▼平成19年1月25日(木)250日目(36週目)
猪がやられている
地球温暖化による生態系の乱れか、あわれ猪が新年早々撃たれている。人間を襲うんだから仕方がないけれど何とも言えない後味の悪さよ。さっさと山へお帰りと言ってやりたい。かばみたいに全員動物園にいればいいものを・・鶏肉になって役に立つ前に鶏インフルエンザで処分されてしまう鶏もしかり・・人間て罪深いね。ほんと。
今年は歩く
車に乗らずせっせと歩くことに決めた今年は暇さえあれば歩いている。足が疲れるのと一緒に全身が程よい疲労感、ここでやめておくのが大事である。疲労が過ぎないようやめておく。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ってとても大事な格言ですね。鎖骨を折ってから歩く時にバランスが悪く、まっすぐに歩くには常に気にしなくてはならない。今年に入って大分改善したがまだ右に力が入る。フラフラ〜〜と斜線を行くような感じになったら脳も疲れた証拠だ。脳トレも疲れ過ぎたるは危ないと知る。
ポンコツ車は頑張る
昭和48年に作られた車が必死に動いている。34年目にして廃車になる寸前でまたまた甦った。家中の者があきれている。もういい加減であきらめて廃車にするべき、うんそうしよう・・と一致していたのになんでこうなるの??燃料ポンプを取り換えてガソリンタンクに水抜き剤を入れたら寒い朝でも一発でかかったのは奇跡に近い出来事だった。なお今後の安定走行のために燃料タンクを交換することになって、こうなると空冷の昔ながらのポンコツ車(フォルクスワーゲン「ビートル」)は我が家のアイドルになりつつある。古いものが好きな長男の願いが通じたようだ。3万円で友達からもらってかれこれ○十万円かかっている。エンジンが突然ボーンと燃えた時はさすがにビックリ仰天したがそのエンジンも取り替えて乗ってきたんだからおいそれと廃車には出来ない代物である。自動車会社の方も「味わいのある車ですね」と修理に精を出してくれる。私も運転席に乗ってみると可愛くなって捨てがたい感じになってしまった。ハンドルは重いし、変なレバーがあるし、車内もなかなか暖まらない。夏は熱くなりすぎて後ろのエンジンルームのふたをあけてパタパタとあおいで冷ましていた。修理の手伝いでスイッチを入れたり切ったりしただけで私はまだ一度も運転したことが無い。朝になると「今日はエンジンかかるかなー?」と楽しみというか期待というか。ふと、この愛すべきポンコツビートルにわが身が重なった。
左腕垂直まであと一歩
65度くらいまで上がるようになった。横への動きならOKなのでノックならできそうだ。バットは重いのでテニスのラケットで水平運動をしている。日差しが暖かくなるとグラウンドへ行きたくなる。春よこい早く来い。♪
▼平成19年3月30日(金)314日目(45週目)
限りなく垂直に上がってきた左腕
この冬の雪かきは2回ほどですんだが鎖骨がずれる様なギシギシと言い始めたのは気持ち悪かった。寒い日は鎖骨の周りが痛むのは古傷が痛む範囲であろう。ほぼ垂直に上がってきた左腕。機能的にも回復著しい。後ろ手の使い勝手も戻ってきて完治といえるかもしれない。1年経つころにはすっかり治っていると思われる。ただ膨滿感はいつまでも残りそうだ。
体の次は家の普請。
今年こそ取り掛かろうと2月から家の建替えに向けて準備が始まった。2世帯に備えての一大事業である。築80年を超えるこの家の住人は私たちで4代目くらいになるようだ。板を当てて釘を打ち、使いやすいように修理して住んできたがシロアリ被害やトタン屋根の劣化、耐震性の問題、人口(家族)密度の増加、家族の健康度等々から今年ということになってきた。愛着のある家を壊すことは経験ある人たちによると涙が出た人とご苦労様と言う気持ちで涙は出なかった人に分かれるがさて私はどちらかな。床が平らで(今の部屋はコタツの名残りが盛り上がっている)家族がゴロゴロ(猫じゃないけれど)憩える家であれば良い。車椅子対応にしておきたい。住宅メーカーさんの意向に反して地味な家を望んでいる。さりとて武家屋敷のような風情は無理だろうけれど。庭に車庫のスペースをとるので木々や池の石組みはほとんど取ってしまうことになるが角の梅の木だけは残りそうだ。ブロック塀の上にチラホラと咲き始めたこの木を残せることは嬉しい限り。塀に沿うように枝振りを整えるのに5年かかった夫は通る人が立ち止まって花見をし褒めてくれることが毎年の喜びなのである。今年の梅はまばらである。
それにしてもためにためたガラクタ
の片付けに疲れてこのところ小休止であった。思い切って捨てる物とやっぱり残す物との選別に苦慮している。良い機会だからなるべくすっきりと片付けたいと思うが収納スペースをなるべく取れるようにとこだわっている私。ガラクタへの愛着を半分にしなくてはならない。
早朝の春雷にびっくりした。
能登の地震の時は我が家も大いに揺れた。今朝の雷には驚いた。自然の前ではただすくんで待つしかない。目まぐるしく変化していく自然。それでも一番変わりゆくものは人間なんだろうと思う。そういう意味では家というのも仮住まいのような気がしている。縁があって住んだ家、これから住む家。家作りをめぐってのたくさんの人たちとの出会いと別れ。一生のうちに一度か二度の経験だろうけれど体力的には限界を感じている。さいわいに暖かくなったし左腕も上がるようになったのでガラクタの片付けを再開しようと思う。
▼平成19年5月20日(日)365日目(丸1年)
もうすっかり治ったといえるのだけれど
今年は練習グラウンドの城北小学校の耐震補強工事のためソフトの練習ができない。まだグラブをもってボールを捕球する自信はないのでちょうど公然と休みをもらったような気がする。
家の引越しも済んで両方の家の片付けを・・
ふらふらしながら進めている。ものすごい量の廃棄物がでたというより出した。ガラクタを思い切って処分することが出来ればこれからは必要最小限のものを使って身も心もすっきりと生活することが出来るのだとやっと思えるようになってきた。今までの人生を片付けつつ真に必要なものたちを大事にいとおしんでこれからは生きて行きたいものだ。
何が大切で何が不要なのか見極めるときがきた。有限な体を大事にしていこう。
腕が上がる・・こんなあたりまえのことが
再び出来て感謝感激!!受傷記念日を前にこの日記も終りにします。
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5月21日受傷直後

5月29日 8日後

7月18日 64日後

白線の内側に骨が出来ている。
9月5日 113日目

骨の生成が思ったより十分ではない。
12月21日 215日

Dr.「ま、いいんじゃない?」
12月21日の写真

三角の部分は溶けてなくなるそうです。
ほんと?
「しんじられなーい」

(平成17年4月の梅の花)
今年はまばらに咲いただけ。
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