イベント参加リスト(1997年03月)
最終更新日:2024/01/06 22:05
桜井智後援会「スキー合宿」【概略】

日時:1997/03/11(火)〜13(木) 10:00
場所:蔵王温泉(山形)

出演:桜井智/遊星王女[森谷密/橋本遊]/長崎萠/竹中伸一郎/猪爪直幸/籾井妙子

桜井智後援会「スキー合宿」【曲目】

□夜の宴会にて
01.冒険の数だけ(オリジナル)/桜井智
02.風のように流のように(オリジナル)/桜井智
03.笑っちゃうけどスキ!(オリジナル)/桜井智
04.炎と嵐(オリジナル)/長崎萠(音源鑑賞会)
--.コント「洗濯機」/遊星王女
05.胸の中の小鳥(桜井智)/遊星王女
06.海へ行くバス(オリジナル)/遊星王女
07.東京ローズ'88(レモンエンジェル)/桜井智 with ファン2人
1コーラス
 08.サファイアの夜(オリジナル)/桜井智(アカペラ)
 09.FOREVER DREAM(サブリナ)/桜井智
 10.レモン白書(レモンエンジェル)/桜井智
 11.第2ボタン(レモンエンジェル)/桜井智
 12.17才〜セブンティーン〜(レモンエンジェル)/桜井智
 13.流星(レモンエンジェル)/桜井智
 14.約束(オリジナル)/桜井智
15.憧れに向かって(朝倉薫演劇団)/桜井智・森谷密・長崎萠・竹中伸一郎・猪爪直幸

桜井智後援会「スキー合宿」(1日目)【記録】

□はじめがき
「けーくん、会社休んでこんなところに来て、校則違反よ〜!」

 いやあ、私にとって今回の旅行は、このセリフに尽きます。まあ、誰のセリフかはお分かりだと思いますが(笑)、ここはやはりレポートらしく順を追って説明していくことといたしましょう。

 なお、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私の記憶力はザルですので多分に記憶が欠けております。出来事等の時系列が前後している点もあるかもしれませんが、その点はご了承願います。

□遠足気分でわくわくドクドキ
 3月10日。合宿前日。
 大阪の智だちである「桜井智のラジオ番組荒らし(笑)」のむのむが、当日東京入りだと朝が辛いということで、部屋に泊めることになっていた。ついでに、横浜在住だが純ちゃんも呼んで、さながらお泊り会だ。
 スマスマを見て、メールを書いて、SFZ2なんかしたりして雑多に時間を過ごし、26時頃に就寝する。
 明日は10時に新宿集合。8時半に出発すれば間に合うだろう。とりあえず、7時頃に起きることにして、おやすみなさい。
 しかし、なんかドキドキして寝付けない。小学生の遠足じゃないんだからさあ(^^; >私

□な、なんだ、この人数は!?
 3月11日。合宿初日。
 7時頃に目を覚ます。予定通り。まあ、遅刻したら洒落になりませんし(^^;
 とてもいい天気だ。天気予報で、最高気温が18度とか言ってる。おいおい、まだ3月だぞ〜。これも「晴れ女」智ちゃんの力か?
 8時20分頃出発。電車に乗ってから気付いたが、ちょうど出勤ラッシュに巻き込まれた。そういえば、今日は平日なんだよな(^^; まだピークの時間ではないが、電車が遅れるのは必至だ。急行への乗り換えもタイミングが合わなかった。
 それでも9時40分頃に新宿駅に無事到着。集合場所は西口交番前だ。どこ?(^^; 手待ちの地図にも載ってなかったんだよな。とりあえず地上にあるだろうと見当をつけて探すが、案内板によると地下にあるらしい(^^;
 果たして地下に戻って探してみると、あの異質な集団がきっとそうなのだろう(笑) うんうん、見知った顔もいるぞ。
 それにしても、一体何人いるんだ? 200人くらいいるんじゃないか? タレントのバス割りを考えると、智ちゃん、萠ちゃん、遊星王女で、3台ぐらいだろう。となると、バス1台に50人として、150人くらいか? まさか、55000円のイベント、しかも平日のイベントにこれだけ集まるとは、恐るべし桜井智後援会会員。あ、私もか(^^;(*1)
 ほどなくして、社長が竹中さんと猪爪さんを連れてやってきた。おや、社長自ら受け付けとは珍しい。でも、猪爪さんはなんなのだろう? しおりのメンバー表に名前はなかったが…。
 グループ分けは、くじ引き形式でリボンを引くというものだった。色によって、グループ分けしているようで、どうやら4色あるらしい。ということは、智、密、遊、萠の4グループ? まさか、竹中さんと岩瀬のアニキのアニキーズ・バスとかだったら、ヤだな(笑)
 くじ引きといっても、選ぼうと思えば選べるので(笑)、のむのむ、純ちゃんと共謀して、同じ色を引く約束をする。折角だから、同じバスじゃなくちゃね。
 純ちゃんはピンクのリボンを引いた。続いて私だ。ピンク、ピンクと…。…これが最後のピンクじゃねーか? マズいぞ。他の色引けよ〜。>純ちゃん
 しかし、まだピンクはどうにか残っていたようで、無事3人は同じバスとなる。しかし、このピンクが私の命運を分けたのだ(笑)
 さて、ピンクはどうやら1号車らしい。列に並んで、バスの方に向かうと…おや? あれは朝倉先生ではないか。何か配ってるぞ。…と、その手前で、誰か見知らぬ女性が(*2)昼食を配っている。この包みはは、おにぎりかな? あと、缶お茶。
 で、先生。「L? LL?」 い、いきなり何を聞くんだ!?(笑) どうやらトレーナーを配っているらしい。紺色の。なにやら「LL」の方がはけているようだったので、「L」を貰う。「おい、バスはそっちじゃないぞ!」変なところに行こうとして怒られる(笑)
ELLE STAFF PROMOTION
From TOMO SAKURAI MOE NAGASAKI YUSEIOJO
with Love YAMAGATA ZAO
1997.3.11〜1997.3.13
 で、このトレーナー、後で車中で朝倉先生に言われるまで気づかなかったが、なんとこの合宿のロゴ入りっ!
 この合宿に参加した証です! 「4月3日のコンサートで売ったりはしないから(笑)」って社長が笑ってたな(笑)
 さてバスだ。ああっ、やっぱり1号車は「智号」だ。では他のバスは…? ということで、覗きにいく。
 黄色のリボンは2号車で「密号」。もう座っていてガラス越しだったけど、うんうん可愛いなあ(^^) 黄色引けよ(笑)>純ちゃん
 青のリボンは3号車で「遊号」。タラップのところに立っていたので、「おはようございまーす」。
 ということは、白のリボンは4号車で「萠号」か。ひーちゃんが見れて満足だったので、確認もせずに戻る私(^^;
 さて、1号車に乗り込む。智ちゃんにご挨拶。
「おはようございまーす」
「おはよう(^^)」
 よし! 挨拶ばっちり!
 席はバスの中ほど。通路側。26番。こんなときは通路側の方が視界が良い。
 バスは予定を多少オーバーし(いつものことだ(^^; )、11時少し前くらいに出発した。
 さあ、いよいよ「合宿」の始まりだ!

□「智号」で出発!
 「智号」のスタッフメンバーは、
 もちろん、桜井智ちゃん。例によって例の、ミッキーマウスの赤いコートを着ています。完全装備ですなあ(^^; 下にはオレンジのセーターと、ズボン。髪にサングラスを差して、ボーイッシュないでたち。
 コーチ井原さん。3月から智ちゃんのマネージャーになったそうな。朝倉先生に「騙されて」、家族ともども大阪から上京してきたらしい。背が高くてガタイが良くて、サングラスで大阪弁。パッと見はマンマ○○○ですが(笑)、話してみるとかなり楽しい人です。ちなみに名前(?)の「コーチ」とは、大阪で水泳のコーチをしてたとこから。でも、なぜ、水泳選手から女優を育てようと思い至ったのだろう?(^^;
 ナース籾井さん。朝倉薫演劇団の研究生かな? 看護婦の資格は本当に持っているそうで、だから「ナース」。新人公演「月光の不安」でも、ゆーちゃんたちと一緒に踊っていたそーな。なかなか楽しい方です。
 で、しおりの「メンバー表」に載っていないのに、前日突然参加が決まったらしい(*3)犬飼ワンワンさん。TOMOラジの構成作家として有名ですね。
 バス内では、まず自己紹介。各バス40人くらいずつ乗っているようだ。
 そこで、出るわ出るわ、「会社休んできました」「学校休んできました」の嵐(笑) もちろん、私もそのクチだ。犬飼さん曰く、「皆さん、優良社員ですね(笑)」に車内は盛り上がり、智ちゃんの「そんなみんなが大好き(^^)」発言がそれに拍車をかける(笑)
 また、自己紹介のため客席にマイクを回すんですが、マイクのコードの差込口が車中にいくつかあって、それを井原さんが甲斐甲斐しく付け替えていた。う〜ん、見た目と反比例して、いい人(^^)
 とりあえず、ほとんど犬飼さんが仕切ってて、智ちゃんは相槌を入れるといった感じ。テンション低いぞ(^^;
 自己紹介が終わると、質問コーナー&フリートーク。自己紹介のときもこのときも、最前席の智ちゃんはずっと後ろを見てくれていて、いちいちリアクションをしてくれるのが可愛い(^^)
 どんな話があったかと言えば、「ガンバリスト!駿」の打ち上げの抽選会で10万円当たったとか。ここで車内にどよめきが起こるのだが、この話にはオチがある(笑) 当たった10万円ですが、まずその時同じ席にいた声優さんたちに1万円ずつ気前良く渡してしまい(*4)、マネージャーのコーチにも1万円。で、家に帰ってお母さんとお姉さんにも1万円ずつ渡してしまい、結局自分の手元には1円も残らなかったとか(笑) いえいえ、自分の中には「幸せ」が残ったでしょ?>智ちゃん
 他には、地元の本屋さんに行ったときの話。本屋の一番目立つところに自分のカレンダーが貼ってあり、「もしかして、レジの人に私だってバレちゃうかな〜」と心配(^^)していたけど、全然気づいて貰えなかったとか(^^; 気づけ〜!>レジ打ち
 そんなこんなで、いよいよ話すネタもなくなってきて、M氏が持ち出したりしますものは、SS「天外魔境 第四の黙示録」の非買品CD。それを聞きつつ昼食のおにぎり4個を食し、なんとか間が持ったという感じか(^^;;
 ここでウケたのはやっぱり「智ちゃ〜んキィ〜〜〜ック!!」かな?(笑) レポーターが敵を倒さないように(笑)
 続いては、突然のクイズ大会。問題は、「さっき智ちゃんがたべたおにぎりの具の順番は、○○○○である」等。ンなもん、分かるか〜!(^^; 優勝者さんは、智ちゃんの買ってきたお菓子を貰ってました。太らないよう、協力(^^)
 そうしている内に時間も過ぎ、そろそろローテーション(*5)するサービスエリアなのだが、混んでいて停車できない(^^; 仕方ないので、通過して次のサービスエリアを目指す。
 で、どこぞのインターでようやく止まる。
 はあ〜、涼しい〜。気持ちい〜っっ!
 さて、次は誰だろう? 2号車のひーちゃんか、4号車の萠ちゃんだろーけど、どっちにローテするかだな。
 というようなことを考えながらバスに戻ると、果たしてそこではひーちゃんが待っていたのだ!!

□「密号」で俄然盛り上がる私(^^)
 「密号」のスタッフメンバーは、
 もちろん、我らが森谷密ちゃん。ううっ、可愛い(^^) 当然、パンツルックだ。そういえば、自己紹介のとき、のむのむは「スカート姿を見たことがないです」って言ってたな。ふっふっ。私は2度あるぞ(*6)
 そして、朝倉薫大先生。こちらも例によってサングラスだ。
 以上、2人。2人〜? さっきは4人もいたのに(^^;; まあ、朝倉先生1人だけでトークは充分という話もある(笑)
 で、バス車内に戻るとひーちゃんがすでに座って待っていたわけで、
「おはよーございまーす」(*7)
「おはようございます」
 車内の途中で立ち止まり、ご挨拶。よーし、「会ったら挨拶する」ノルマ達成!
「ひーちゃんのファンです」
「ありがとうございますっ(^^)」
 う〜ん、やっぱり可愛いよな〜(^^) と余韻を噛み締めつつ、席につく。
 バスが動き出すなり、朝倉先生のハイテンション・トークだ(^^; ひーちゃんもついていくのになかなか苦労していたな(^^;; やはり朝倉先生をうまくあしらうのは社長か智ちゃんじゃないと無理か?(笑)
 それでも、とりあえずは順当に自己紹介から始まり、私の番。
「断言しますけど、森谷密ファンです」
「ありがとうございます〜(^^)」
 おおっ、喜んでくれているっっ!
「インターネットに、ひーちゃんオンリーのHP作ってます。他の3人の方はいません(^^;」
「ホントですかっ!?(^^)」
 ここでも、もちろんひーちゃんは喜んでくれたが、朝倉先生から突っ込みが(^^;
「最近多いんだよな。勝手に作って」
「ごめんなさ〜い。許して下さい〜」
 とりあえず、先生に謝っておく(^^;
「あと、ひーちゃんファンだけど、温泉組なんです〜」
 といったところで、自己紹介おしまい。
 そして、先生とひーちゃんの、やけにテンション高いトークの合間に質問コーナーとかが織り込まれる。
 はーい。早速質問。
「ラブミィエイミー役についての感想を教えて下さい。特に、歌のことなんかを(笑)」
「いやあ、あの歌は下手でしたねえ(笑)」
 本人も認める下手さ加減!(笑) でも、あそこまで完全に調子っ外れにするのも、結構難しいと思う。
「あれは実際にスタジオで歌いまして、2回演ったんですけど、まあ1回目は少し外して、2回目は思いっきり外したんですけど、その2回目が使われました(笑)」
 そこに先生の突っ込み。
「何!? あれは本気で歌ってたんじゃないのか!?」
 どうやら、一緒に同行してたらしい。しかし。
「先生、それは違いますよ。あれはCDのです。そう、CDに入るんですよ、“ラブミィエイミーって呼ばないで”ってタイトルなんです、あれ」
「ああっ、買わせていただきます」とは私。
「ところで、映美ちゃんに“校則違反よ”って言って貰いたい人!」
 どういうつながりだったかは忘れたが、突然先生がそんなことを言い出して、もちろん、「はーい」と手を挙げる。しかし、数人しか手が挙がらない。う〜む、皆さん、健全な智ちゃんファンなのね(^^;
 それでも、ひーちゃん、やってくれます。
「校則違反よ〜!」
 ああっ、テレビと同じ声っっ!(笑) なんか嬉しいぞっ(笑)
 その後もトーク&質問コーナーは続き、当然社長のいない先生に歯止めがかかるわけもなく(笑)、出るわ出るわの知らない話。
「ひたすら声優志願は…」
「まだ出てません」
「あのCDは…」
「それも出てません」
 ひーちゃんに突っ込まれてばかりだ(笑)
 で、TVアニメの「こち亀」に、ひーちゃん出演決定!(合宿から帰着したら届いていた会報にも載っていたが) 大原部長の娘さん、大原ひろみ役だ! とりあえずはゲストだけど、喜ばしい、喜ばしい(^^)
 そこでまたまた私の質問。
「声優では女役ばかりですが、舞台で女役はないんですか?」
「う〜ん、どうなんでしょう、先生?」
「君たち、密の女役見たいの?」
 いつもの朝倉節だなあ。挙手で確認すると、わずかながらも手は挙がる。
「密には男役が似合うんだよ。…でも、月光の不安では、両性具有だったじゃない。見に行った?」
「はい。見に行かさせていただきました」なんか日本語壊れてるよーな(^^;
「あれ、見たか? 密の裸。あれすごかっただろ、バァーッて上着はだけて。どうだった?」
「いやあ、良かったです」この辺、自分で何言ってんだかわかんなくなってます(^^;
「もう見たくないと思った?」
「いえ」つい本音が(^^;
 この後、裸の話がしばらく続く。あの舞台で智ちゃんは脱いだの、あれでは堀志保姉が脱いだの。
 で、結論。やっぱり舞台で女役はないそうな。
 男役が似合うのは分かってるから、だからこそ、女役で新境地開拓してほしいんだけどな。私としては。
 でも、初めての舞台の「裸月物語」では、男の子の振りをしている女の子のマモルくん役だって、話してたかな? まあ、結局、舞台的には「男役」なんですけど。
 他には、ゆーちゃんが合宿所を出たことによる、「遊星王女って仲悪いんですか?」という質問。「いやあ、そんなことはないですよ(笑)」とはひーちゃん。そりゃあねえ、仲悪かったらやってられないでしょう。
「ゆーちゃんとこに泊りに行ったら社長から“どうしてうちに来てくれないの?”って言われるし、社長のところに行ったらゆーちゃんに“どうしてうちに来てくれないの?”って言われるし、もう大変です(笑)」
 いやあ、なかなか人気者のようで(笑)
 ここで先生のフォローが入ります。
「いや、実際2人は仲いいよ。全然違うタイプだからね。同じタイプだったらそう仲良くいかないでしょ。こっちは声優少女。むこうはアニメおたく(笑) それに、知能指数の違いとか」
 車内爆笑。どっちが高いのかは言わなかったが(笑)、ひーちゃんはトボけたふりしてたな(笑)
 他には、萠ちゃんのデビューシングルのタイトル決定!(*8)
 「炎と嵐」。そしてC/Wが「三日月」と書いてナイフと読む。
 なんかすげータイトルやな(^^;
 ここで遊星王女のアルバム「カビ(仮)」の質問。
「あのタイトルは先生がつけたんですか?」
「あんな馬鹿なタイトル、僕がつけるわけないだろう(笑)」
 で、誰が言ったか、
「あのタイトルは“ひそか”の“か”に“あそび”の“び”で“カビ”なんですよね?」
 違うと知りつつの質問。それに先生あっさりと、
「きっとそうです。そうなんだろ?」
 振られたひーちゃん、白々しく、
「そ、そうですよ。当たり前じゃないですか〜!」
 なんか、先生とひーちゃんも妙にお気に入りで、これがオフィシャルになるのか!?(笑) …とか思っていたら、「VOiCE ANIMAGE VOL.13」で実際にそう書かれていた。勢いでつけただけなのに、オフィシャルになってる〜(^^;
 また、ひーちゃん相手なら、当然出るだろう質問。
「猫・猿・バナナって何ですか?」
「永遠の謎にしとこうよ」とは先生。「本人もよく分かってないんだから(笑)」
 この件には触れないように、との朝倉先生からのお達しが(笑)
 他には、先生の競馬の話とか。
 毎年有馬記念にその年の全てを賭け、車売っただの、マンション売っただの。最近は、500万円の一点買いだの。
「当てる気あるんですか?」とひーちゃん。
「もちろん、あるさ」
「でも、先生、いっつも60倍とか80倍のばっかり買って」
 で、有馬記念に勝った翌年は、その年に劇団員に昇格する男性研究生を「中山有馬」と改名するらしい。今年勝ったら、猪爪さんが危ないらしい(笑)
 で、競馬ときいて、のむのむの質問。
「CFL'96のタイムマシーンのコントは朝倉先生が考えたんですか?」
「そう、僕。面白いのは僕です。面白かったでしょ?」
「は、はい」
 そこで突然割り込むひーちゃん。
「“恋人たちの公園”はどうでした?」
「面白かったです」
「あれ、私たちです」
 と、ガッツポーズ。ムキになるな、ひーちゃんよ(^^)
「あんなオタクとかなんとか、そんなのお前たちしかできないよ」
 車内爆笑。
 のむのむは、ひーちゃんが競馬を知ってて、「行けーっっ! 武、差せーーっ!」とか言ってたのか知りたかったらしく、
「いえ、全然知りませんでした(^^;」
 あのあと、先生に連れていってもらったそうです。
 あと、「中山有馬」にちなんで、名前の話。
「森谷密の由来は?」
「本名が森谷静香なんですよ」
 普通、あっさりバラすか?(^^;
「で、静と密は同じ意味だってことで。辞典で調べたんですけど」
 他には、“腕が折れた”の麗ちゃんこと美森麗ちゃんの本名は森麗美で、最後の一文字を頭に持ってきたらカッコいいぞ、と思っただけだとか(^^;
 ひどいのは萠ちゃん。なんせ、「名古屋しゃちほこ」になるところだったらしい(笑) そのときは2人いて、もう1人が「大阪通天閣」(^^; もちろん、萠ちゃんは2人で直訴して取り下げてもらったらしいですが(笑) どういうセンスしてるんだ(笑)>朝倉先生
 まあ、先生曰く、女性陣の名前には凄い秘密があるそうだが、きっと何もないぞ(笑)
 だって、「智・密・遊・萠・麗」ですよ? どういう意味があるっての? 一文字ってだけじゃん(^^; でも、本当は堀志保姉もいるんで、一文字ですらないぞ(^^;
 他には、先生の雀狂時代の話とか。
 100連戦の試合で、98勝2位2回だとか、本の表紙になっただとか、イカサマ技だとか、そして社長に拾われて足を洗っただとか、どこまで本当だか分からない話(*9)で盛り上がる。
 こっちは競馬と違って、100万円からでいいそうだぞ(笑)
 また、“小説書いて下さい”と旧知の友人の編集者に頼まれていたが、その友人はもう退職になって、結局約束が果たせなかっただとか。
 あ、あと、朝倉先生はバスガイドさんを妙にお気に入りでした(^^) バスに酔わないおまじないとして、
「1円玉を4枚お尻の下に敷きます。はい、4円(酔えん)」
 終始こんな調子で寒くさせてくれるバスガイドさんでした(笑)
 そんなこんなでバスはサービスエリアにつき、ひーちゃんともお別れ〜。しくしく。
 でも、こんな調子でほとんど朝倉先生の独演会だったものだから、社長なんかは「密号」じゃなく「朝倉号」なんて呼んでたな(笑) 私はもちろん、智ちゃんと同じようにずっとこちらを向いてくれていたひーちゃんを見つめ続けていたので、まごうことなき「密号」でしたけどね!(^^)
「おつかれさまでした〜」
 バスを降りしなご挨拶。
 さて、次はゆーちゃんだ。

 と、その前に、サービスエリア全般での話。
 当然といえば当然のことなんですけど、タレントの方々もスタッフの方々も、平然とサービスエリアをうろついているんですよね。私たちの目の前を。
 それを誰も全然気にしないで、しかも普通に会話しちゃったりなんかもしてるんですが、う〜ん、この辺りがエルスタッフならではで、好きだなあ(^^)
 ちなみに、智ちゃんは籾井さんと、遊星王女は2人で、萠ちゃんは社長と一緒にいることが多かったです。萠ちゃんと社長って、まるで親子…(^^;
 ちなみに私は特に遊星王女をマークしてたわけではありませんが(^^;、休憩中に話したのってこの2人だけだなあ(^^;;

□ああ、会話が止まらない「遊号」(笑)
 「遊号」のスタッフメンバーは、
 もちろん、あるときは遊星王女、またあるときはシャインズの橋本遊ちゃん。
 そして、竹中伸一改め竹中伸一郎さん。「竹中伸一郎と、芸名になりました」。
 そしてそして、ロンリー鈴木さん。
 まず話題となるは、竹中さんの改名事件。確かにしおりには「竹中伸一郎」と書かれているが、誤植だと思っていたぞ(^^; どうやら、こちらの方が縁起がいいみたいだから変えたようだ。
 他に佐藤さんも改名していて、佐藤義三さん。
 これで、竹中伸一郎、岩瀬裕二、佐藤義三で、一・二・三(笑)
「じゃあ、次は猪爪直四ですかね(笑)」
 とはゆーちゃん。
「その次は、針生芳五…」
 おーい、堀祐治さんはどうなった〜(^^;
 さて、こちらの自己紹介は、「朝倉薫演劇団の好きな公演」と「智ちゃんの歌で一番好きな歌」を発表するという形式だった。
 さて私。
「え〜と、好きな演劇は、この前の“月光の不安”です。ゆーちゃんの踊りもきちんと見てました」
 もちろんこの作品だとゆーちゃんに話題を振れるということもあるが、真の理由は言わずもがな(笑)
「ありがとうございます。あれ、私を気付かない人も結構いたみたいで」
「私はゆーちゃんばっかり見てました」
 事実だ。まあ、たま〜に麗ちゃんに視線を送ったりもしてましたが(^^;
「好きな歌は、“東京ローズ”です」
 これも事実だ。でも、周囲に受けたぞ(笑) まさかこれがあんな形に昇華するとは(笑)
 ちなみに、各人の好きな歌にはそれぞれゆーちゃんのコメントが入っていました(^^) あれは好きだの、あれは何の歌だの、と。こういう反応は嬉しいですね(^^) なお、夏MAJOとかローズのようなLA時代の歌だと、ロンリーさんの解説が入る(笑) 何か見てるわけでもなしに覚えているとは、さすがファンからスタッフに成り上がっただけのことはある(笑)
 また、東京ローズの振り付けについては、社長と先生に聞くといいらしい(笑) 「あぶないビデオTV」第2号のビデオクリップで踊っていたもんなあ(笑)
「あと、今は横浜に住んでるんですけど、北海道生まれの北海道出身のくせに、スキーはできません(^^;」
「ああ、それは大丈夫だよ。俺も、今回でスキー2回目だから。前にやったのは、前回のスキー合宿でさ(笑)」
 しかし、私は温泉組なのだった(^^;
 で、この自己紹介で忘れてはいけないのが、のむのむの放ったこの一言でしょう!
 好きな舞台として、CFL'96のチェリプリ寸劇をあげ、
「特にあのカブトバナ軍団のへっぽこさが好きです(笑)」
 この「へっぽこ」に、ゆーちゃんが過敏に反応。
「そうだ〜! へっぽこだぁ〜!(^^) あのカブトバナ軍団を表す言葉って、なかなか思い付かなかったけど、ドジでもないし、マヌケでもないし、そうだ〜、へっぽこだ〜! これからはへっぽこと呼んでやろう(笑)」
 ああ、なんて不憫なアニキ(笑)
 で、この二人、自己紹介が終わっても質問コーナーなどなく、ノンストップ・フリートーク。2人の絶妙なコンビは、とても打ち合わせなしの総アドリブだとは思えないぞ。
 日本舞踏でひーちゃんと二人で踊った話やら、坊主のかつらをかぶって珍念と呼ばれたとか、
「一休さんじゃなくて、必ず珍念なんですよね(笑)」
「萠ちゃんが目が大きくて、一番一休さんに見えるね」
 とか、ゆーちゃんが熱帯魚を飼い始めた話(これは後述)とか、竹中さんが朝倉先生を「オヤジ」呼ばわりするのには笑わせてもらいました(笑)
「さっき、このバスには誰が乗ってました? そうですか、あのオヤジですか。まったくもう、あのオヤジは(笑)」
 竹中さんの口振りに車内爆笑。
「あのオヤジはですね、CFL'96の“君忘れじのマンハッタン・ジルバ”のときに、突然舞台に出てきたんですよ。私はバーテンダーの役をやっていたんですが、突然バーに飲みに来た客の振りをして出てきたんですよ。それで、“マスター、なかなかいい腕してるね”なんて言ったりするんですよ、あのオヤジは(笑)」
 そしてやっぱり、期待を裏切らない定番のオチがありまして、
「あとで社長に思いっ切り怒られてましたけど(笑)」
 と、そんな爆笑トークを続けていると、雨上がりの空に大きな虹が。
「ゆーちゃん、虹!」
 ゆーちゃん、誰かの声に振り返って、
「きゃー、虹ー、虹だー(^^)」大騒ぎ。
「みんなー、虹だよー。虹ー、虹ーっっ!」まだまだ大騒ぎ。
「稲中の話だけど、虹の下には7人のお坊さんがいるんだよね(笑)」
 なぜ、そこで稲中ネタが(^^; さっすが先生も認めるアニメおたく、私にはついていけない世界だ(^^;
 しばらくして、ようやくゆーちゃんが落ち着いて、竹中さんが他の話をしていても、「いやあ、すごい虹でしたねえ」全然戻ってない(笑)
 で、ようやくゆーちゃんが別の話に転じると、今度は竹中さんが「あの虹凄かったですねぇ」って、もちろん冗談で言ってたんですけど(笑)
 そんな感じで実にハイテンションのまま、バスはサービスエリアへと到着。
 いやあ、フリートークだけで間を持たせるとは…。おそるべし、遊&竹中。不仲な遊星王女に代わって、新コンビ結成か!?(笑)

□やっぱり仕切るは社長の「萠号」です
 さてさて最後は、「萠号」です。
 もちろん主役は長崎萠ちゃん。いつも通りにテディベアのネックレスを首に下げ、同じくデディベアのリュックが可愛い(^^) 萠ラー基本装備ですね(笑)
 「月光の不安」で見事に格好いい萩原くんを演じきった猪爪直幸さんは、岩瀬のアニキに代わっての参加。どちらがスキーが上手か、という勝負で勝利をおさめての参加(^^)
 萠ちゃんの見張り番、ソニー松本さん。「炎と嵐」「カビ(仮)」の仕掛け人。でも、今回は有給取って自腹で参加しているという噂も聞いたが、真実はいかに!?(^^;
「そして、“安達は私”です(^^)」
 社長の自己紹介。しおりの参加メンバーに「安達は私」って書いてあって、それを受けてのジョークだ(^^) やっぱり、社長って結構お茶目だなあ(^^)
 「萠号」はこの4人で出発。
 最初はもちろん恒例の自己紹介。でも、もう話すことないぞぉ(^^;
 何かみんな、名前とどこから来たか、温泉組かスキー組かだけで終わっていたので、
「横浜から来た、○○です。温泉組です」
 これで終わりにしておけば、いいものを(笑)、
「…これで終わりですか?」
 何か続けようとして余計な一言。
「え? 温泉組ですよね? いいですよ」
 社長には通じなかったようだ(^^;
「あ、はい、温泉組です(^^;」
「まだ他にも何か?」
「いえ、いいです(^^;」
 と、あえなく社長の前に敗れ去った私であった(^^;;
 で、全員の自己紹介が終わると、続けて、質問大会。
 しかし、萠ちゃんは今までの3人と違って、トークのときに完全に身体を後ろに向けているのではなく、萠ちゃんの話題になると首だけ後ろに向けるといった感じ。車に弱いのかな?
 質問の方は、萠ちゃんに「名古屋しゃちほこに名前が決まりそうだったときどうしましたか?」とか、猪爪さんに「朝倉先生が競馬で勝ったら名前が中山有馬になるそうですが、どう思いますか?」とか(笑) このときの猪爪さん、物凄く複雑な表情してたぞ(^^;
 また、やっぱりこれも定番質問なのか(笑)、「ネジは切れてませんか?」には、
「大丈夫です(^^) 最近充電式のバッテリーになったんです。普段はネジなんですけど、イベントなんかに行くときはバッテリーなんです(^^)」
 おおっ、萠ちゃんがジョークに応えるなんてっ! ううっ、感動だあ!(笑)
「新人公演での失敗談は?」との質問には、
「すごい夜中まで稽古してて、“新鮮なトマトジュースよ”って言わなくちゃならないところを、“新鮮なトマトジューチュよ”って間違えちゃって、大笑いされちゃいました(^^; 夜中でハイテンションになってたから何を言っても面白かったんですね」
 しかし、ここで社長の冷静な突っ込みが入る(笑)
「“新鮮なトマトジューチュ”はハイテンション以前の問題だけどね」
「でも、失敗を笑ってくれないと余計辛いですね」
 とは猪爪さん。う〜ん、それはそうだろうなあ。
 そうそう、その滅多に喋らない(^^;猪爪さんの年齢当てクイズとかもありました。私は新人公演の堂々とした演技から24歳と予想したのですが、実は20歳! わ、若い…(^^;
 ついでに、社長は、「私って40代とかに見られてるみたいだけど、丁度智と10歳違いなんですからね」ってちょっと憤慨してた(笑)
 で、残りの時間のほとんどは社長のトークだ(^^;
 160人参加だから2名来ていないだの、45分まで待ったんだから仕方ないよねだとか(結果としてこの2人は先に現地入りしていた。連絡くらいせーよ)。
「さっき虹見た?」
「見たーっ!」
「このバスはさっきは遊よね。遊だったら、“きゃー、虹ー、虹だー(^^)”とか騒いでいたんじゃない?」
 まるっきり行動が読まれているぞ、ゆーちゃん(笑)
 また、3月で「VA探偵局ラジメージュ」は終わり、4月からは新たに長崎萠・遊星王女のパーソナリティによる「もえもえラジメージュ」が始まるとの情報!! よし! しかし、それにしても、そのタイトルってば…(^^;
 あと、BSで智ちゃんの新番組が始まるので、「BSを見れない人は、この機会にぜひ加入して下さい(^^) あ、でも別に私はNHKの回し者じゃありません(笑)」とか。
 やっぱり、総じて社長のトークばかりが目立った、「萠号」でした(^^;

 そして、遂にバスは、山形蔵王・ホテルオークヒルへと到着したのです。

□11人いる?
 最初からあてにするつもりもない(^^;予定時刻を大幅に遅れて、バスは18時少し前に、無事、山形蔵王・ホテルオークヒルへと到着。
 はあ〜、疲れた〜っ。それが率直な第一の感想(^^; さすがに、6時間もバスに揺られていてはねえ。でも、よく考えたら、この移動時間だけで、今までにないほどタレントさんと接しているんですよね(^^;
 で、バスを降り、荷物を受け取ると、萠ちゃんがぽつんと1人で寒そうにコートのフードをかぶって、身を縮こませていたので、
「萠ちゃん、そんなに寒い?(^^)」
 と、思わず声をかけてしまう。小さく肯く様が可愛い(^^)
 それにしても、ひーちゃんの靴、滑りやすそ〜。普通の靴だぞ。
 さて、駐車場から少し離れたホテルへと坂道をのぼる。私はひーちゃんが転ばないか、それだけが心配だ(笑) しかし、そんな心配はなんのその、無事にホテルへと到着。玄関には「エルスタッフプロモーション御一行様」の立て札が。おおっ、私たちはエルスタッフの人だったのか(笑)(*10)
 ホテルは4階建てなのですが、入り口は地下3階(^^; 坂に建っているからですね。もちろん、フロント及びロビーは1階。
 エレベーターはあるのですが、朝倉先生「女の子はエレベーター乗ってけ」って、ちゃっかり朝倉先生自身も乗っちゃってたりするし(^^;
 さて、ロビー。せ、狭い…(^^; もちろん160人もの大人数のせいもあるのですが、ホテルという響きから予想していたホテルとは随分違った(^^; それに、先日熱海の立派なホテルに泊まったばっかりでしたし。これじゃあ、旅館の方がニュアンス的に近いぞ(^^;
 ロビーでは、とりあえず部屋割りが行われた。色毎に適当だ。部屋の大きさによって人数が違ってくるから、4〜11人とずいぶん幅がある。
 まあ、適当といっても、1列に並んで、人数毎に切っていくという形だったので、のむのむ、純ちゃんとは無事同じ部屋になれた。407号室。最も大きな部屋だ。もちろん、11人という大人数なのだが。しかし、この11人が後にあの大きな結果を生もうとは、このときは微塵も思いもしなかった(笑)
 エレベーターは混んでいるので、階段でえーこらひーこら4階まで上がる。普通、ホテルって4階とか9階ってないんじゃありませんでしたっけ? それは病院でしたっけ? まあ、そんな会話を交わしつつ、407号室に到着。ルームナンバーの表札を見ると、どうやら8人部屋らしい。そこに11人〜? これはエルスタッフがケチって詰め込んでいるということか? まあ、参加費を安くするためだと、善意に受け取っておこう。
 部屋に入る。10畳の部屋と、ベッドルームには4つのベッドが並んでいた。しかし、もともとベッドは2つだったのだろう。1つはソファーベッドだし、1つは2つのベッドの間に無理矢理押し込んだという感じで、ベッドの形も違う。
 とりあえずベッドの方が好きな私は1つだけポツンと離れたソファーベッドに荷物を置いてキーブする。左右に人がいられるのも嫌なのだ。
 で、班長決定会議。班長を決めておけとの朝倉先生のお達しだ。とりあえず、会員番号と名前を調べる。会員番号2桁のI氏はいいとして(^^;、なんと、3362番の私が2番目の古株ではないか!? 自分では最近のファンだと思っているのだが(*11)、3000番台でさえ私以外には天外テープを持ってきたM氏しかいなかった。残りの8人は4000〜5000番台だ。うむむむむ…。急に年を感じてきたぞ(^^;;
 まずは班長の立候補をつのるものの、結局立候補する人はいなく、会員番号2桁のI氏が「じゃあ、俺がやるよ」ということで班長になっていただいた。さすが、年期の入っている方は違う。
 無事に班長も決まり、部屋でゴロゴロと雑多に過ごす。
 途中で社長が「11人いる?」と顔を覗かせ、「は〜い、いま〜す」と、ベッドに寝転びながら応える(^^;
 それにしても、夕食はいつなのだろう? しおりでは18時からとなっているが、ここに着くのが遅れたので、予定も遅れているだろう。それにしても、19時を過ぎてもなんの音沙汰もない。う〜む、腹が減ったぞ(^^;
 そして、19時半を過ぎたあたりか。「布団を敷いていいですか?」とホテルの人が。「他の部屋の皆さんはもう食事に出られてますけど…」
「なに〜っ!?」
 我ら11人、慌てて部屋を飛び出し、階段を駆け降り、宴会場に駆けつける。ああっ、確かに壁越しに智ちゃんたちの声がっっ!
 そして、宴会場に入った!
 みんないるぞ〜!? なんだよ、それ〜。私たちって忘れられていたわけ? しくしく。人数くらい確認してほしいぞ〜(これを教訓としたか、以後は細かく確認するようになったが)。
 まあ、生歌ありの宴会はまだ始まっていなかったのが不幸中の幸いか。食事は立食パーティー形式で、すでに来ていた参加者たちはとっくに食べ終わっていたようで、食べるのには苦労しなかった。空いていましたから。ちなみに私はバナナを好んで食べていた(笑)
 なお、さすがに私たちが遅れたことが気がかりなのか、社長が甲斐甲斐しく尽くしてくれたことを付記しておこう(笑) ありがとうございます、社長(^^)
 ちなみに、遅れた私たちのための再度の乾杯のとき、私のコップはすでに空となっていました。すみません(^^;

□こんな宴会、嬉しすぎるぜ!
 食べるものも食べてようやく一心地ついた20時頃、朝倉先生の司会により、いよいよ宴会スタート!(*12) もちろん、智ちゃんたちの歌がメインだ。
 最初に歌うは智ちゃん。客席からリクエストを募って真っ先に上がった曲は、SS「天外魔境 第四の黙示録」から「冒険の数だけ」。うう〜、知らな〜いっ(^^; というわけで、みんながコールを入れている中、ただひたすら聞いている(^^;
 2曲目は、「風のように流のように」。だから知らないってば〜(^^; 高知青年の家かどっかのテーマソングだっけか。しかし、さすがの智ちゃんでもほとんど歌詞は覚えていないようで、半分近くは「ラララ〜♪」だったよーな(^^;
 3曲目、「笑っちゃうけどスキ!」。来た来た来た〜っ! 待ってました!! ようやっとコールの入れれる曲が〜(笑)
「僕らはいつでも智が好き!」
 こちらはもちろん完璧でしたね。周りの皆も、この曲なら全員知っているでしょう。ノリノリで弾けています。

 で、盛り上がったところで萠ちゃんにバトンタッチ。のむのむは「あふれる想い」を切望していたが、残念ながら歌われることはなかった。恐らく歌詞を覚えていないのだろう。社長曰く「智は覚えている方なんです。だけど、さすがに1度か2度とか歌っていないゲームの曲は覚えていられません」だそうだ。
 しかし、リクエストに「MY LOVE」が上がったものの、オケがない。ソニー松本さんより「炎と嵐」の生歌も禁止され、結局、萠ちゃんは壇上で椅子に座り、「炎と嵐」のテープの鑑賞会となる。なんか空しいぞ(^^;
 ここでも、朝倉節は炸裂で、「おい、誰か録音してないかチェックしろ。はい、みんな手挙げて」。…って、おいおい(笑) しかも、ソニー松本さんがそれを受けて、「じゃあ、立ってジャンプして(笑)」。もちろん、それに乗ってジャンプする私たちである(笑)
 で、「炎と嵐」をノイズ無しで改めて聴いてみた感想は、「いい歌なんだけど、売れる要素はないな〜」(^^; 売れ線の曲ではないと思う。それが吉と出るか、凶と出るかは果たして。
 4月3日の「春満開コンサート」で初お披露目らしい。遊星も出るとか。

 というわけで、結局萠ちゃんの生歌はないまま、遊星王女と交代。
 ここはさすが、遊星王女。歌ではなく、掴みはコントからです(笑)
 というか、朝倉先生が「お前ら、洗濯機見たことあるか?」と振ったんですけどね。CFL'96の一部の公演ではやったネタらしいが、私の回ではやってなかったネタだし、CFL'96で見たのむのむから話は聞いていて興味があったので、私はもちろん「なーいでーす」と手を挙げる。
 さて、どんなコントかといいますと、まず、ひーちゃんとゆーちゃんが向かい合わせに立って、両手を広げて中腰に立ちます。そして、互いに向かい合ったまま、軽やかな足取りで右回りに回り出す。それぞれが洗濯物なわけですね。で、しばらく向かい合ったまま回ってて、ひーちゃんが一言。「おまえとは絶対からまないぞ」。
 というコントです。
 しかし、あまり受けが少ない(^^; そこで朝倉先生の解説が入る。
「えーと、これはだな、密が靴下で…」
「え〜、私靴下ですか〜?」
「遊がパンツでだな…」
「いえ、一応Tシャツ2枚なんですけど(^^;」
 で、それぞれが洗濯物で、洗濯機の中で回っているというネタだということを説明してたんですが、
「説明したら面白くないな(笑)」
 と朝倉先生(^^; 私も、ノリだけのコントのような気がする(^^;
 さて、コントに引き続いてはもちろん歌だ。
 遊星王女へのリクエストはもちろん、「胸の中の小鳥」! 智ちゃんの歌じゃないんだーい!(笑) ひーちゃんの「純情愚連隊」も聞きたかったが、オケがないそうだ。残念。
 で、歌を歌う(踊る)のにスリッパが邪魔だということで脱ぐのですが、わざわざ2人して舞台の両サイドに脱いで、「私たちって仲悪いんですよ(笑)」とゆーちゃん。「そんなことないよぉ」と抱き着くひーちゃんが可愛いぞ(^^)
 やはり、「胸の中の小鳥」は遊星バージョンに限る。もともと遊星の曲ですし。聞くのは、3回目くらいかな? オケは「ACTRESS」収録の智ちゃんバージョンだったが、そんなのは大した問題ではない。いや〜、いいなぁ(^^)
 間奏時のあのマリオネットの振り付けがまたいいんですよね〜。智ちゃんの「たそがれロンリー」、遊星の「胸の中の小鳥」、萠ちゃんの「夢見るシャンソン人形」と、エルスタッフ内で連綿と受け継がれる振り付け。でも、やっぱり2人ということで、遊星王女のが好きかな。
 続けては、「海へ行くバス」。コールが出来たらしいのでのリクエストだ。「海へ行くバスは〜♪」のところでは一緒に踊るらしい(笑) これも3回目かな、聞くのは。うんうん、可愛いなぁ。

 さて、また智ちゃんに交代して、リクエスト。しかし、「恋みたいな感じ」とかの最近の歌が出ても、「せっかくの濃いイベントなんだから、ふだん聴けない歌にしとけ」と、朝倉先生が無下に却下する(笑) それで結局選ばれた歌々は、ほとんど朝倉先生の趣味で選ばれていたような気がするぞ(^^;
 さて、復活して最初の曲は、「濃い」ファンの2人をステージに招いて一緒に踊って歌う「東京ローズ'97」(笑) ああっ、まさかこの歌が聴けるとはっっ! 感無量で、「東京ローズ!」と思いっきりコールを入れてしまった(^^)
 続けて、シャコタン・ブギの歌らしい「涙にくちづけ」。
 朝倉先生のおすすめ「サファイアの夜」からは、な、なんとア・カペラだ!(*13) うむむむ、ア・カペラでもしっかりと聴かせる智ちゃんはさすがだ。皆聴き惚れていたぞ。朝倉先生も「ア・カペラでCD出したいな」とか言ってたし(*14)。まあ、さすがにア・カペラでは1コーラスだけ。後半は少し曲入りで歌ってたかな?
 そして、ここからはもうア・カペラ1コーラスのオンパレード(^^) サブリナの「FOREVER DREAM」、「レモン白書」、「第二ボタン」、「17才」、「流星」、「約束」とこんな感じで(*15)、確かに濃い曲ばかりだ(^^) ライブではまずお目にかかれないだろう。多少歌詞が不明瞭な部分もありましたけど、これだけでもこの合宿に参加した価値あり!
 そして、締めの一曲は、「Don't say goodbye」という声も出ましたが、今はやはりこれでしょう。「憧れに向かって」。ひーちゃん、萠ちゃんはもちろん、竹中さんと猪爪さんも参加です。残念ながらゆーちゃんは集計とやらで(*16)で不参加。ゆーちゃん、智ちゃんのア・カペラが聴けなかったことも残念がってたなあ。
 さて、「憧れに向かって」には、CFLバージョンと新人公演バージョンがあり、どちらがいいですか? の智ちゃんの声に、「CFLバージョン!」の声が圧倒的多数だったですが、結局、「じゃあ、それぞれ好きな方で」(^^;
 「お金もないけど♪」の部分の振り付け指導が入り(笑)、ついでに「夢ならいっぱいあげるほどあるよ 憧れも Yeah!」の部分にも振りをつける。この曲はメインに歌っている智ちゃんじゃなくて後ろの劇団員の踊りを見ているのも楽しいけど、やっぱり一緒に踊るのが楽しい(^^)
 といったところで、最後は全員で盛り上がって、宴会は無事9時頃にお開き。
 班の皆は夕食の残りのみかんを持ち帰るのだが、私はバナナを持ち帰る。その理由は言わずもがなだ(笑)
 ああ、満足、大満足(^^)

□おやすみなさい
 部屋に戻り、宴会で汗をかいたので風呂に入りたかったのだが、今すぐだと混んでいるんじゃない? との純ちゃんの主張で、しばらくダベってから風呂に入ることにする。
 そして、22時。まだ早い、との純ちゃんの制止を振り切って(笑)、耐え切れなくなった私はのむのむと純ちゃんを引き連れて、風呂に行く。「裸の王様」という名前がなんともはや。ちなみに女風呂は「人魚姫」。
 よしよし、そんなに混んでないぞ。
 しかし…、狭い(^^; 洗い場は7人分。浴槽は2つあるが狭い。うちの寮の風呂場の方が広いぞ(^^;
 先に身体を洗ってしまい、露天風呂があるというのでそちらを目指す。浴槽脇のガラス戸を押し開け、そこはもう外!
 さ、寒い〜っっ!
 雪降ってるぞ〜。ぞぞぞぞ〜。
 身を縮こませて、石の階段を慌てて駆け降りる。岩石造りの露天風呂に飛び込む。
 あ〜、あったか〜(^^)
 ふぅ〜、生き返ったぜ。
 ぬるめの湯温だったので、しばし雪見風呂を堪能。隣の桧造りの露天風呂に移り、またまた、しばし雪見風呂を堪能。
 と・こ・ろ・が。
 ここのお湯って、かなり塩分濃度が高い。しばらく入っていると、傷口に染みてくるんだ〜っ(^^; そういえば竹中さんも、このお湯で顔を洗うなって言ってたよなあ。前回の合宿でそれやってひどい目にあったとか(^^;
 それでも何分ぐらい入っていたんだろう。いつもよりは遥かに長い時間お湯につかり、またまた寒い階段を駆け上がり(ぞぞぞぞ〜)、今度は風呂場内の風呂につかる。だって、身体冷え切っちゃって(^^; しかし、お湯がぬるいな〜とか思ったら、そこには「ぬるめの湯」の文字が(^^; 隣の浴槽につかると、ふ〜っ、あったか〜(^^) でも、こっちのお湯も湯質は一緒なんですよね。し、染みる〜っっ(^^;;
 で、湯船から上がると、シャワーで身体と髪から塩分をさっぱりと洗い流し、いそいそと着替え。
 部屋に戻って、また下らない話で盛り上がり、就寝。「島田伸介のサルでもわかるニュース」の途中くらいで寝たから、24時半くらいか。
 おやすみなさ〜い。

*1: 有給取得はサラリーマンの正当な権利だい!
*2: ナース籾井さんでしたっ(^^; 初見だったもので…。失礼。
*3: 参加させられたらしい。
*4: 「喜びは分かち合わなくちゃね」
*5: もちろん、4人のタレントさんとお付きの人々は全てのバスを巡るのだ。
*6: 威張ることか!?(^^;
*7: もう昼だったけど(^^;
*8: やっぱり会報には出てましたが、10日発送の会報は誰も見ているわけがないので、驚き情報だったのだ。
*9: 「全部本当の話だ」
*10: さすがに「桜井智後援会御一行様」には出来なっかたのか?(笑)
*11: 「ミレーヌ・ジーナス シングス リン・ミンメイ」のときに入会したから、まだ2年経っていない。
*12: 註・宴会といっても未成年多数参加なのでお酒はなしです(^^;
*13: というか、オケの準備を待たずに先生が歌わせる(^^;
*14: 確かに、出してほしいなあ。
*15: 抜けてたり、順序が違うかも(^^;
*16: 何の集計?
桜井智後援会「スキー合宿」(2日目)【記録】

□行き当たりばったりの予定(^^;
 3月12日。合宿2日目。
 7時半少し前くらいに目を覚ました。割合、すがすがしい朝だ。普段は7時間も寝ていられない(^^; 20分くらいベッドの上でぼんやりとして目が覚めるのを黙って待ち、ようやくにして顔を洗う。歯磨きは食後でいいだろう。さて、8時から朝食だ。
 階段で1階に降りていくと、エレベーター前にひーちゃんと萠ちゃんを発見。ひーちゃんは白いスキーウェアだ。ううっ、可愛いなあ。どうやらスキー組はもう朝食は終わったらしい。
 朝食は夕べの宴会場と同じ場所。今度はきちんとテーブルが並べられている。さすがにテーブルを並べると160人は入れないだろうな。
 そこでは智ちゃん始め、スタッフの皆さんがすでに待ち受けていた。
「おはよーございまーす」
 智ちゃんにご挨拶。さわやかな笑みと返礼が返ってくる。目は覚めているようだ。それとも食い気?(^^;
 対して、ゆーちゃんの元気がない。目は開いているが、心はまだ寝てるのであろうか?(^^; まあ、昨晩も犬飼さんたちとロビーで夜遅くまで「集計」していたようだから、それほど寝ていないのだろう。もともと朝にも弱いみたいだし。
 メニューは「いかにもこれが温泉宿の朝食でござい」といった朝食で、つつがなく朝食は終わり、ロビーで一休み。ロビーでは、朝倉先生、犬飼さん、ロンリーさん、井原コーチの4人が顔突き合わせて何やら話し合いをしている。ちょっと聞き耳(^^; というか、勝手に聞こえてくるんですよね(^^;;
 すると、何やら午前中はスキーのジャンプ大会を見に行くことにしたらしい。しおりでは「温泉ゲーム」なのだが、当日たまたま行われていたというだけで予定変更。柔軟というか、適当というか(^^;
 「蔵王国際スキージャンプ大会」は11時からということで、それまでは部屋で雑多に過ごす。何してたっけ? ただ、ぼんやりとしてただけかな? 温泉組は、こういう無駄な時間が多い(^^;

 11時少し前にロビーに集合。
 朝倉先生の引率により出発。ううっ、寒いぞ。でも、半袖で自分をアピールしている奴なんかもいる(^^;
 さて、我々「エルスタッフプロモーション御一行様」は、ジャンプ場の下腹から見て右側の脇に陣取る。左側の方はたくさん人がいたが、こっち側は狭いこともあり、貸し切り状態だ。「寒い寒い」としきりにアピールする朝倉先生を囲むように並び、そこに智ちゃん、ゆーちゃん、籾井さんもやってくる。割と近くのいい位置をキープ。ジャンプ大会を見ているより、智ちゃんを見ている時間の方が長かったかも(^^;
 さて、そこでは朝倉先生の様々な講釈が入り、しかも目の良さをひけらかす(^^;
「あそこにいる人のスキーウェアの黄色い線の上に何て書いてあるか分かるか?」
 ンなもん見えるかーっっ!(^^;
 しかし、実際先生は見えているようだから恐ろしい(^^;;
 智ちゃんは例のミッキーマウスの赤いコートではなく、黄色のスキーウェアに着替えていた。なんでも、籾井さんに借りたものだとか。う〜ん、ますます完全武装だなあ(^^;
 ゆーちゃんは自前のカメラで、パチパチと写真を撮っていた。
 そうそう、写真といえば、この合宿には「MEGU」の記者2人が同行してたんです。この日も、11時前までは山頂でスキー組の取材(吹雪で大変だったとか)、11時過ぎからはこちらに合流して、ジャンプ大会をバックに写真を撮っておりました。もちろん、合宿中ずっと同行していたのですから、どんな記事になってくるのか楽しみです(*1)
 我々はというと、70mジャンプに歓声を上げ、80mには大歓声。中学生だということに驚き、手を振ったりして、まるで怪しい一団でした(^^;
 さて、始めの内は智ちゃんも「覚悟してきたけど、そんなに寒くないですね」とか言ってたのに、しばらくすると無口無口(^^;
 予定の12時を待たずして、ジャンプ大会見学はお開きとなってしまいました。

 昼食は各自で。この時間を使用して、「MEGU」の智ちゃんへのインタビューをやるらしい。
 私はのむのむと純ちゃんを含む同室のメンバー計6人で、すぐ近くに食べに行くことにしました。いやあ、遠い「はしもと食堂」なんかには行ってられませんね(笑)<内輪受け
 選んだ店は歩いて5分もかからない、「食事と喫茶 コロポックル」。私は蔵王山菜そば600円也を注文した。しかし、ここではMT氏の頼んだ、スパゲッティ+なめこ汁が「通」なのだ(笑) 後から入ってきたジャンプ大会関係者らしいおじさんたちの一群が、こぞってその組み合わせを注文してましたもん(笑)

□温泉マラソンゲーム
 さて、午後になって、いよいよ「温泉ゲーム」です。
 どんなゲームかといいますと、まず、40人ずつでA・Bグループに分かれます。で、片方のグループが3つの温泉を巡り、残った片方のグループがクイズを交えつつ、他グループが何分で巡り終わって帰ってくるかを当てるというものです。トップ賞は智ちゃんとの「ティーショットツータイム」もとい、「ツーショットティータイム」。いや、朝倉先生が一度ならず「ティーショットツータイム」と間違えてウケをとっていたんですよ(笑)
 私はAグループで、先にクイズをする方でした。Bグループがゆーちゃんに連れられて、温泉巡りへとスタートします。同時にストップウォッチもスタート。ゆーちゃんが帰ってくるまでの時間当てです。
 さて、クイズは狭い部屋で行われたのですが、私は朝倉先生、智ちゃん、籾井さんらの司会するステージから一番前列、しかも中央席というベストポジションを期せずしてGET致しました。
 さらに、司会を朝倉先生に任せきりの智ちゃんはステージ上に腰掛けていて、同じく腰掛けているこちらと視線の高さが合うんです!
「ひっく!」
 …ん? 私は智ちゃんの方を振り返りました。何の声?
「聞こえた?」
 照れたような智ちゃんの表情。そして、
「ひっく!」
 なーるほど、智ちゃんのしゃっくりだ(^^)
 ここで、「しゃっくり」か「ひゃっくり」かで盛り上がり、1人ずつBグループの到着時間を確認していた朝倉先生に怒られる(笑)
 さて、私はBグループが帰ってくる時間を30分ジャストと予想した。根拠はある。ゲームは13時半開始。で、お茶会が15時から。正味1時間半でA・B2グループが温泉巡りをしなければならないのだ。3つの温泉の距離は遠いが、全て回ってくるとは限らない。時間を優先するだろう。そう思っての予想だ。朝倉先生も25分くらいを推してたし、何かゆーちゃんに言い含めるところがあったのだろう。
 しかし、智ちゃんの予想は54分02秒。妙に自信ありげだ。
「だって、3か所回ってくるんですよ〜」
「いや〜、全部回ってくるとは限らないですよ」
 さてさて、結果はどうなることやら。
 ちなみに、もうこの時点で10分を回っていたりする。
 さて、クイズの方はというと、

Q.ミレーヌのフルネームは?
A.「ミレーヌ・ジーナス」では不正解。正解は「ミレーヌ・フレア・ジーナス」

Q.「私、桜井智は、今朝一番最初に何を食べたでしょうか?」。
A.「アンパン」。「旅行に来てまでアンパン食べてるのか!?」と朝倉先生が呆れていたぞ(^^;

 などなど、「桜井智カルトクイズ」。
 で、このクイズでのむのむが3ポイントGET! 同点トップです。勝負はBグループ帰着時間予想に持ち込まれました。ピッタシ正解(前後3秒許容)の場合は文句無しでその人が優勝。前後1分以内の場合は、3ポイントということになりました。
 しかし…、来ない。遅すぎる。
 30分以上を経過し、待ちきれなくなった先生が携帯電話で連絡を取ります。
 すると、2つ目の湯を出たところだということ。時間がないので、「早く戻ってこい」。
 しかし、待てども待てども帰ってきません。不正解者が続出します。再度連絡し、50分前後に戻ってくるだろうということが濃厚に。
 我らが智ちゃんの予想、54分02秒もありえる。
「私が優勝したらどうするんですか?」
 それはもちろん、
「ティーショット(笑)」
 ああっ、朝倉先生が苦笑いしているっっ(笑)
 結局、道を間違えるという大ボケをかましてくれたゆーちゃんが帰ってきたのは、53分17秒。智ちゃんは見事45秒差! ガッツポーズの智ちゃんに場内大盛り上がりです。しかし、惜しくも52分37秒を予想していた人がいて、40秒差で彼が3ポイントGET。クイズで得ていた1ポイントと合わせて、4ポイントで優勝です。

 次は我々Aグループが温泉巡りだ。15時まではあと30分近く、のんびりしている時間はない。しかも、Aグループ先導の籾井さんが、「(早く帰ってきて、Bグループの)裏をかきましょう!」と大はしゃぎ。Bグループの前で言ったら意味ないですって(^^;
 さて、我らAグループの作戦は、籾井さん発案により、3ヶ所の温泉を3グループに別れて回って、時間短縮をはかるというものだった。
 坂を駆け降り、一番近くの「上湯」に到着。あうううう〜、硫黄泉か〜。腐った卵の臭い〜っ(^^;
 ここが集合場所ということになり、これ以上移動するのも面倒くさかったので、私はここで入ってしまうことにする。あううう〜、脱ぐ場所からして狭いなあ。
 湯に入る。う〜ん、なんか湯質はまろやか。臭いもそれほどには気にならない。
 さて、同じ湯にはクイズの優勝者がいて、ツーショットティータイムもやっかむ者も当然いたのだが、同室のM氏、
「智とのツーショットだったら、別に羨ましくないな」
「私もひーちゃんじゃなかったら」
 おお、意見の一致(^^; 実はM氏もひーちゃんファンだったりする。むむっ、ライバル出現(笑)
 しかし、そこに無粋な一言。
「ひーちゃんって誰ですか?」
 あううううう〜(^^; 智後援会でさえ通じない言葉なのか〜?、これは〜(^^;
「ひーちゃんが森谷密ちゃん、ゆうちゃんが橋本遊ちゃん、もえちゃんやもーちゃんが長崎萠ちゃん」
 さすがにこれにはM氏の説明が入る。ちなみに私は思いもしなかったその言葉に脱力していて、説明どころではなかった(^^;
 さて、5分も湯に浸からないで上がり、表では風呂に入っていない籾井さんと、風呂から上がった何人かが待っていた。籾井さんたちと適当に盛り上がり、すぐに他の温泉に行っていたグループも戻ってきて合流。
「よーし、急ぐわよ〜!」
 そんなにBグループの鼻をあかしたいのか、籾井さんが自ら走って急かす急かす(^^; 私も一緒になって走ろうとしたが、3歩駆けて、ふと思い直す。
 これって結局1番に帰れなかったら意味ないよな〜。
 というわけで、走ってわざわざ疲れることもないと、のんびり歩いて戻ったのだが、結果としてそれは大正解だったようだ。
 そう、ここは1000mを超える標高なのだ。そんな空気の薄いところで走ったりしたら、いつもより疲れるのはもちろん、――2人倒れたぞ(^^;
 その後のお茶会にも少し遅れ、籾井さんの看病を受けていたらしい。この件に関しては、籾井さんもすごく申し訳なさそうだった。
 さて、その結果は、27分という偉業で報われたようだが、ゆっくり戻った私は、途中の道で、
「直接次の場所に向かえって」
 という言葉に、ホテルには戻らずに、まっすぐお茶会の行われる「雪ぐら」へと向かったのであった。

ティーショットツーショット30分!?
 喫茶店というより食堂だよなあ(^^;
 それが第一印象だ。もっとも、一時間そこにいても、その印象は変わらなかったが(^^;
 同室の面々とかたまって席につき、ホットコーヒーかオレンジジュースかの注文をコーチがとる。私はオレンジジュースにした。
 テーブルの上のお茶受けには、果汁グミと、智ちゃんお勧めの樹氷ロマン(*2)、そして、初お目見えの樹氷ロマンII(パートツー)。これはどんなお菓子といったらいいのかな。チョコレートコーティングされてて、「パートワン」とは全然違ってた。
 さて、そこで問題のツーショットですが、なんと30分もの長時間!! 通常のお茶会のときは大抵1分間ですから、実に30倍! お茶会に30回参加するなんて、15年くらいかかるんじゃないかなあ?(^^;
 これは相当な恨みを買ったと思いますよ〜。私はそうでもなかったですが(笑)
 それでも一応、長いことをアピールしようと、お菓子とジュースがなくなったことをいいことに、
「コーチ、お菓子もジュースもなくなったので、もうお開きにしましょう」
 そう井原コーチに訴えたものの、あっさり却下(^^;
 そういえば、樹氷ロマンIIが食べれなかった純ちゃんが、井原コーチの席から盗んでいたりもしたな(笑)
 MT氏なんか、ロンリーさんとツーショットで、ストIIIとかのゲームの話で盛り上がっているし(笑)
 というわけで、30分ほど本当にただのお茶会にいそしみ、ようやく、Bグループのお相手をしていたゆーちゃんとの入れ替え。
 そういえば、最初はこちらに朝倉先生がいて、ゆーちゃん一人じゃ持ちこたえられないということでBグループの方に移動したのだが、Aグループにゆーちゃんが来ても戻ってこないぞ(^^; どうしたんだ?(^^;;
 結局、こちらではゆーちゃん1人のトークが30分続くことになった。
 主たる話は、ゆーちゃんの一人暮らしについて。マシンガンの如く、止まらないトークには感服さえ覚える(笑)
「最近ですね、私、魚を飼い始めたんですよ。私、合宿所を出て一人暮らしを始めまして、今までは、合宿所にいつもひーちゃんとかもーちゃんがいて、私とかもーちゃんがおとなしく本を読んでいても、ひーちゃんがですね、目の前をチャラチャラチャラチャラするんですよ(笑) もう、それが普通になってたんでしょうね。一人暮らしを始めてから、もちろん当たり前なんですけどそれがなくなっちゃって、ちょっと寂しくなったんですよ。それで最初はTVをつけていたんですけど、やっぱり、何か自分以外に動くものが欲しいなと思いまして、最初はハムスターがほしかったんです。だけど、ハムスターは臭くなるってみんなに言われて――、もちろん、きちんと世話してればそんなことはないんですけど、ほら、今回みたいな旅行のときは世話できないじゃないですか。だから、簡単に飼えるものがいいってことで、魚にしたんです。でも、金魚鉢ですか、あの縁がひらひらした水槽に一匹だけ飼おうと思って、あのブクブクと空気の出る奴――あれ、なんていうんでしょうね?――それがいらないかと思っていたんですけど、やっぱり一匹だけでも、いるみたいなんですよ。そうしたらですね、そのブクブクのいらない魚を見つけたんですよ! ベタっていう魚なんですけどね、これがですね、エラの部分に空気を溜めておくんで、あのブクブクがいらないんです。あ、ベタって知ってます? 別名“闘魚”っていって、雄2匹を一緒にすると、どっちかが死ぬまで戦うんですよ。色もですね、青とか赤とか紫とか色々な色のがいるんですけど、私は青色のにしまして、もうこれが可愛くって(笑) 寝るときもですね、水草の上に乗って寝るんですけど、これがまた可愛くって。私、親バカですね(笑) そうそう、親バカといえば、うちの父親がですね、熱帯魚に凝っていまして、ベタも熱帯魚なんで水を暖めておかなくちゃならないんですけど、それの機械とか、水草や石を買ってきて、綺麗に並べてくれたんですよ(笑)」
 と、まあ、こんな感じにひたすら喋り続けてくれたゆーちゃんでした(笑)
 でも、実はこの話は行きのバスの中でもしていて、まるで台本でもあるかの如くの同じ話(^^; だって、喋る言葉まで一緒なんですもん。
 あ、でも、バスのときは、
「ベタって知ってます? マンガの黒い部分じゃないですよ」
 (車内笑)
「よかった、分かってくれて(笑)」
 なんてやり取りがありましたが(笑)
 ベタの話以外にも、そう、洗濯機! 遊星王女のコントじゃないぞ(笑)
 ゆーちゃんちの洗濯機の取り付けが悪かったそうなんですけど、それを誰が直したかという問題が立ち上がりまして。ゆーちゃんは犬飼さんに直してもらったと言うんですけど、その犬飼さんはロンリーさんに初めて聞いたと言い、そのロンリーさんは岩瀬さんが直したんでは?、と言うんですけど、ゆーちゃんは犬飼さんに直してもらったと言い張る。
 おやあ? ひょっとしてぇ?(笑)
 はてさて、真実はいかに? という結論が出る前に、うまくはぐらかされてしまった(^^;
 そういえば、ゆーちゃんが着たい着ぐるみはパンダだとか。
 そんなこんなでお茶会は終了。最初の話ではこの後ゲーム大会ということだったのですが、スキー組の方で行方不明者が出たということで部屋待機に。お茶会の途中で、その件で顔を真っ青にさせた社長が飛び込んできたなんて一幕もありました。
 結局、行方不明者くんは見つかったらしく、スキー組はこの時間は温泉街探索をしていたらしいです。
 で、私たちはというと、ゲーム大会の代わりに、智ちゃんが部屋に来ることになるかもしれないということで、ひたすら部屋でじっとしていたのでした(^^;

□哀愁のホームベース
 来るか来ないかもはっきりしない智ちゃんが来ることだけをただひたすら信じて部屋で待機していた我ら407号室11人だが、ただ待つだけではあまりに暇なので、パズルで盛り上がる。ホテルや旅館によくある、木で作られた、木片の組み合わせで色々な図形を作るという奴だ。
 十字架、鳥、犬、ヨットは割合簡単に作れたのだが、最後の1つのホームベースだけがどうにも作れない。
 部屋の11人(1人は寝ていたが)の誰がやっても、雁首揃えて無い知恵絞っても、どうしてもホームベースだけは完成しない。そして、30分。時間も忘れて、パズルを囲んで一心不乱にホームベースを作ろうとする10人の男たち。あ、怪しすぎる(笑)
 しかし。
「あれ、できてるじゃん」
 え?
 その誰かの声に、隣の人の手元を覗き込む。パッと見には、いびつでホームベースには見えない。それに、この形なら前にも出来ていた。しかし、よくよく見てみると、確かにホームベースだ。目の錯覚だったのか!?(^^;
 このときの盛り上がりといったら何と言ったらいいか。何しろ、
「これやってる内に智ちゃん来てたら、気付かなかったんじゃない?」
 とか、
「お部屋訪問でホームベース作らせようか?」
 と、笑い話がでるくらいだったのだ。
 それから程なくして、
「お邪魔しま〜す」
 控えめな声で、智ちゃん登場。お供に朝倉先生を引き連れている。
 いきなりの登場にビビる11人。
「さあ、どうぞ。まあ、どうぞ」
 と、あらかじめ用意しておいた4枚重ねの座布団に座らせる。何かしらの反応を期待していたのだが、何もなし(^^;
 その場は、1分ほどのお部屋訪問だったので、特に特記すべきこともなくソツなく終わり。
 せいぜい、班長が智ちゃんに菓子折を差し出して、
「食べ物のプレゼントは朝倉先生を通すみたいですけど」
「朝倉さんに渡したら、私には回ってきません(笑)」
 というやりとりくらいか(笑)
「夜は長いから」
 という朝倉先生の置き土産で智ちゃん退場。
 さて、問題はその後(笑)
 智ちゃんが座布団に座った、ということは、智ちゃんの座った座布団があるわけで(笑)、その座布団の去就を巡って一悶着(笑) じゃんけんで勝った人が抱いて寝るだの、真空パックで小さくして持ち帰るだの、色々と案は出ましたが、とりあえず保存しておこうということになり、部屋の隅によけようとしたその刹那!
「とりゃーっ!」
 班長、ダーイビーーングッ!!
 智ちゃんの座った座布団に顔をうずめて、幸せそうな班長(笑) 喜んで写真に収められていたりもする。さあ、次回ML本表紙決定か!?(笑)
 まあ、こんなのは、やったもん勝ちだよな〜。と、端から見てて思ってしまいました。
 さて、18時から夕食です。夕食からは温泉組もスキー組もないと朝倉先生は言っていましたが、全然そんなことはなく、きっちり分かれていた(^^; ああっ、ひーちゃんは未だ遠かりし。しかし、これもお部屋訪問までの辛抱辛抱。
 夕食は山菜なべでした。
 純ちゃんが鍋奉行。いや〜、うるさいのなんのって。どうして、ああも仕切りたがるのか(笑)
 まあ、特に何事もなく夕食は終了。ちなみに、この時点までは「ホームベース」は私たちの話題のヒーローでした。この後のお部屋訪問までは(笑)

□班長、トイレから参上(^^;(智ちゃんお部屋訪問)
 さて、部屋に戻ると、…あれ?
 温泉ゲームから帰ってきた後、部屋から出されていたテーブルを、お部屋訪問のためにわざわざ部屋に入れてセッティングしておいたのだが、夕食から帰ってくると、また部屋の外に出されている(^^; そう、布団が敷かれていたのだ。さてどうするかと悩んだのも一瞬、とりあえず布団をどけようということになり、いやあ、こういうときの行動力には凄まじいものがあります(^^) 文字通り一瞬で布団を部屋の隅に寄せ、準備完了。テーブルなんていりません。後はタレントが来るのを待つばかり。
 タレントの滞在時間は部屋の人数×1分ということだから、私たちの部屋は正味11分。これが長いか短いかといえばもちろん短いのだが、11分もあれば他の部屋とは違ったことが色々とできる。
 タレントが来たら何をしてもらおうか、という話になり、とりあえず出迎えは全員揃って3つ指ついてお出迎えするということに決定。礼の号令は班長だ。今にして思えば、この時点でああなる運命だったのかもしれない。この決定があの結果を呼ぶとは、誰が想像し得ただろうか(笑)
 しかし、今か今かと心ははやるものの、一向に誰かが来そうな気配もない。
 が、耳ざといM氏が、最初は智ちゃんが来るという情報を聞きつけきて、先程は4枚で失敗したので今度は座布団を5枚重ねで置いておく。
 う〜ん、まだ来ない、まだ来ない。
 それからさらにしばらく。焦れに焦れて、かなりの時間が経過したときのことでした。
 ガラッ。
 不意をついていきなり、玄関と部屋との境目に位置する引き戸が開かれた。
 え、え!? コーチ井原さん!? ノックも何もなしに!? あ、奥に智ちゃんが…。
 コーチ曰く、どうやらノックはしたらしいが、引き戸のせいか、こちらには聞こえてこなかったようだ。
「こんばんわ〜」
 井原コーチを先頭に、続けて智ちゃん、犬飼さんが入室。
 3つ指ついてお出迎えのはずが、いきなり入ってこられて機先を制されたのと、――班長トイレだぞ…(^^;
 すると、慌てたように…というか、実際に慌てて、トイレから班長登場。
「うわっ、もう始まってるぞ!?」
 しかし、災い転じて福と為す、という奴か、班長のその行動は大いに受け(笑)、掴みはOK!という結果。
 で、智ちゃんに5枚重ねの高座布団をすすめるのですが、今度は丁重に辞退される。さっきは4枚重ねで座ったんだけどなあ(^^; というわけで、4枚どかして1枚にして座ってもらう。さあ、ここからが本番です。
 しかし、みんな緊張してて、あまり盛り上がってなかったような(^^; 途中で何回か沈黙があったし(^^;;
 あったことと言えば…。
 話の途中でコンコンとノックの音。
 え? もう終わり!? と思ったところに、「失礼しまぁ〜す」と控えめな声と共に、遅れて籾井さん登場とか。
 あと、智ちゃんが来る前に、班長の「濃い」MDをスピーカーにつなげて聴いていたのですが(「風のように流のように」が入っているMDを濃いと言わずして何と言おう(笑) トゥルーラブストーリーのMDも持ってきていたようだが(^^; )、それはなりゆきのまま智ちゃんが来たときもかかっていて(持ち主の班長が席を外していたのだから(^^; )、すると突然智ちゃんが、
「あれ? これシルク?」
 噂のドラゴンマスターシルク2主題歌「ヒロインは休めない」のことなんでしょうけど(班長はこの曲のために「マッコウズ・スペシャル」というCDを1曲3000円で買ったとか(笑))、知ら〜ん(^^; 私は知らないぞ(^^;; それにしても、1・2度しか歌っていないであろうゲームの歌も覚えているとは、さすが智ちゃん。
 で、続いてMDから流れてきた曲が、NHKみんなのうた「ひよこ」(笑) こ、濃すぎ〜っ(笑)
 しかし、なんと、なんと! その「ひよこ」を、智ちゃんがMDに合わせて歌ってくれたのです! おお〜、感激だあ〜(^^)
 他には、基本的なお願いで、セイントテールの生声をリクエスト。セリフはもちろんアレですね(^^) しかし、智ちゃん、やはり大勢の人の目の前で声を作るのは恥ずかしいのか、紙で顔を隠しながら、
「イーッツ! ショーウターーーイムッ!」
 うう〜ん、何度聞いてもいいなあ(^^)
 また、班長がML同人誌を持ち出してきて、恥をさらしたり(*3)――もとい、こんなコール表作ってるんですよ、という話をしたり、「(あの長い長い)ツーショットタイムでは何を話していたんですか?」という質問が出たり。
「いや、それは秘密ですよ」
 とか最初は言っていましたが、「大したことじゃないですよ」と、やっぱり秘密。ま、そりゃそうでしょう。
 あとは、アニメーター志望のMT氏(現在、智ちゃんのアニメを作っているとか)が、自分の書いた智ちゃんの似顔絵をプレゼントしたり。さすがにこれはかなり効果有りでしたね(^^)
 そんなこんなで、長いようで短い11分は終了。う〜ん、実があったよーな、なかったよーな時間だった(^^; 皆さん、あれで満足したのかしらん? まあ、智ちゃんを間近で見れるだけで幸せって人が多かったようだけど(^^)

□インターバル1(智→遊星)
 で、我々11人は、智ちゃんの残り香の残る部屋で反省会(笑)
 次は遊星王女が来るということが判明し、まずは、たゆみないトークをしよう、ということで、誰が誰に質問するかを決めておくことにした。智ちゃんときがあまりにあまりだったからだ(^^; 限られた時間は有意義に使いたい。
 で、M氏はひーちゃんにプレゼントすると言い、それならば「ゆーちゃんの分は?」と班長は突っ込むことにし(*4)、誰かゆーちゃんのフォローが必要なのだが、私までもがひーちゃんを相手にすると言い出す。ピーンチ! ゆーちゃんの相手がいないぞ(^^;
 しかし、「らんま1/2」に転んでこの世界(*5)に足を踏み入れたという人がいて、アニメおたくなゆーちゃんの相手は彼に任せることに。
 次に、三つ指ついてお出迎えの件なのだが、最初の予定を思いきり狂わせた元凶の班長が「トイレから出てくるのおいしいぞ(笑)」と言い出し、今度はわざと仕込むことに(笑)
 その上、「押し入れから出てくるってのもおいしいんじゃないか?」とまで言い出して、立候補をつのってもさすがに誰もいないので、班長自ら入ることに(笑) 好きだなあ(^^;
 しかも、班長登場のタイミングをはかるため、わざわざ練習を2回ほど繰り返し(^^;、先ほどの失敗を繰り返さぬように見張りに立ったM氏の、遊星が来るの来ないのの一言にドタバタし(*6)、 誰かがトイレに行くたびに、「(トイレから出てくる役を)狙ってるだろ(笑)」と冷やかされ(^^;、M氏の“正しいトイレからの飛び出し方”の演技指導が入り(笑)、実はこの仕込みだけでも結構楽しい(^^)
「みんな、ホームベースのこと忘れてない?(笑)」
 と、班長が隠れたことによって号令係兼進行役に任命されたM氏のその言葉にも、もうそんなのどうだっていいじゃないですか、と言えるほどの楽しさだ。タレントもいないのに盛り上がるという、怪しい11人の男たち(笑)
 さあ、仕込みは完了した! あとは待つだけだ。
 来るならこい!

□恐るべし、野生の勘!(遊星王女お部屋訪問)
 そして、遊星王女がやってきた――あれ? 朝倉先生!?
 私は部屋内で待っていたのだが、玄関から部屋への扉を開けて顔を覗かせたのは、なんと朝倉先生だったのだ。一瞬、言葉を失っちゃったぞ(^^; 三つ指ついて挨拶の準備をしていたのだが、そのまま硬直(^^;
 何やら玄関の方が騒がしいが、どうやらN氏が隠れているトイレのドアをひーちゃんが開けようとしたようだ。トイレの電気がついていたから諦めたそうだが(笑)
 そして、ドタドタと騒がしく、遊星王女登場。
「おじゃましま〜す! うわあ〜、広〜い!」
 2人の声が綺麗にハモる。
 しかし、この2人、実に落ち着きがない(^^;
「こんな広い部屋あったんだね〜」
 と言いつつは、クローゼットを開けようとし、
「この中はどうなってるの〜?」
 と言いつつは、班長の隠れている押し入れを開けようとするひーちゃん(^^;
 うむむ、恐るべし野生の勘(笑) きっと、中で待っていた班長は、近づいてくる足音と声にドキドキしていたに違いない(笑)
 しかし、それを見ていた私たちは、「あ、あ、あ…」と中腰になりつつ腕を差し出しかけるものの止めるに止められず(*7)
「まあまあまあまあ、どうぞどうぞ」
 と無理矢理席をすすめるくらいしかできない(^^;
 ちなみに遊星のお2人曰く、ひーちゃんが押し入れのふすまを開けようとしたとき、みんなが綺麗に揃ってそれを止めようと手を伸ばし、何かな?、と思ったとのことだ(^^; あせらせないで下さいよ〜(^^; >ひーちゃん
 しかし、M氏の仕切りのうまさもあって、なんとか押し入れは開けられずに済み(笑)、無事に席に座ってもらうことに成功(^^; ひーちゃんが向かって右側の私の正面(*8)、ゆーちゃんが向かって左側だ。その後ろには、誰が持ってきたのか分からない、「戦国魔神ゴーショーグンLD-BOX」のチラシが(笑) 会話に詰まったとき、アニメおたくのゆーちゃんへの振りにしようと置いておいたものだが、結局使われなかった(^^;
「桃組A班407号室に――」
 司会のM氏の号令に一同姿勢を正して、三つ指つき、
「ようこそ、おいでくださいました!」
 9人の声が綺麗に揃う。
 桃組じゃなくて桜組にするんだったような気もするが(^^;、まあいいだろう。
 慌てて遊星の2人も頭を下げ、
「いえいえいえ、こちらこそ」
 とかなんとか言っていた。
 それにしても、一番最初の案では、ここまでのネタのはずだったんだよなあ(^^; しかし、今やこれはただの振りにしかすぎない!
「え、あ、もう来てるの!?」
 と、トイレからN氏参上。
「ちょっとトイレ入ってまして…」
「こんな大事なときにトイレなんか入っているなよ〜」
 とりあえずあまり突っ込みにならない突っ込みを入れておく。
「え〜と、これで11人揃ったのかな…?」
 わざとらしい振りに、頭数を一斉に数え出すみんな(笑)
「あれ? 10人しかいないぞ?」
「誰がいないんだ?」
「班長がいないんじゃない?」
 我々でわざとらしく騒いでいると(笑)、
「もしかして、押し入れにいるとか?」
 ギクッ☆
 ひーちゃん曰く冗談で言ったそうだが、す、鋭すぎる(^^;
 しかし、ここまできてネタを中断するわけにもいかない。
「じゃあ、班長をみんなで呼んでみよう。せーのっ!」
「はーんちょーう!」
 我らの声に応じて、押し入れのふすまがズサッと開き、
「呼んだかい!?」
 とポーズをつけて班長登場。大爆笑。
「うわあっ!」
 遊星の二人もびっくりしていたぞ。よっしゃ! 大成功!!
 楽しすぎて、涙まで出てきた(笑)
 その後は、どうしてこんなことをする羽目にいたったかのネタばらし。
 そんな中、私が一言。
「俺たちって、バカだよな〜(^^)」
 すると、ベッドでくつろいでいた(^^)朝倉先生、
「そんなことはないぞ」
 と反論。
「ここまでやってくれるなんて、ファンの鑑だよ」
 おおっ、私たちが鑑っ!?(^^)
「普通はタレントがファンを楽しませるものだが、ファンがタレントを楽しませるなんて滅多にないぞ」
 先生の力強いお言葉。
 と、そんな最中に突然、黒縁眼鏡をかけた竹中さんが部屋の外から顔を覗かせて、
「あと半分です」
 “掴み”であるはずのネタで半分の時間を使っている私たちって一体…(^^;

□校則違反よぉ!(遊星王女お部屋訪問つづき)
 その後は、通常お話しモードに移行。
 M氏は予定通りひーちゃんにプレゼントを渡し、私は「はいっ!」と手を挙げた。
 ドキドキドキドキ。
 目の前30cmくらいの距離にひーちゃん。鼓動の高まりが自分でもよく分かる。
「あの〜、ひーちゃんにお願いなんですけど〜」
「はい!」
 私の声に小気味好い返事で振り向くひーちゃん。
 う〜、そういう元気な返事が好きだぞ。
「私の名前○○○○っていうんですけど、“けーくん、会社休んでこんなところに来て、校則違反よ〜!”って言って貰えますか?」
 たとえバスの中で言われたセリフとて、名指しで、目の前で、言って貰いたい!
 もちろん、ひーちゃん、快く引き受けてくれて、私の正面を向くようにきちんと座り直し、顔も私と向き合って、ドキドキドキ、高まる鼓動はとどまるところを知りません。
 だって、ひーちゃんのあの真摯な眼差しに見つめられたら! 私だけに向けられた無邪気な瞳。うん、無邪気って言葉は、ひーちゃんのためだけにあるような気がする。そんな瞳で見据えられて、こっちはその視線に負けないよう、目を逸らさないでいるのだけで精一杯。
「けーくん…」
 そこで一拍。ゆっくりとした、まるで言い聞かせるような口調。ゴクリと唾を飲んで、ひーちゃんを見つめ返す私。
「会社休んでこんなところに来て…」
 そうです。私は会社を休んでこんなところに来ているんです。でも、会社なんかより、よっぱど「こんなところ」の方が楽しい(^^)
 もうこの辺になると、壊れている自分が分かりました(^^; しかし、分かったところでどうにもならない(^^;;
「校則違反よ〜!」
 ああっ、幸せ〜(^^) 「校則違反」だろーが何であろーが、ここに来てよかった〜(^^)
「ありがとうございます!」
 ここ、頭を下げているように見せながら、実は感動のあまり力尽きて、腰砕けで崩れ落ちていました(^^;; いや、ホント、幸せで幸せで、やっぱり私はひーちゃんファンなんだなー、と、思いっきり再認識してしまいました(^^)
 ああっ、ファンの対象にこんなことして貰えるのも、エルスタッフならではだよなあ。感謝!
 というわけで、私はそこで壊れちゃいました(^^;
 次は、ゆーちゃんのらんま話だったのですが、壊れた私はしばらく聞き役(^^;
 しかし、ゆーちゃんが詳しいのは予想できたとして(*9)、なかなかどうしてひーちゃんも何気に詳しい。おおっ、さすが声優少女(^^) CDのおまけのカルタが好きだとか、ゆーちゃんが持ってるだとか、私には全然ついていけない話題だ(^^;
 その内、どういうきっかけだったか、
「ごめんなさい! 私、アニメのLD、250枚持ってます!」
 って話になって(*10)、すると、
「あ、俺、370枚持ってる」
 っていう強者がいたりして、いや〜、世間は広いですね(^^;
 そんなこんなで、後半はアニメ話に花が咲き、(少なくとも私は)大満足で、遊星王女のお部屋訪問は終わったのでした。幸せ、幸せ(^^)

□インターバル2(遊星→萠)
 さて、残るは萠ちゃんだけなのだが、もう私たちはとどまることを知らない(笑)
 トイレ、押し入れの次にも仕掛けようというのだ。
 案としては、全員寝ている、とかいう案もあったのですが、これだと
「寝てるのなら、静かに寝かせといてあげましょう」
 という社長の温情が裏目に出るかもしれないというので却下(笑)
 どうせ隠れるなら全員が隠れて、萠ちゃんたちがやってきたときには、進行役を除いて誰もいないようにしたら?、という案もあったが、これもあまりにあまりすぎるとのことで却下。
 しかし、何人か残しとけばいいという話になって、トイレ、押し入れの次はクローゼットの中に決定(笑) ベッドに寝ているのもいいな、という話になって、1人がベッドで寝ていることに。そうすると、ベッドの脇に隠れているという者まで現れて、じゃあ、押し入れにはもう一人隠れられるぞ、となり、じゃあ、風呂場にも隠れてて、風呂上がりを装って出てくるという話にまでなり、さあ、もう大変(笑)
 隠れる人が7人にもなり、進行役と、3つ指ついてお出迎えするのはたったの3人という始末(^^;
 しかも、こちらもわざわざ練習までして、それだけで数分かかるという(^^; 当然、さっきよりも時間はかかってるぞ(^^;;
 しかし、やっぱり来ない来ない(^^;
 クローゼット担当の純ちゃんは、中からいかにカッコ良くドアを開けるか、という練習をしているし(笑)、押し入れ担当の班長とのむのむは、喉が渇いたといって、押し入れの暗闇の中で茶をすすり、しかもお茶菓子まで食べてるし(笑)
 ベッドルームは暗くした方が雰囲気出るから、電気を消したり(笑)
 最初の案では、トイレ→押し入れ→ベッド→クローゼット→風呂、という順番だったのですが、それでは変だからベッドを最初に持ってこよう、とまで凝りだす始末(^^)
 表の状況をうかがっている司会のM氏の「準備!」の声に、ドタバタドタバタ(笑) しかし、まだ隣の隣の部屋から隣の部屋に移っただけだったりして、緊張感にあふれる待ち時間。
 そして、
 ――コンコン。
 萠ちゃんが来たことを合図する、M氏の2度ノック。
 さあ、いよいよ最終公演本番だ!

□誕生! 11人のイカれた男たち(萠ちゃんお部屋訪問)
「お邪魔しま〜す」
 控えめな感じで、萠ちゃん&社長登場。いや、今までがドタバタしてただけか(^^;
 こちらで迎えるは、進行役ののM氏と三つ指ついてる3人のみ。しかし、別段それに突っ込みもせずに、
「うわ、広〜い」萠ちゃん。
「こんな広い部屋もあったのね」とは社長。
 遊星王女といい、それしか言うことないんかい(笑) そういえば智ちゃんも、最初の短いお部屋訪問のときに言っていたような気もするな(^^;
 とりあえず、変なことをされる前に(笑)、
「どうぞどうぞ、座ってください」
 萠ちゃんに座布団をすすめ(*11)、萠ちゃんもすんなりと腰を下ろし、
「(今度はきちんと)桜組A班407号室に…」
「ようこそおいでくださいました」
 お出迎え。
「丁寧なご挨拶、ありがとうございます(笑)」とは社長。
「それにしても、こんな広い部屋でこれだけなんですか?」
 萠ちゃんの疑問もごもっとも。これだけ――そう、私たちは4人しかいない(笑)
「いえ、ちょっと、疲れているのか、寝てる人もいまして」
 わざわざ消してあるベッドルームの電気。萠ちゃん、社長に続いて、見に行く私。
 確かに奥のベッドには一人寝ているが…。
「疲れているんなら寝かせておいてあげましょうよ」
 やっぱり、社長ならそう言うと思った。しかし!(笑)
 ガバッと起き上がる! しかも、誰もいない隣のベッド(とさらに隣のベッドの間)からも一人出現。ジャブにしては結構ウケてたぞ(笑)
「なんだ、起きてたんじゃないですか(笑)」
 で、6人となり、再び席につくと…。
「あ、もう始まっているの!?」
 トイレからN氏登場。
「いやあ、ちょっとトイレ行ってまして」
「こんな大事なときにトイレに行ってるなよ〜」
 ああ、前回と同じ突っ込みしか入れられない私(^^;
「これで全員揃った?」社長。
「いや、この部屋11人ですから…」私。
「11人!?」
 驚く2人。そりゃ、まだ7人しかいないもんなあ(笑)
「いち、にー、さん、しー」
 数えてみても、そりゃ増えるわけない(笑)
「まず、班長からしていないんじゃない?」私。
「ああ、ホントだ。班長いない」
「トイレにはいませんでしたよ」
「一緒にトイレ入るんかい!(笑)」私。
「班長、どこ行った?」
 と、呼びかけに移ろうとするのだが、
「もしかして、押し入れなんかにいたりするんじゃないですか?」
 他愛ない萠ちゃんの一言。読まれてる!?(笑) まあ、それは冗談で言ったみたいだけど、遊星王女といい、どうしてみんなそんなに勘が鋭いわけ!?(笑)
 しかし、萠ちゃんのそんな言葉はあっさり無視され(笑)、
「じゃあ、みんなで呼んでみよう」
「はーんちょーうっ!」
 キョロキョロと辺りを見回す萠ちゃん。可愛い(^^)
 その呼び声に応えて、押し入れのふすまがズサッと開き、上の段から班長登場! 下の段からものむのむ登場(笑)
「あっ、なんかお茶でくつろいでいるぞ(笑)」私
 そう、班長は押し入れの中にお茶とお茶菓子を持ち込み、お茶をすすりながらの登場だったのだ(^^;
 これで9人。
「これで全員?」社長。
 いーやまだまだ(笑)
 あれは何の曲なのかな?(^^; とにかく、我々のハミングのBGMに乗って、クローゼットから、純ちゃん登場。これには本当にびっくりしていたようだ(笑)
「これで全員揃ったんだよね?」社長。
 そして再度数えてみるが、――そう、まだ10人。
「いや〜、いい風呂だった」
 と、数えている途中に最後の一人が登場(笑)
 バスタオルを持って、しかも髪まで濡らしているという念の入れよう(笑)
 この大オチには大ウケで、萠ちゃん、社長のみならず、私たちまで笑い転げてしまう始末。
「風呂のドアを開けたら、前に猪爪さんがいて、ビビりましたよ(笑)」
 ということで、タイムキーパーの猪爪さんまでもが呼ばれて入室。
 社長なんか、「もういないよね、もういないよね?」の連発でさあ大変(笑)
「その布団の下とかにいないわよね?」
 いませんってば(笑)
 萠ちゃんまで、
「次は畳の下から出てくるとか?(笑)」
「いや、それはさすがに(笑)」
 私の苦笑。忍者じゃないんですから(笑)
「窓の外に隠れようとしたんですけど、朝倉先生に危ないからやめろって言われました(笑)」
「外に隠れるのはハワイ公演ってことで(笑)」
 で、萠ちゃんに感想をうかがうと、
「すごく、楽しかったです!」との、力強いお返事(^^)
「まさか本当に押し入れから出てくるとは思いませんでした!」
 萠ちゃんにとっては、押し入れが一番衝撃的だったらしい(笑) 知っている人は知っているいつも通りのあの口調で、嬉しそうに語ってくれます。
 社長も、「今まで色々まわってきたけど、ここまでのは初めて」と、喜んでくれたようだ。
「この劇団の名前、ないんですか?」楽しそうに萠ちゃん。
「じゃあ、萠ちゃん、つけて下さい(^^)」
 それは自分たちでつけても面白くない。やっぱり、タレントさんに決めてもらってこそ意味があるものだ。ということで、私は萠ちゃんに振った。
「えっ? 私が決めるんですか!?」
 なんか萠ちゃんのリアクションって可愛いんですよね(^^)
「“11人いる!”って昔あったよね」
 これまた懐かしいマンガを持ち出してきましたね〜、社長。アニメにもなりましたっけ。
「じゃあ、“11人の何だか”ってして下さい」
 最後まで決めてくれない萠ちゃん(^^; まあ、それが萠ちゃんらしくて微笑ましいんですけど(^^)
「11人のイカれた男たち」
 と言ったのは確か班長だったと思う。それに、誰かが、
「やっぱり“(仮)”がないと(笑)」
 う〜ん、お約束(^^)
 ということで、「11人のイカれた男たち(仮)」に決定(笑)
 あとは、社長が、
「明日のバスはあなたたちがいなくても、隠れているだけだから平気よね(笑)」
 とまで言い出して(笑)
 結局、そんな話ばかりで、舞台とネタばらしに終始した11分でした(笑)
 そして、萠ちゃんの去り際に誰かが一言。
「次回公演をお楽しみに(笑)」
 やるんかい!?(笑)
 というわけで、期待を遥かに上回った、大満足のお部屋訪問でした(^^)

□竹中さんの世にもありがたいお話(笑)
 第一回公演を無事に果たした私たちは(笑)、その疲れを癒すため、風呂に入りに行くことにしました。
 時間は、もう11時頃だったでしょうか。
 昨日と同じく、先に身体を洗い、そして外の露天風呂へレッツゴー!
 で、のんびりと桧風呂にのむのむ、純ちゃん、そして他の部屋の人の4人でつかっていると、
「11人の人いるー?」
 なんて呼び方だい(^^;
 進行役のM氏がやってきて、話題はもちろん「お部屋訪問」のことに決まっています。何しろ、朝倉先生絶賛、社長公認、萠ちゃん(半分)命名、の劇団なんですから(笑)
 他の部屋の彼は、遊星王女が私たちの部屋の次にやってきたそうなんですが、ひーちゃんが部屋に入ってくるなり突然押し入れを開けて、「ここにはいませんね(笑)」との行動をとり、何のことかと疑問に思っていたそうなんですが、私たちの部屋でのことを聞いて、その行動原理に納得がいったよう。ちなみに、ひーちゃんのその行動で、1分使ってしまったとか(^^;
 そんなこんなで話題は尽きないのですが、長いこと湯につかっていてのぼせ気味になってきたので、さあ出ようか、と思ったその刹那!
 なんと、竹中さんが同じ湯船に入ってきたのです!
 おお! 思わず感動してしまいました。
 もちろん、裸です(笑)
「男同士だもの、裸の付き合いでいいじゃないか」
 竹中さんのおっしゃる通りです(^^)
 で、竹中さんに、ありがた〜いお話をいただき、結局竹中さんが出るまで風呂から上がらなかった私(^^; ああ、のぼせそ…(^^; だって、こんな機会、滅多にないですよ!(嬉)
 ここでは、声優や役者としての心構えなどを、実体験を踏まえて色々と聞かせていただいたのですが、印象に残ったのは、
「才能なんてないね。99%努力だよ」
 というお言葉。この言葉自体は取りたてて珍しいものではないかと思いますが、竹中さんが言うと物凄く重みがあったんです。それはやはり、竹中さんがここまで築き上げてきたものを踏まえての言葉だったからでしょう。お湯の塩分と一緒になって、身に染みます。
 さて、竹中さんが風呂から上がって、すぐに私も上がり(^^;、シャワーで身体を洗い流してから脱衣場へ。すると、右隣には着替えている竹中さん、そして、左隣には着替え終わっている猪爪さんという構図(^^)
 で、猪爪さんが浴衣姿なんですが、(こういっては失礼かもしれないですが)可愛いんだ、これが(笑) 実は年下だった、ということが判明したからかもしれないですが、なんか「ちょこん」とした感じで…(^^)
 ファンになっちゃったぞ、猪爪さん(笑)

□遊星王女後援会への道は険しい!?
 さて、風呂から上がると、ホテルのロビーにて、「11人のイカれた男たち(仮)」第一回公演大成功の打ち上げです(笑) 時間はもう深夜0時。よくもまあ、こんな時間に11人も大挙して(^^; 確かに「イカれ」てるなぁ(笑)
 さて、本公演がよっぽど楽しかったのか、進行役のM氏のおごりによるジュースで乾杯。
 すると、防寒具に身を包んだ、コーチ、猪爪さん、犬飼さんが降りてきた。この寒空の中、きっと朝倉先生の「お願い」のためにコンビニまで買い出しだろう。結構な距離があったかと思うが(^^; 昨日も行かせれていたともいうし(そして、夜中にカップ麺のお湯を借りに来られた部屋もあったとか(笑))。大変なことです(^^;
 さて、打ち上げも終わり、部屋に戻って、あとは寝るだけ。もっとも、班長とM氏は別の部屋に出張していましたが。
 しかし、今日は最後の夜ということもありますが、なんてったって「11人のイカれた男たち(仮)」の名で固く結ばれた面子、夜遅くまで話す内容は枚挙にいとみません。
 と言っても話す内容は下らないことばかり。さて、どこからああいう話になったんだっけかな。
 確か、最初は「長崎萠後援会」の話だったんですよ。入る/入らないの話から、入ったら「桜井智後援会」とは何が違うんだろう? 合同ライブで優先席があったとしたら、きっと「桜井智後援会」枠の方がいい席だろう(^^;、とかそういう話。
 そうしたら、自称ひーちゃんファンの私が「やっぱり、“遊星王女後援会”が欲しいよね」と言ったところ、「それは早い」と言い出す人がおりまして、
「先に“美森麗後援会”を作らないと」
 なんて言い出す始末(笑)
 どーして、遊星より麗ちゃんが先なんだ〜?(もちろん、理由なんかあるわけがない(^^; )
 その後、「社長後援会」「朝倉薫後援会」「一二三後援会」「ロンリー後援会」と次々と作られ、その合間に必ず私は、
「先に“遊星王女後援会”を作りましょうよぉ〜」
 と言うものの、全て無視される(^^;
 さて、しかし「美森麗後援会」はともかく、他のは一体何なんだ…?(^^;
 少し説明させて貰うと、
 「社長後援会」。もちろん、社長の後援会である。萠ちゃんに倣って、当然CDまで出してしまうのである。それで、そのCDを買うときになぜか住所を聞かれて(必須)、すると入会してもいないのに後援会会報が送られてくるという(笑) また、当然撮遊会もあり(しかも社長ソロ)、みんなが撮った写真を集めて、写真集を作って売るという(笑) いやあ、実に楽しそうだ(笑)
 「朝倉薫後援会」。もちろん、朝倉先生の後援会である。入会すると、なんと先生直筆の会報が送られてくるのだ。しかも、きちんと「春も暖かくなってまいりました。いかがおすごしですか」というような、時候の文から始まるという(笑) 後援会のイベントは、もちろん競馬ツアーである。他には麻雀大会もあり、実施場所は雀荘等ではなく後援会員の家。しかも、予告なしに先生が他の面子を連れてやってくるという(笑)
 「一二三後援会」。一見すると何のことやら分からないが、「竹中伸一郎・岩瀬裕二・佐藤義三後援会」、別名「アニキーズ後援会」である。
 「ロンリー後援会」。もちろん、ロンリーさんの後援会である。何を後援するかというと、イベントとしてゲーセンでのゲーム大会があり、参加費がロンリーさんのゲーム代となるのである(笑) もちろん、自分のゲーム代は自分持ちである。
 いや、だから、先に「遊星後援会」作りましょうよう(^^;
 という馬鹿な話に盛り上がりながら、午前3時頃か、いつしか眠りについていたのであった。
 むにゃむにゃ…。

*1: この記事が書かれる前に「MEGU」は休刊となってしまいました(^^;
*2: ホワイトチョコレートウェハース。
*3: イベントブックの裏表紙を見よ!
*4: 結局なされなかったが(^^;
*5: どの世界?(^^;
*6: 班長は押し入れから出たり入ったり(^^;
*7: 止めるのは不自然でしょう?
*8: よっしゃ!
*9: だって「DOCO」だもんなあ(^^;
*10: ホント、何でだ?
*11: しかも、きちんと自分の目の前に置いてあるんだ、これが(笑) 7人もいないと、もう好き放題ですね(笑)
桜井智後援会「スキー合宿」(3日目)【記録】

□智ちゃん、たまごっちにハマる
 3月13日。合宿3日目最終日。
 さあ、いよいよ合宿最後の日である。最後の朝は心地好く、7時20分頃に目が覚めた。ふと気付くと、班長はいつのまにか帰ってきている。しかし、M氏の姿はない。朝帰りだ(笑)
 さて、8時からの朝食はまるきり昨日と同じスタイルである。
 それにしても、ゆーちゃん、目は開いているんだけど、心は空っぽって感じ(^^; 目を開けたまま寝てるんじゃないか?(^^;;
 そういえば、このときからついにご飯のおひつが各テーブルに用意された。今まではまかないさんに任せる形だったのだが、予想以上に「おかわり」が多かったか?(笑) これは智ちゃんの「私、たくさん食べる人が好き」効果か?(笑) かくいう私も、毎食お代わりしていたのだが(^^;
 食事が終わって、売店でおみやげを漁る。まずは智ちゃんおすすめの「樹氷ロマン」だ。「樹氷ロマンII」はここにはなかった。会社にはこれでいいだろう。あとは、「さくらんぼチョコ」というダンボール箱のミニチュアに入ったようなのを2つ買った。まあ、こんなところでいいだろう。同室の人で、昨日7000円以上買い、今日も3箱くらい抱えていた人がいたが、そんなに買って誰に配るんだろう?(^^;
 さて、買い物もあっさり終わり、おや? あれはひーちゃん。売店の横手の方がレストランになっていて、スキー班はそちらを主たる食事スペースとしていたのですが(ちなみに我ら温泉班はずっと宴会場だった)、入り口からまっすぐ見える場所にひーちゃんと萠ちゃんがいたのです。のむのむと純ちゃんの買い物が終わるまでと思って眺めてたら、買い終わったのむのむに冷やかされる(^^; いーじゃん、ファンなんだから(^^;;
 さて、後は帰るだけ。あーあ、もう終わりかあ。長かったような短かったような。そういえば、「2週間の旅行だけど、3日くらいに感じられただろ」というようなことを繰り返し言っていたのは先生だったかな? 確かに濃くて楽しいイベントではあったんだけど、やっぱ短いよう(^^;
 部屋に戻って、後片付け。まあ、大した荷物ではないので、全然時間はかからない。とりとめのない話で暇を潰していると、
 プルルルル…。
 え? え? え?
 何の音だ? 携帯電話?
 プルルルル…。
 部屋の電話だ! 一体何だ?
 一番近くにいた純ちゃんが電話をとった。
「…班長ですか? 今いないんですけど…、…はい…はい…はい…はい」
 聞いてても、全然話の内容が見当つかない(笑)
「写真撮るから、10時にロビーに来てだって」
 おおっ、しおりにある記念写真という奴だな。
 というわけでほどなくして班長も戻ってき、11人揃ってロビーへ。
 写真は部屋毎に4人のタレントさんを交えて撮るらしい。う〜む、こういうとき部屋の人数が多いと不利かもしんない(^^;
 写真は朝倉先生が撮るようだ。位置合わせに、5人ほど暖炉の前に立たせ、タレントの代わりとして4人ほどその前に座らせる。いや、その代理には無理があると思うぞ(^^;
 で、時間もないのにタレントさんたちがやってこないとあって、朝倉先生いらつき気味。しまいにはフロントの電話で呼び出す始末。しかし、萠ちゃんはいないとのことだったが、当の萠ちゃんが社長と一緒に外から戻ってきた。防寒具に身を包んで、スキーでもかたしてたのかな?
 で、智ちゃん、ひーちゃん、ゆーちゃんが降りてきて、遅ればせながら着替えた萠ちゃんも登場。
 さて、いよいよ撮影だ。
 しっかし、智ちゃん、誰かからプレゼントされたのか(*1)たまごっちにご執心。写真を撮る間際まで気にしてて、一枚撮り終わる度にまた取り出して気にかける(笑) それを左隣のゆーちゃんが何か教えているような感じ。ひーちゃんは萠ちゃんと盛り上がってた。ああっ、遊星王女の危機!(笑)
 さて、私たちの順番は丁度真ん中くらいだった。
 タレントさん4人の並び方は、左からゆーちゃん、智ちゃん、萠ちゃん、ひーちゃんが前列にしゃがんで並んでいる。これは固定。
 私はもちろん、迷うことなくひーちゃんの後ろへ。隣りってのも考えはしたけど、まあフレームに収まらなかったら困るし、と思ったけど、別に隣りでも良かったような気もする(^^;
 で、撮影とあいなるわけですが、うむむむむ。目閉じてたかも(^^; さてさて、結果をごろうじろ。
 さて、撮影の方はあまり順調でなく進み(^^;、最初は先生が撮ってたけど途中からロンリーさんに交代。メンバーが揃ってない部屋の存在に朝倉先生はキレかけており(*2)、見てるこちらは結構ハラハラドキドキでした(^^;
 暇な私は撮影が終わるまでずっと見ていたのですが、続きましてタレントさんの4人はMEGUの撮影会。4人を色々なポーズで撮っている。しかし、これだけ撮っても、せいぜい使われるのは1枚なんだろうなあ(^^; もったいなや、もったいなや(^^;;
 しばらくそれを見ていると、どうやら終わったようで、さて帰る準備でもするか、とエレベーターに向かう。班長がエレベーターのスイッチを押す。エレベーターは4階に止まっていて、すぐには来そうもない。すると、智ちゃんと遊星の2人もこちらにやってきた。
 おっ。一緒に乗れるか?(^^)
 ほのかな期待。
 大人数の乗り降りをしているのか、エレベーターは一向に下がってこない。
 背後の売店では、遊星王女がMEGUに撮影されていた。売店の迷惑なんぢゃねえか…?(^^;
 なにしろ、売り物のお菓子の平箱をいくつも抱えて(逃げようとして)いるところとかのポーズなんですもん。でも、そんなポーズが実にさまになる2人なんですよね(笑)
 というところで、エレベーター到着。MEGU撮影はまだ続いていた。ああっ、ひーちゃ〜んっっ。しかし、ここでわざわざ待ったりしないのも(^^;
 しかし、智ちゃんとは同じエレベーターに!
 あっ、班長がお菓子なんかをプレゼントしてるぞっ(笑) そーやって、太らせようとする〜(笑)
 ちなみに私は智ちゃんの背後で、勝手に背を比べてたりなんかしてました(笑)
 あっという間にエレベーターは3階で止まり、智ちゃんが降りていく。
 私たちはすぐ上の4階で降りるのですが、その一瞬だけの時間さえも今の智ちゃんの話題になってしまうところが何ともはや(笑)
 荷物はすでにまとめてあったので、抱えるだけですぐに部屋を出る。
 さようなら、思い出の407号室。
 なんて感慨はあんまり抱かずに(^^;、あっさりロビーへと降りていく。
 人込みは嫌いなので、すぐに駐車場へと向かう。
 バスに乗る。よっし、今度はなかなか前の方をキープしたぞ。
 今回もローテは同じようで、私たちは智ちゃんからだ。…となると、最後の萠ちゃんは不安だなあ(^^; ネジ切れてそうだ。いや、バッテリー切れか?(笑)
 というわけで、とうとうバスは「ホテル・オークヒル」を後にしたのです。

□いぢめられる籾井さん(^^;
 「智号」のメンバーはもちろん、行きと同じ4人。智ちゃん、コーチ井原さん、ナース籾井さん、そして犬飼ワンワンさんだ。
 最初しばらくは、くねくねと曲がりくねった山道を下っていくということで、立ったりしたら危ないので、無言のままバスは走っていく。
 で、ようやく通常の道路へと入り、智ちゃん復活! もっとも、仕切っていたのはやっぱり行きと同じく犬飼さんでしたけど(^^;
 さて、行きは自己紹介でしたが、帰りはもちろん「合宿の感想」。マイク移動の達人、コーチの甲斐甲斐しさも健在だ(笑)
 ここでの目玉はやはり「温泉マラソン」か?(笑) 2日目の温泉ゲームのA班のみしか実施はしていないが、
「思い出は温泉マラソンです」
 という人が後を絶たない(^^;
 その度に籾井さんが申し訳なさそうな顔を(^^; ご自分の感想でも、謝ってたし(^^; まあ、2人も倒れたからなあ(^^;;
 ちなみに私はマラソン不参加なので、その件には触れませんでした。かといって、「11人のイカれた男たち(仮)」の件も、智ちゃんは見ていないことを考慮して、さらりと流す程度。前の人たちのを受けて「私も11人の1人です」って言ったくらいです。
 で、当の感想はというと、
「智ちゃんと2度エレベーターでご一緒できて、嬉しかったかな、と」
 くらいなんだよなー(^^;
 4人のタレントの中では、一番一緒にいた時間は長かったと思うのだが(^^;;
 その後はコーチが皆のしおりを集めて、「記念のサイン」。正直言うと、智ちゃんのより、ひーちゃんのサインがほしかったぞ(^^; 智ちゃんのサインは結構数持ってますし。
 その後は質問コーナーとかあったのかなあ。疲れてほとんど聞き流していたので覚えていない(^^;
 というところで、バスはサービスエリアへと辿り着き、さあローテーションだ。
 その前に、最後、バスの降り際に握手会がありました。次々と後ろからやってくるので、落ち着いた話はできない。ほとんど流れ作業(^^;
 私はしっかと智ちゃんの手を両手で握りしめ、
「今日は楽しかったです」
 これくらいしか言う時間がありませんでした(^^;;

□ずっとあなただけを見つめていたい
 さて、休憩中の話。
 私の席は前から4列目の左ブロックの通路側だったのですが、通路を挟んで斜め向かいがのむのむです。
 次にやってくるのは、ひーちゃん。となれば、少しでも近くで見たいというのがファン心理! そこで、のむのむにお願いです。
「ちょっと、次、席代わって。ゆーちゃんや萠ちゃんときは戻るから」
 さすがのむのむ、主語もないのにこれだけで分かってくれます。
↑↑↑↑↑
■朝 密■
■■ ■■
■私 純■
■■ の■
■■ ■■
 というわけで、席を代わってもらって右図のようになりました。
 いやあ、この位置がまたいいんですよ、丁度ななめの位置で(^^) 真正面だと照れちゃいますから(^^; それに、ひーちゃん、ずっと後ろ向きに立ったままでしたし。
 いやあ、飽きることなく、ずっと眺めてました(^^)
 ひーちゃんって二重だよなあ、とか。
 いえ、ひーちゃんが二重なのは以前から知ってるんですけど、実は他の方がどうなのかは全然知らないんですよね(^^; ここが私の私たる所以かもしれないですけど(^^;
 さて、こちらも当然合宿の感想からスタートです。
 私の感想はもちろん、昨夜の初回公演です。
 席が前の方に移ったので、順番がかなり先だったのですが、私がすんなり「11人のイカれた男たち(仮)」の身分を明かすはずがない。
「私もやはり昨日のお部屋訪問が一番楽しかったです」
 まあ、最初は普通に。しかし、ここでいきなりひーちゃんに振ってみる(笑)
「ところで、お部屋訪問で各部屋の押し入れを開けまくっていたとお聞きしましたが?(笑)」
 ニュースソースは昨日の風呂場での話からだ(笑)
「いやあ、殺気がするんですよ(笑) それで開けようとしたら、皆さんがああっと止めようとするので…」
「あ、それ私たちです(笑)」
「そうしたら、本当に班長さんが入っていたんですよね(笑)」
 で、ここで班長が「入っていたのは私です」と名乗りを上げる。車内爆笑(笑)
 とまあ、あとは昨夜の感想になり、私は、続く「11人のイカれた男たち(仮)」のメンバーたちへの花道を開いて終了。この後しばらく我らの天下が続く(笑)
 一通り感想が終わると、なんと、ここで握手会となった。わざわざひーちゃんが席まで来てくれるのだ。後ろの席からスタート。
 ああ、待ち遠しい。
 チラチラと後ろに視線を送りながら、このとき先生が何か話をしていたような気もするが、まるで覚えていない(^^;
 さてさて、長らくお待たせして、ようやく私の番だ。ひーちゃんと握手するのが初めてというわけではないが、やはりドキドキしてくる。
「こんにちはー」
 ひーちゃんが伸ばした手を両手でしっかと握る(笑)
「昨日は楽しかったです。お部屋訪問で、わざわざ“校則違反よ〜!”って言ってもらって」
「ああ、ありましたね〜」
 おお、覚えてくれている!(^^)
「いやあ、あれはもう、メチャメチャ嬉しかったです」
 ニコニコニコニコ。ひーちゃんの笑顔にはなんかこっちが照れ臭くなってくる(^^;
「もう、私、ひーちゃんの大ファンでして、この席も、私の席はホントはあっちなんですけど、少しでもひーちゃんを近くで見たくて、ひーちゃんのときだけわざわざ代わってもらったんですよ」
 はっきり言って、ろれつが回っていないのは自分でもよく理解してました(^^;
 とまあ、その他ちょっと話して、自分では結構長い時間話していたかなとも思ったんですが、実際はどうだったのやら。まあ、もちろんその間はずっとひーちゃんの手を握りっぱなしだったわけですが(笑)
 その後は、ひーちゃんと先生の感想。二人とも楽しかったと言ってくれて、参加した身としてもそれは嬉しい。
 ひーちゃんはやはり「お部屋訪問」がご満喫だったようで、歌の振り付けを教えたりとか、いろいろ楽しいことがあったそうだ。
 さて、先生とひーちゃん、この2人はさすがテンション高く、この後も質問を交えながらのトークがローテーションまで続く。
 で、私は昨夜班長が気にしていたことを質問してみた。
「どうして“遊星王女”って名前になったんですか?」
 う〜む、基本中の基本のような気もするが、案外盲点だった質問だ。それは向こうも同じようで、今まで聞かれたことがなかったのか、すぐに答えが返ってこない。
「えーとですね、ある日私たちが事務所に行くとですね、先生に突然“お前たちは今日から遊星王女だ!”って言われまして(^^; …どうして遊星王女なんですか?」
 と、先生に振ってしまうひーちゃんからして知らないらしい(^^; 自分のユニット名について疑問に思わなかったんだろうか?(^^;;
 で、名付け親の先生のご回答は。
「いいだろ、そんなことは(^^; “遊星王女”って合ってるじゃないの」
 開き直られた(笑) 結局、適当につけたらしい(^^;
 他には、「月光の不安」のパンフに書かれていた、ひーちゃんがチカンと乱闘したという事件について。
 私は最近のことかなーと思っていたのだが、実は2〜3年前のことだったらしい。ひーちゃんが合宿所を卒業して、自宅から通うようになった刹那のことで、その事件が元で、結局未だに合宿所に留年しているという(^^; 実はエルスタッフって過保護!?(笑)
 で、その事件でひーちゃんはチカンと乱闘をやらかし、結局救急車で運ばれるという事体にまでなってしまったのだが、
「もう、あんなことはやめてくれよ」
 朝倉先生のお願いに対して、
「でも、初めて救急車に乗ったんですよ(笑)」
 そういう問題じゃないと思うぞ、ひーちゃん(笑)
 他の質問。「特技に卓球とありますが、その腕前は?」
 なんでも、昔TVに出たこともある卓球少女だったとか。中1から高3までの6年間やっていたけど、最近は全然やっていないらしいです。
 とまあ、「智号」とは違ってハイテンションなまま、パーキングエリアに到着。
 さらば、ひーちゃん。
 …もう会えなくなるわけじゃないって(^^;

□感想なのかネタ振りなのか(^^;
 さて、「遊号」。行きが「あれ」だっただけに、帰りも期待大だ(笑)
 最初はもちろん、定番の合宿感想から。もちろん、私はただ一方的に感想を話そうとは思っていなかった。こっちから逆質問してやろう。
「え〜と、私も11人の1人です(笑)」
 こちらもいつも通り、前の方からの振りで挨拶(笑) ゆーちゃんには通じるから掴みはOK。
「やはり一番楽しかったのは、昨日のお部屋訪問です」
 まあ、ここまでは他のみんなと同じだ。しかし、ここからゆーちゃんに話を振る。
「ゆーちゃん、ひーちゃんの手綱をきちんと締めといて下さいよ(笑) ひーちゃん、勝手に押し入れ開けようとして(笑)」
 すまんっ、ひーちゃん! 私はひーちゃんをダシに使ってしまった(^^;
 しかし、その効果は確たるもので、その後しばらく私にマイクは帰ってこない(笑) ゆーちゃんが昨日の事件(笑)を簡単に説明した後、
「ああ、あのときは私も“しまった!”と思いました。手綱を緩めてしまったな、っていう感じ、皆さんにも分かりますよね? すると、ひーちゃん、トイレのドアを開けようとするわ――このときはトイレに電気がついてたから開けなかったみたいなんですけど――、押し入れを開けようとするわ(笑) すると、皆さんが揃って“ああっ”って手を伸ばすんですよ(笑)」
 結局そこに帰結するんかい(笑)
「いやあ、あのときはホントあせりました(^^;」
 と、まあ、ここでちょうど会話の節目となったのですが、私はさらに新たな話を展開する。
「えーと、あと竹中さんとは、やっぱり昨夜ありがたいお話を聞かせていただきまして」
「オウムじゃないですからね。拝まなくていいです(笑)」
 竹中さんの言葉に車内爆笑。実はこれ、私の前にものむのむと純ちゃんが感想のときに“ありがたいお話”と使っていて、それを竹中さんが「宗教じゃないですからね、拝まなくていいですからね」というのを受けて狙った言葉だったのだ。案の定、期待通りの竹中さんの言葉。
「どんな話してたんですか(笑)」
「それはやっぱり、男同士の秘密だよね」
 ゆーちゃんに答える竹中さんの言葉が、またもや笑いを誘う。
「いやあ、出ようと思ったら竹中さんが来て――あのあと、朝倉先生が来たらどうしようかと思いました(笑)」
 これは笑いをとるためだけの発言。実際にその状況になったとしたら、喜んで話を聞いていたでしょう。
 実際、ウケたから良かったけど(^^)
「で、ゆーちゃんとの感想は――」
 いやあ、私の番はずいぶん長いな(^^; まあ、私自身が話している時間は少ないのだが(笑)
「“胸の中の小鳥”遊星バージョンが久々に聞けて嬉しかったかな、と」
「そうですねー、あれは私たちも久し振りに歌いました。いつ以来でしたかね?」
「7月7日ー!」
 悩むゆーちゃんにバスの後ろの方から上がる声。
「ああ、そうだ! 徳間ホールのときですね。久し振りで、しかもあれ、智さんのトーンだったじゃないですか、歌うとき結構ドキドキしてました」
 といったところで、私の長い長い感想はおしまい。
 全員の感想終了後はお約束のゆーちゃん&竹中さんの感想があり、それと交差しながらゆーちゃんとの握手会。ひーちゃんときとは違って、あたりさわりのない会話で終わらせてしまう私(^^; で、このまま行きのバスみたくハイテンションモードで突っ走ってくれるのかと思いきや、
「皆さん、疲れていると思いますので、睡眠モードでいこうと思います」
 と、きたもんだ。
 やっぱり、私たち以上に疲れているんだろうなあ、当然だけど。
 結局、その後はサービスエリアまでずっとそのままで、
「おつかれさまでしたー」
 二人より先にバスを降りた私でありました(^^;;

□ひーちゃんはナス嫌い?
 さて、そのサービスエリアでのお話。
 実は行きも帰りも毎度の如く(?)、サービスエリアの売店で何かと食糧補給しているエルスタッフの面々だが(笑)、今回遊星王女がターゲットとしたのは大判焼き。
 ゆーちゃんがもはや1つGETしていて、ひーちゃんに、
「ひーちゃん、半分食べる?」
 と聞いているのだが、なぜかそれを断るひーちゃん。おおおおおっ、これは天変地異の前触れかっ!?(^^;
 理由を聞いてみると(*3)
「ナスが嫌いなの」
 ということらしい。初耳だったぞ、それは。
 しかし、ゆーちゃんの持っているのは高菜(*4)の大判焼き。
「大丈夫、ナスなんて入ってないから」
 ゆーちゃんの必死の説得も功を奏さず、それ以上に必死に断るひーちゃん(笑) そんなにナスが嫌いか、ひーちゃんよ(笑) うん、私も大嫌いだ(^^;
 なにやら、前にナス入りの大判焼きを食べて、大嫌いになったらしい。それではないかと疑っているのだ。
 しかし、その大判焼き屋の方をなにげに見てみると、「高菜」「ナス」…そう、ナスの大判焼きは別にあったのだ。それに安心したか、ゆーちゃんから半分分けてもらうひーちゃんなのであった(笑)
 最後にゆーちゃん曰く、
「次のバスの人、高菜臭くてごめんなさい(笑)」
 だそうです(笑) 私はもう終わったからいいですけど(笑)

□社長、ひどいっ(笑)
 さて、最後は「萠号」だ。
 どうやら、まだ萠ちゃんのネジは切れていないらしい(笑)
 しかし、この辺にもなると、私自身の疲れがピークになってて、何があったか、何を話したかも曖昧だ(^^;
 とりあえず、もうすでに合宿の感想はなかった。
「今までの3台でたくさん話してきたでしょうから」
 との社長の配慮だ。
 ということで、しょっぱなから握手会に突入。私はもちろん、「11人のイカれた男たち(仮)」のことを話した(笑) 萠ちゃんときがもっとも発展した公演でしたし、何より萠ちゃん(半分)命名ですからねえ。これを話題にしないわけにはいかないでしょう(笑)
 う〜ん、「とても楽しかったです」を連発してたよーな気がする(^^; 他に萠ちゃんとの感想ってないからなあ。
 で、「萠号」は行きでもお休みモードだったし、「遊号」に乗ってて「萠号」を追い抜いた車内でもお休みモードに入っていたので、ここでもやっぱりお休みモードだろうなあ、と思っていたのですが、予想に反して、
「これで最後ですので、最後まで起きていきたいと思います」
 社長の嬉しい発言だ。
「萠、大丈夫?」
 何が大丈夫なのかというと、もちろん「ネジ」である(笑)
「はい、がんばります!」
 いいなあ、こういう前向きな発言は。萠ちゃんって、いつまで経っても「初々しい」んですよね。ちょっとその眩しさにあてられちゃうんですけど、私は(^^;
 さて、社長の最初のお言葉は、
「皆さんお気付きかもしれませんが、ソニーの松本さんがいません」
 そう、萠ちゃんのお目付け役、ソニー松本さんがいないのだ。
 どうやらニュータイプが萠ちゃんのシングルCD発売記念全国キャンペーンの記事を載せたらしく、その問い合わせの電話がたくさんかかってきていて、今朝方急いで帰ったとのこと。なにやら、ソニー松本さん以外では対応できないらしい。御苦労様です。
 その後は、萠ちゃんが雨女であるとの話とかがありました。どこどこ行くと雨、どこどこ行くと雨、と、社長が過去の経緯を列挙し、萠ちゃんとの仕事だとまず間違いなく雨にたたられるらしい(^^; でも、最近は晴れ女になってきたとのこと。それで思い出したか、今は「晴れ女」の名をほしいままにしている智ちゃんも昔は雨女だったことが社長の口から暴露された(笑)
 「ひたすら声優志願」は、社長曰く、「あれは最後のNG集の方が面白いです」とのこと。それって、脚本・演出の朝倉先生の立場ってば(^^;;
 車内から質問。「4月26日はどっちに行けばいいんですか?」
 その日は、大阪で萠ちゃんがシングルCDのイベント初日、奈良で智ちゃんと遊星がミニライブをやるらしい。すると、社長、「智と遊星の方が面白そう」だそうです(^^; 萠ちゃんが隣にいるというのに(^^;; 当然の萠ちゃん怒りの抗議に、「いや、萠の方はほかの日もあるから…」としどろもどろに言い訳しつつ、結局「皆さんにお任せします(^^;」と逃げてた(笑)
 「萠ちゃんは演歌が好きらしいですが、演歌でCDを出すとか、そういうことはないんですか?」
 という質問に対しては、萠ちゃん、
「演歌も、好きです」
 と、「も」を強調してたな(^^;
「演歌に限らず、色々とやっていきたいです」
 とのこと。
 あとは、今後の萠ちゃんの予定。
 後援会報は年4回くらいの発行にして、カラーで立派なものにするそーな。
 あと、歌は、シングルを3枚くらい出してから、今年中にアルバムを出したいとのこと。いわゆる「王道売り」という奴らしい。まあ確かに、レモンエンジェルは普通ではなかったな(^^;;
 といった漢字で、やっぱり社長ばかりが喋ってました(^^;
 で、とうとうバスは終着地新宿へとついてしまったのです。

□皆さん、おつかれさまでした
 当然のように(^^;遅れて、16時半に新宿到着。まあ、このくらいならエルスタッフ時間と言えなくもない(笑)
 さすがに新宿駅周辺は混み合っていて、なかなか停車できそうな場所はない。と思っていたら、路線バスの停留所に停まった。いいのか〜?
 さて、バスを降りる。萠ちゃんがちょこんと1人で立っていたのでご挨拶。
「萠ちゃん、おつかれさまでしたー」
「あ、おつかれさまでした」
 うんうん、萠ちゃんの笑顔は可愛いなあ。
「とっても楽しかったです(^^)」
「私もとても楽しかったです(^^)」
 智ちゃんが1号車にある荷物を取りに参上。ひーちゃんも、2号車目指して先生と一緒にやってきた。3〜4号車は少し離れた場所に停車したので、ゆーちゃんの姿は見えない。 …ということは、萠ちゃんは社長に荷物を取りにいってもらってるのか?(笑)
 と思っていたら、社長に呼ばれてた(笑)
 私が足止めしてたわけじゃあないぞ! 萠ちゃんがちょこんと立っていたんだーいっっ(笑)
 で、最後は、智ちゃんの「おつかれさまでしたー」で締め。
「おつかれさまでした!」

 実に有意義な、会社を休んで間違いなく正解だった、スキー合宿でした(^^)

 余談。MEGUが休刊になった今、あの記事はお蔵入りである(^^;;

*1: 温泉ゲームのとき、欲しいって言ってたもんなあ。
*2: どうしても揃わなかった一人は、先生とツーショットとか言ってたけど、本当に撮ったのかなあ(笑)
*3: 私が聞いたわけではないですが(^^;
*4: でしたっけ?