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シリアという国の名前を聞いて「危ない国」という人が多いようですが、イス
ラム圏というであるためかどうかはわかりませんが、大変平和(?)で人々も親切であ りました。滞在中もまったく心配になるようなこともなく、現地で友人が来るほ
どのほのぼのした国にであります。ダマスカス、クラック・デ・シバリエ、パル
ミラ、テリゾール、ボスラ、アレッポなどシリア国内あらゆる地域に見所があり ました。そしてそれらの地域への交通手段としてバスが大変発達しているだけで
なく、安く利用しやすい物でした。異国情緒が味わえるすばらしい時間を過ごす
ことができます。
また、バスはシリアの至る所につながっており、ダマスカスのバスターミナル
では多くのバス会社がありひっきりなしにバスが行き来していました。地方に行
く場合にはバスを利用するのが最もよいでしょう。シリアの幹線道路はかなり舗
装の状態がよく比較的短時間で長距離を移動でき、またバス会社によっては大変
サービスがよく、飲み物やあめのような食べ物ももらえました。
シリアは安全な国(?)ではありますが、地域により危険度が高い所がありこのよ うな情報は外務省の海外情報を旅行前には必ず確認しておくべきです。私が訪れ
たときはイラクが核査察受け入れ拒否し、大変緊迫していたときであったため、
外務省の情報には大変気を配りました。シリアはイラクとは比較的友好的である
ため、直接的な被害がないとはいえ出国できないという事もありえますので気を
付ける必要があります。
シリアからヨルダンへ国境を越える場合には、陸路はバスという手段があるの
ですが、国境越えの審査が厳しいという事で飛行機で国境越えをしました。特に
日本の学生には厳しいそうです。近年日本人の信用度も上がっているという事で
弱まりつつあるそうですが、こうなった理由というのが戦後の中東における学生
テロが原因だという事です。ということで私はロイヤル・ヨルダン航空を使った
のですが、航路が大変シリア特有であるような航路をたどりました。というのは
シリア南部には、まだ半戦争状況にあるゴラン高原があるためダマスカスからア
ンマンまで直線的に飛ぶのではなく、ゴラン高原を避け半円時計周りの航路(か
なりの遠周り)をたどりました。これでこの国の置かれている状況を実際に感じ
る事ができたのが貴重な体験であったと思います。
シリアのテレフォンカード
<ダマスカス>
砂埃のすごい町でした。旧市街と新市街に別れており旧市街地はスーク(市場 )と住宅地からなっており細く、迷路のようになった路地に家が連なっておりま した。
ダマスカスの町並み |
カシオン山 聖書によるとこの世で最初の殺人が行われた場所である ここには高層住宅や公園があり、さらにその上には軍事基地がある。 |
スークの入り口 この隣のスークは全長600m以上の長い市場でアクセサリーやじゅうたん、食べ物などが売られている |
サラディーン廟 十字軍の襲撃からダマスカスを守りエルサレムを奪回したアラブの英雄サラディンの魂が眠る場所 |
ウマイヤドモスクへの入場券
ダマスカス博物館
中の展示物には日本語はおろか英語表記もなくまったくどういった物が展示さ れているのか分かりませんでした。 館内は撮影禁止でした。中には公園がありスケッチをしたり休憩をしたりとさ まざまでした。 |
ダマスカスからアレッポへのバス券
<ハマ>
ダマスカスからバスにて約2時間30分で水車で有名な浜に到着します。
ハマの大水車
ダマスカス発アレッポ行きのバスの停車場所から。観光スポット |
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