オフィスシティ・・・(第43話)オートメーション化された、何をするにも書類が必要な街(詳しくは、オフィスシティの書類の欄を参照ください。)。大量の書類が、張り巡らされた透明なパイプラインの中を行き来している。その書類は、一度街の中心部にある巨大な球体(書類の配送システム?)の中に集められ、その後、同じパイプラインを通って提出先に届けられるようである。書類が大事な街であるので、緊急消火装置が充実しており、どこかで火を感知すると、自動的に放水が始まる仕組みになっている。ゼウス船が体力の限界に達してここに不時着し、建物や図書館を破壊したため、ミニ鳩ポリスの指示で、タケル達が本の片づけをするはめになる。その作業中、カンジーが「カオス撃退の方法」と書かれた本を発見したのを、発信機を通じて知ったポーカードは、朱烈男爵を送り、その本を食べさせた。その後、周りにある本や書類を食べて、朱烈男爵は巨大化し、紙を求めてさまよいつつ街を破壊しだしたため、街はパニックに陥り、カオスが広がった。朱烈男爵の弱点に攻撃が届かないので、タケルは、ポーチに、朱烈男爵を街の外におびき出すよう、カンジーにゼウス船を起こして天聖理力砲を発射するよう言う。ポーチの方は、ミニ鳩ポリス達の協力もあって、うまくおびき出すことができ、カンジーの方も、うまくゼウスを起こして発射までこぎつけた。ゼウスが発射直前にくしゃみをした拍子に、空気のかたまりのようなものが朱烈男爵に向けて発射され、それを食らった朱烈男爵は、そのまま空へと飛んでいた。と同時に、カオスも消えた。タケル達は、街を救ったということで、ミニ鳩ポリスから感謝状を受け取る。
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