同じぞよ。」と話している彼の姿があった。
ゼウスとのやりとり
- (第2話)
ゼウス「わしじゃ〜!」
仙人「「わしじゃ〜!」という奴はしらんぞよ!!」
ゼウス「くぅ〜!わしは世界のアイドル、永遠の美少年、歌ってとりつくスーパーゼウスじゃ〜!」
仙人「そのしょうもないフレーズはまさにゼウス様ぞよ!」
ゼウス「御神籤仙人、久しいのう!時に、その昔、たくさんおったナイスな巫女さん達はどうしたのじゃ?」
仙人「みんな寿退社したぞよ」
ゼウス「そうか、寂しいのう。」
仙人「喜びも、悲しみも幾年月ぞよ」
- (第51話)
ゼウス「お前さんが邪魔しなけりゃ、デビルに一矢報いてやれたものを〜!」
御神籤仙人「・・・戦いの様子は見ておりました。折悪しくも皆様方の卦(け)は大凶、あのままではやられてましたぞよ。」
ゼウス「う、む・・・。」
中吉中吉を連れて帰る時のやりとり
- (第26話)
御神籤仙人「中取って仲裁ぞよ。」
一同「うわ〜!」
ゼウス「御神籤仙人!」
タケル「まぁたでぇたなぁ!」
仙人「中吉中吉よ、不運試子の件は残念だったぞよ。お前さんもそろそろ中吉から大吉に進化せねばなるまいの。」
中吉中吉「大吉に?」
タケル「じゃあ、大吉大吉になんの?」
中吉中吉「まあおいらどっちでもいいけど。」
御神籤仙人「いか〜ん、どっちでも良くな〜い。お前はもう一度わしの元で修行に励むぞよ。」
中吉中吉「修行!?」
タケル「頑張れよ、中吉。」
コーラル「コーラル、中吉ちゃんのそばにいる、中吉ちゃん寂しそうだもん。コーラル、タケルちゃんとここでバイバイね。」
カンジー「お兄さんは?」
中吉中吉「な〜に、嬢ちゃんの兄ちゃんはおいらの赤い糸できっと見つけてみせるってね。」
御神籤仙人「ならば善は急げぞよ。ゼウス様、取り急ぎ失敬ぞよ。」
ゼウス「ほいきた、遠路はるばるご苦労じゃったの。」
コーラル「じゃあ、タケルちゃん。絶対悪魔になんか負けちゃやだよ!」
タケル「おう!」
運命の糸に関する御神籤仙人の言葉
- 時の糸はわずかな風でゆらぎ、その綴り方を変えるというぞよ。運命は常に流れ、秩序正しきものに見えても、実際は常に無秩序なのぞよ。
- 運命は変わる・・・己の心一つでの。
|