◆レジェンズ 甦る竜王伝説 第17話「調子の歯車ガッタガタ - LOVE ME OR BELIEVE ME -」。
今までと同じ一日を同じよう過ごしているはずでも、以前とは違う雰囲気が。それは、それぞれのレジェンズに対する見方の変化が大きな原因であるのは確かなのですが、その他に目に見える形での一番の原因は、やはり、メグにビッグフットというレジェンズが現れたということでしょうな。
例の急展開の時に引き続き、レジェンズに対して過剰といえなくもないほどの激しい拒否反応を示していたメグですが…マックに続き、今回はシュウ、と、親しい友達がレジェンズに関わって傷ついているのを目の前にしたら、いくらハルカ先生が「レジェンズは怖くないのよ」と言ってもちょっと難しい部分がありますな〜。とはいえ、現在の状況は、「中途半端な知識は余計混乱をきたしかねない」といったハルカ先生の見方も確かに一理あると思うので、今後の彼女のそういう面でのケアに期待してみたくなった次第…と書いてみたけど、う〜ん、期待しすぎかしら(^^;)…なんとかレジェンズ追っかけ25年のパワーと先生らしい側面とでシュウ達を元気付けて欲しいものですが〜。
それにしても、メグの立場でないこちら側からすると、あれだけメグに尽くしているのにその本人に頭ごなしに拒否されるビッグフットがさすがにかわいそうで仕方なくなってきてしまいますわ(^^;)。もちろんメグ本人にはビッグフットの行為は余計なお世話なわけですけれども、今回に限っては、危ないところを守ってくれたということに関しては、メグもちょっとだけ歩み寄りがあってもいいかな〜と思ったり。でも、やっぱりああいう感じでレジェンズにつきまとわれたらそれだけで私も嫌かな(汗)…難しいトコロ(^^;)。
BB達も会社の命令に疑問を持ちながらも、文句を言ったらクビと社長に釘をさされた上での作戦行動なわけで、今までとは違った雰囲気がありましたです。…でも、そういいつつも、なんだかんだいって例のごとく最終的には今回も作戦失敗だったわけですけれども(笑。吹っ飛ばされながら始末書当番の話している辺りがやっぱり彼らだなあと。^^;)。
ただ、結果はいつもと同じだったものの、今回登場のキマイラにはシロンも少々苦戦していましたね。…ある意味今までで一番まともな敵だったかも(笑)。4体に分裂しての攻撃はなかなかのコンビネーションで見ごたえがありましたですわ…シロンも本当の意味で初ダメージ受けたって感じでしたなぁ(以前も色々あったけれど基本的には余裕勝ちなところありましたからのう^^;)。にしても、ワニさん(殴)の時もそうでしたが、シュウを攻撃からしっかり庇ってあげているシロンにはやはり惚れるものがあります。でもって、やっぱりウイングトルネードは相変わらず最強ですな〜。今回もトドメはこれでキマリでしたな。
今週のシュウは、どうしても例の出来事のことで暗くなりがちな場を、以前と同じ雰囲気に保とうとしている姿が印象的でした。…自らお決まりシチュエーションを作ってメグの殴られ役になるとは(笑)。「姉ちゃん、いいパンチしてるじゃねえか、オレと一緒に夢を見ねえか。」はもはや定番ですかね(笑)。メグもマックも、そういうシュウがやっぱり好きなんだなと見ていて思いました。
あと今週のシュウといえば…キマイラにダウンさせられた時にBB達に命乞いのようなことをしているシーンですか…。パッと見だとなんだか情けない姿ではあったりしますが、元々彼自身の中に、戦って守らなければならない何かがあるとかそういうわけでもないのですから、あれが至極自然な反応なんだと思います、うん。むしろ、あらためて、シュウ達はレジェンズに対して別に積極的に何かする動機が今の所ないんだよなあということを再確認した次第。その為、訳わからず無理矢理でも戦わなければならなくなっている現在の状況というのは結構酷な状況だなあと(今回はBBの行動が容赦なかった分その部分が浮き彫りになっていた気がいたしまする。)。そう考えると、何か強い動機になるものが出てくると、シュウ達の姿勢はまた違ったものになってくる気がいたしまする。それはそれで戦う理由が出来てしまい、同じく否が応でも戦わなければならなくなるわけでキビシイことではあるのですけれど…。
さて、そんなこんなでシロン曰く「すっきりしねぇ」状況だった今回ですが…これからどうやって切り開いていくかですのう〜。やはりしばらくの間は全てランシーンの出方を待って、その中で色々とはっきりさせていくしかないのか…と思ったら、ラストではその彼までなんだか焦っているようで(苦笑)。汗をタラリと出しながら「あまりいいものじゃないが、仕方がない…。」と繰り返しつぶやいている姿は今までみた彼とは一味違って…不安をあおられる部分もありつつちょっと笑ってしまうものが(殴)。
次回はそんな切羽詰っている彼の切り札的なものが出てくるということでしょうが…さて、どうなるのか次回を待つことにいたしまする〜。サブタイトルじゃないですが、早くシュウ達の調子の歯車が良くなることを祈っておりまする〜(ちょっと表現クサイかな^^;)。
そういえば今回ビッグフットに屋根の上を走られて家がグラグラしていた完全に第三者な(笑)おじいさんとおばあさん…「アメリカのネコは大きいんですよ。」「アメリカの家は日本の家より頑丈だからこんなことでは壊れませんよ。」…おばあさんにあんなに自信たっぷりに言われたら全て信じてしまいそうです(^^;)。 |