スクールゾーン・・・(第9話〜第10話、第22話、第33話、第39話、第52話)満点才如の学校があるゾーン。その学校始まって以来の天才が予習太助。彼の持つ次界卵の情報が入ったCD−ROMをめぐって、タケル達と巻忍具が騒動を巻き起こしたが、結局そのCD−ROMの情報は、シャーマンカーンから得たのと同じ「次界卵は雲のなかにある」ということのみ(第9話)。他に、福陽気妃の福ちゃん杯争奪空中レースが行われ、優勝賞品は次界卵と聞き、タケル達も、来兎・弟の手助けのもと参加するも、 バカラに優勝をかっさらわれ、しかも肝心の優勝賞品は次界蘭という蘭の一種だった(第10話)。再びタケル達がスクールゾーンを訪れたとき、そこはバカラ一行と手を組んだ零天狗の零点呪法によって、1ヶ月前には既にカオスで覆われてしまっていて、満点才如と予習太助が必死になってそれを何とかしようとしていた。予習太助の作った「カオスバスター2号」は九分九鈴の力を増幅させてカオスにそのエネルギーを発射するものだったが、零天狗に邪魔されて、九分九鈴は真っ二つに。タケル達は理科室の「カオスバスター試作1号機」を使って、さらにオゾン僧侶の力を借りて、カオスの層の一番薄いところを攻撃することを試み、見事成功。スクールゾーン全体を覆うカオスを消すことはできなかったものの、1カ所に穴を開けることができ、零点呪法で勉強への熱意を奪われ、学校に来なくなった生徒達も戻ってきた(第22話)。第33話では、クリア受神&送信が全天使に、アラクネの谷の情報を求めた時に、そして、第39話でも同様に、タケル達を見かけたら、手厚くもてなすように頼んでいる時に、次々と出てきたゾーンの中で現れた。カオスが消え、平和が取り戻されたスクールゾーンでは、いつものように、満点才如が予習太助とともに授業を行っている姿が見られる。九分九厘も元通りになったようである。
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