■ C O N T E N T S ■

 
 夏目漱石を読むという虚栄 ・・・ 夏目漱石批判予告 2 種(PDF)
 Gallery ・・・ 暮色、だれか?、自画像...
  ・・・ 夜道の風雅、おどろおどろ、嘘の月
 まど・みちおの『ぞうさん』讃 ・・・ まど・みちおの百歳の誕生日を祝うNHKの番組を少し見た...
 ヒロシ ・・・ タレントのヒロシ論。(PDF)
 こころ ・・・ 前作の「「こころの読めない部分」についで書いた、夏目漱石批判の書。前編。(PDF)
 「『こころ』の読めない部分」について ・・・ 2005年10月15日初版発行「こころの読めない部分」の解説
 『いろはきいろ』 ・・・ 「月明かり。薄く埃が積もり始めた。世界中誰もが読んでいて、
あなただけが読んでいない、青い本の上に」全681頁を一挙公開中!
 漫画の思い出 ・・・ 「のらくろ」「あんみつ姫」から、いがらしみきお、大島弓子、根本敬、木城ゆきと など多彩な漫画と漫画家に言及。 現在は「あ行」から「な行」の作者の作品について掲載中。おって更新します。
 歴史年号語呂合わせ ・・・ 受験生におくる、歴史年号暗記のための精選語呂合わせ集。言葉遊びを楽しみながら、お勉強できます。
 思い出す前に ・・・ 助かりたくなかったのか 重ね重ねの光彩の縁で
 (助かりたくなかったのだろう)
 空席について ・・・ ひとつ置きに座席は埋まる
ひとつ置きに空席が生まれる
 子供の絵 ・・・ この空に 窓はないの
 遊動円木 ・・・ 撓む光に縋れば倒壊の記憶に驚こう
 コノハガキエテ ・・・ マガリカドニ オチテイタノハ コノハデシタ
 早口言葉 ・・・ 早口言葉です。「温かい友と高い意図と戦いの元」
 ツララ ・・・ 三連符の口誦
 シンジラレナイ! ・・・ 「シンジルヨ」と、トナカイが言った。冬の獣は心配性。シンパイ、シンパイ。でも、口先だけよね。
 山芋 ・・・ 山芋植えた。病いも癒えた。祝いも終えた。山芋掘れた。尼にも触れた。
 『モンテ・クリスト伯』をよむ ・・・ 垂直に沈みたり ただ垂直に沈みたり 死を真似しとがなり
 松明を借りに来た少年 ・・・ 松明を借りに来た少年は、小屋を出て、急な坂を下りて行った。
 土間の土器 ・・・ 「天使って言った?」「言わない、誰も」「誰か来た?」「来ない、誰も」
 おじさんの煙管 ・・・ 「荒神橋の橋桁にゃあな、あの黒くて長いのがよ、ずっと引っ掛かったままなんだぜ」
 手鏡 ・・・ 「外見は緑の蜻蛉で、羽は震えているから見えなかった」。
 2番目の私 ・・・ パパはいつも私に言うのだった。君は世界で2番目にきれいだよ。
 アート・チェス ・・・ 水盤に、小物、絵の具などを交互に入れ、趣味を競う。
 元猿 ・・・ 「増える人間というのはね、実は臓器移植用の人間擬なんだよ」
 消える影 ・・・ 終わらない緑の悶えの奥の堅い舌先で 賢しらな少女が尖った胸を洩らす その影
 さっき ・・・ さっき 短めの鉛筆で 手の中の細い紙に 歌 と小さく 書いた
 歩いて帰れ ・・・ 喪章を腕に巻いた男が二人、ふざけ合っているようだ。そんなはずはないのに。
 日本語会話の常識 ・・・ 問「そこから飛び降りろ」
答(1)「何で?」 (2)「私だけ?」 (3)「怖いよ」 (4)「ちゃんと受け止めてね」
 ナドナド ・・・ 糸井重里作「ドナドナ」の異本
 SAMUI ・・・ 「ううっ、寒い。えっ、暑いの? どうして。
そこ、どこ。っていうか、君、誰。」
 CHANCE IMAGE ・・・ チャンスイメージ
 百足/文字 ・・・ 数年前、私を咬んだ百足を、私は潰した。そして、拾った紙に包んで捨てた。

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