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Sunday, June 04, 2000

 



 

<プロフィール>

カザフスタン共和国:旧ソビエト社会主義連邦共和国の構成国
首都:アスタナ(アルマトゥではありません)
時差:GMT + 6(日本との時差は-3時間)
人口:約1,600万人(1997年現在)
     カザフ人:50%
     ロシア人:34%など
通貨:テンゲ(Tr) 国外持ち出し禁止
    1Tr=1.2円(1998年現在)
    旅行時は1CoM=2.0円(2000年1月)程度であったと思います。ただし、インフレが激しく、価格変動がひどいためお気をつけ
    ください。また、日本での為替相場を確認することは大変困難であるため、旅行会社等にて調べていただくのがよいかと思われま
    す。日本での両替はできません。

 カザフスタン入国ビザ

各国・地域情勢(外務省)

為替レート計算機


移動手段と旅行日程:アシアナ航空を利用。
   
  関空   →  ソウル    →   タシュケントへ   →    タラズ     →      ビシュケク    →    アルマトゥ
     約1時間半     約9時間          約7時間(車)     約6時間(車)          約6時間(車)
                                 国境越           国境越             国境越


日本人にとってなじみのない国であるが、世界で9番目に広い国土をもち、またその国土の90%がステップ地帯が広がるという、自然に恵まれた国である。
天然資源にも恵まれ、石油や、天然ガス、石炭等にも恵まれている。
ソ連時代の最先端の宇宙基地であるバイコヌールが領内に残されたり、アラル海の湖面縮小などの深刻な環境問題も抱えている。
また、人口のほとんど(1600万人)が首都ではないアルマトゥに集中しているというのも特徴である。これには1997年の遷都が関係しているようである。ちなみに首都のアスタナは30万人です。

宿泊施設は、旧ソ連時代の外国人宿泊施設に宿泊をしました。旧ソ連時代から続く宿泊施設と言う事で、古く、温水が出ないと言う事もあったが、歴史があり旧ソ連時代にタイムスリップしたようなムードを味わえるかも。しかし、現在、改修作業等により顧客確保目指しているように感じられました。これら以外に宿泊施設としては、外資系のホテルチェーンの進出が目立ちました。


コミュニケーションについては、公用語がカザフ語でほとんどの人々がロシア語を話すということで、非常に困難でありました。
まずタクシーでは、英語がまったく通じませんでした。ホテルも同様、英語が通じることはほとんどありませんでした。。ロシア語が中心であったため、行き先の指定においても身振り手振りという状況が多くありました。これも旅行の醍醐味かな。

お金については、US$を持っていたほうが何かと価格交渉する場合有利となります。
自国通貨のインフレが激しいため、外国通貨、特にUS$の価値が高いため、タクシー等においても交渉が有利となります。ただし、最終手段として使っていただければよいかと思います。

今回私は、中央地域には時間の都合により訪問することができませんでした。
しかし、遊牧民族の生活や大自然(草原)等を味わうには訪れる価値が高いと思われます。

<注意してください>
 元CIS諸国(中央アジア)は、物(特に高価品、現金等含む)の持ち込み、持ち出しについてはかなり厳しくなっております。申請が義務づけられており、1度の申請において、2枚申請書を書くこととなり、1枚は入国時に税関にてもう一枚は出国時に提出することとなっております。出国するまでなくさないように気をつけてください。もしなくした場合、現金・高価品等が没収されることがあります。私の場合、タクシー移動であったため申請をおこたり、カザフスタンからの出国時に大きなトラブルを抱えてしまいました。空港にて通関できなくなってしまいました。現地のトラブル時の相談先である、旅行会社に連絡をしましたがよい対処方法がないため、強行(?)で通過することしかできませんでした。ちょっとここではお話はできませんが。せっかくの旅行が台無しになってしまいます。これから予定されている皆さんご注意ください。
 国境越についても気をつけてください。とくに、旧ソ連時代に支配者に有利となるように複雑な地形をしており、車にて移動する場合には、普通に道路を走っていても知らぬ間に国境を越えていたりします。ビザの有効期限等に気を配り、移動を行ってください。自由旅行で訪問する場合は、特に気をつけてください。現地警察官は何かにつけ、因縁をつけ持ち物を没収しようとします。隙を見せないようにするためにも気をつけてください。

<税関申告について>

 税関申告書

入国の際、持ち込み物品を確認後、サインをされ、1枚だけ返却されます。これを出国時までなくさないように気をつけてください。

<レギストラーツィア(外国人登録)について>

  旧ソ連時代の制度の名残で、入国した外国人を管理するための登録ですが、これは、各ホテルの宿泊証明という形でホテルチェックイン時にパスポートを預ける代わりに手渡されます。外出時には、必ずパスポートもしくは本券を携帯するように気をつけてください。できれば、パスポートとヴィザのコピーがあれば無難かもしれないですね。

 

表                           裏



<タラズ>

ウズベキスタンの首都タシュケントから、キルギスの首都ビシュッケクへのタクシーでの移動中立ち寄ったタラズ。

国境間は、今回タクシーでの移動(乗合タクシー)であったため、国境越え時の写真撮影は行えなかったが、大変すばらしい「ドライブ」であった。
中央アジアの各町がが山間部(?)にあり、旅行期間が冬(1月)、広大な平原ということもあり、町から町への移動中には雪が積もった山々を背景に、広大な平原を横切ったため、「すばらしい」パノラマビューを楽しむことができました。飛行機による移動もよいが、ぜひ車での移動で自然を楽しんでいただきたいと思います。

しかし、道路の舗装率が悪いため、車中は快適とはほど遠いものがありました。
乗合タクシーなので、やはりロシア語にて会話ができればもっとよかったかもしれないですね。

タラズの町並み(大通り)

カザフスタンの田舎町ということもあるが、大きいとおりに、少ない車のとおりということで、少し寂しさ(静けさ)を感じた。
 
カラハーンちょうおよび公園の入り口(左写真)

カラハーンちょう(右写真)があるのは、タラズの町の中心部より少し外れた公園の中にある。
その中には、カラハーンちょうおよびダウトベクちょうがある。

郷土史博物館

人面石が博物館裏にあった。

郷土史博物館より望むドストゥク広場

町の中心にある公園

公園の中には現地のツム百貨店があった。






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