ものの本によれば

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創造界帝 W仏KING(そうぞうかいていだぶるぶっきんぐ)・・・(第16・17・26話・第33話予告・第33話・第41話・第42話・第50話・第51話・第52話予告・第52話)天使と悪魔の顔を持つW族。顔は回転すると悪魔の顔と天使の顔が入れ替わる。天使の顔の時は、天上キャッスル辺りにある砂漠の中の神殿で、タケル達に次界卵聖蓋天源核のことについて、全てを知り尽くしているかのように語り、悪魔の顔の時は、絶メッ鬼にタケルの持つ天源核を奪うように命じるなど、謎の行動をとっている(第16話)。実は、天源核、聖蓋を産み出したのはW仏KING。第17話では、タケル達とバカラ達を、デジカメ天帝減画素魔が対立しているところへ飛ばし、「天使が襲い、悪魔が逃げる」という1つの真実を見せつけた。タケルから奪った天源核で何かを行おうとしていたが、まだその時ではない、とタケルに再び預ける。第26話では、(タケルが)戦使の遺伝子を受け継いだ、と言ったり、天源核と魂壺のかけらが合わさって謎のエネルギーを生じたとき、「まさか・・・もう出会ってしまったのか・・・」と言っていた。第33話の予告でもタケル達の前にいきなり現れ、「時まさに満ちんとしておる。次界卵はすぐそこにある。そう、お主達のすぐ近くにな。」と告げている。第33話で、タケル達に、「蜘蛛は次界卵を産み出す力を秘めたもの。」「目指せ、アラクネの谷を。」などという手がかりを与えている。いつも情報を少しずつしか教えてくれない彼だが、実は彼も必死に手がかりを集めているらしい(byアズール)。第41話では、アズールが闇王核を手にしたことを、「来るべき栄華のためだ」と言っている。第42話では、W墓戯に命令して、コーラルに対して「破壊の王覚醒の儀式」を行わせ、アズールを呼び出した。その目的は、闇王核を持つ彼を、破壊の王として力を覚醒させ、天使と悪魔を滅ぼし、その後、次界卵を使って新たな世界を創造、W族の世にする、というものだった。が、アズールが拒否し、タケルがW墓戯を天源核に吸収したので、その目的は達成されなかったようである(詳しい儀式の内容についてはこちらを参照ください)。アズールとコーラルが2人で1人のW族となっているのには、どうやら、彼が関わっているらしい。また、アズールのことを「我が忠実なるしもべ」と呼んでおり、アズールが闇王核をカリスマデビルの元から盗み出したのも、天下を取って創造主になろうとしていることも、全てW仏KINGから与えられた使命らしい(byW墓戯)。彼は、仲間であるはずのW墓戯が戦っているのに、ただ見ているだけ、という謎の態度も示している。

第49話において、次界胎后ノヴァの口からW仏KINGの正体が語られる。W仏KINGは五造大神の1人「心産みの神」であり、善と悪の心の結晶である天源核と闇王核を産んだ。が、心操るが故に、恐れを知らない野心家であるらしく、アズールに、天源核と闇王核を合わせると、天下を取るパワーが得られる、という記憶と野心を与え、彼の影として行動させていたのである。おそらくその目的は、W墓戯が上に書いてあるように言っていたように、「次界卵を手に入れて、W族の世を作る」ことにあるのではないかと思われる。第50話において、全てが彼の計画通りに進んでおり、自らの手で世界の創造を行おうとしていることを1人で語っている。第51話では、コーラルの口から、本当はコーラルが六手の里でタケルと出会うはずだったのに、戦使のタケルに目をつけた彼の細工で、ポーチが出会うことになってしまったということが話された。

第52話において誕生した次界卵の前に現れたW仏KINGは、次界卵を奪い取り、W族の世界を築こうとした。一見、W仏KINGは、その望む通りの世界に立つことができたようであるが、実は、W仏KINGは、五造大神としての掟を破って次界卵に触れてしまったことの罰として、永遠という牢獄に閉じこめられてしまったのであった(本人は気付いていないようであったが。)。こうして、W仏KINGの野望はついえた(詳しくはこちら)。

W仏KING・謎の発言集(第16・17・26話、第33話予告&本編・第41話・第42話・第50話・第51話・第52話予告&本編より)

    
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