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Sunday, May 07, 2000

 





<プロフィール>

キルギス共和国:旧ソビエト社会主義連邦共和国の構成国
首都:ビシュケク
時差:GMT + 5
人口:約450万人(1997年現在)
     キルギス人:52.4%
     ロシア人  :21.5%など
通貨:ソム(CoM) 国外持ち出し禁止
    1CoM=3.5円(1998年現在)
    旅行時は1CoM=2.0円(2000年1月)程度であったと思います。ただし、インフレが激しく、価格変動がひどいためお気をつけ
    ください。また、日本での為替相場を確認することは大変困難であるため、旅行会社等にて調べていただくのがよいかと思われま
    す。日本での両替はできません。
国土:面積は日本の国土の約1/2

各国・地域情勢(外務省)

為替レート計算機


移動手段:アシアナ航空を利用。
   
    関空     →    ソウル    →     タシュケントへ     →     タラス     →       ビシュケク
         約1時間半        約9時間             約7時間(車)       約6時間(車)
                                            国境越           国境越


日本人鉱山技師拉致事件で一躍有名となった国です。
ニュース等により日本人にとっては印象が悪いかもしれませんが、首都ビシュケクは日本と比べれば静かな田舎町といった雰囲気をかもし出しておりました。
拉致事件で有名になったため、危険な国という印象を与えてしまいましたが、訪問地域に注意をすれば、通常海外旅行をする際の注意事項に気をつけておけば良いたびとなるでしょう。

国土のほとんどが海抜1000メートル以上の山地ということで、周りを見渡しても山々。
ウズベキスタンとの国境を車にて渡りましたが、冬ということできれいな雪山と広大な草原を横切り、首都へとわたりました。
さすがに中央アジアでもっとも美しい山と湖があるといわれているだけのことはありました。
  イシク・クル湖(旧ソ連時代には外国人立ち入り禁止)など
  

宿泊施設は、旧ソ連時代の外国人宿泊施設に宿泊をしました。旧ソ連時代から続く宿泊施設と言う事で、古く、温水が出ないと言う事もあったが、歴史があり旧ソ連時代にタイムスリップしたようなムードを味わえるかも。しかし、現在、改修作業等により顧客確保目指しているように感じられました。これら以外に宿泊施設としては、外資系のホテルチェーンの進出が目立ちました。


コミュニケーションについては、公用語がキルギス語でほとんどの人々がロシア語を話すということで、非常に困難でありました。
まずタクシーでは、英語がまったく通じませんでした。ホテルも同様、英語が通じることはほとんどありませんでした。。ロシア語が中心であったため、行き先の指定においても身振り手振りという状況が多くありました。これも旅行の醍醐味かな。

お金については、US$を持っていたほうが何かと価格交渉する場合有利となります。
自国通貨のインフレが激しいため、外国通貨、特にUS$の価値が高いため、タクシー等においても交渉が有利となります。ただし、最終手段として使っていただければよいかと思います。

今回私は、アラ・アルチャ自然公園やイシク・クル湖には時間の都合により訪問することができませんでした。
しかし、旅行ガイドブック等を見てもすばらしい場所であると評判がよく、私も訪問したいと考えていたため、大変残念です。
皆さんがキルギス訪問する際にはぜひ訪れてみてください。

<注意してください>
 元CIS諸国(中央アジア)は、物(特に高価品、現金等含む)の持ち込み、持ち出しについてはかなり厳しくなっております。申請が義務づけられており、1度の申請において、2枚申請書を書くこととなり、1枚は入国時に税関にてもう一枚は出国時に提出することとなっております。出国するまでなくさないように気をつけてください。もしなくした場合、現金・高価品等が没収されることがあります。私の場合、タクシー移動であったため申請をおこたり、カザフスタンからの出国時に大きなトラブルを抱えてしまいました。空港にて通関できなくなってしまいました。現地のトラブル時の相談先である、旅行会社に連絡をしましたがよい対処方法がないため、強行(?)で通過することしかできませんでした。ちょっとここではお話はできませんが。せっかくの旅行が台無しになってしまいます。これから予定されている皆さんご注意ください。
 国境越についても気をつけてください。とくに、旧ソ連時代に支配者に有利となるように複雑な地形をしており、車にて移動する場合には、普通に道路を走っていても知らぬ間に国境を越えていたりします。ビザの有効期限等に気を配り、移動を行ってください。自由旅行で訪問する場合は、特に気をつけてください。現地警察官は何かにつけ、因縁をつけ持ち物を没収しようとします。隙を見せないようにするためにも気をつけてください。

<税関申告について>

 税関申告書

入国の際、持ち込み物品を確認後、サインをされ、1枚だけ返却されます。これを出国時までなくさないように気をつけてください。

<レギストラーツィア(外国人登録)について>

  旧ソ連時代の制度の名残で、入国した外国人を管理するための登録ですが、これは、各ホテルの宿泊証明という形でホテルチェックイン時にパスポートを預ける代わりに手渡されます。外出時には、必ずパスポートもしくは本券を携帯するように気をつけてください。できれば、パスポートとヴィザのコピーがあれば無難かもしれないですね。

  

表                           裏



<ビシュケク>

首都ビシュケクは、チュイ大通りをはさんで国立博物館、大統領府、ドゥボーヴィ公園、キルギス美術館、ロシアドラマ劇場などが集中しております。そのため、移動時間を少なくほぼ2日程度で観光することが可能です。


西門

アラトー広場前チュイ大通り

ビシュケクの中心を走る大大通り。観光名所と呼ばれるものが目白押し。
 
首都郊外の遊園地。

首都ビシュケクより車にて15分、韓国・キルギス友好のシンボルであるメモリアル記念館(?)にある公園です。

 

キルギス国立博物館。

1Fには、移民族の移動式住居が展示されていた。
2Fには、社会主義時代そのままでレーニンや革命家たちの像が展示されていた。
3Fには、歴史博物館となっていて、発掘された青銅器などを展示していた。

表記はロシア語(?)であったため、内容については、よく把握できなかった。

キルギス国立博物館より、アラトー広場を望む


マナス王像

フィラルモニーヤ・コンサートホールの前庭に、キルギスのシンボルであるマナス像が聳え立っていた。
キルギス人が千年も昔から語り継いだ英雄叙事詩のヒーロー。
   
キルギス美術館。

 

キルギス(首都:ビシュケク)からカザフスタン(首都:アルマトゥ)へ



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