イベント参加リスト(1997年06月)
最終更新日:2024/01/06 22:05
森谷密バースディパーティ【概略】

日時:1997/06/08(日) 14:00
場所:中野坂上某ビル(中野坂上)

出演:森谷密/橋本遊/長崎萠

森谷密バースディパーティ【記録】

□としとしさん
 当日目を覚ましたのは10時。とりあえず身だしなみを整え、少し眠気が覚めたところで、ひーちゃんへのレターを書く。昨夜はけーごさん(*1)に「海バス」のコールと振り付けを教えて貰っていたので、書く時間がなかったのだ。
 部屋を出たのは11時。途中、新宿で買い物をする予定なのだが、少し遅いか?
 新宿着12時。ヨドバシカメラ西口本店で買い物を済ませる。
 さて、集合場所はいつも通りの中野坂上駅だ。新宿からはわずか2駅(*2)の距離。大した距離ではないし、買い物はスムースに進んだので時間もあったし、普段運動してないからいい機会だし、何よりお金はないし、――と、心の中で様々な言い訳をしつつ、中野坂上駅まで歩くことにする。
 12時半。集合場所の中野坂上駅に到着。
 あれ? 誰もいないのかな?
 と、駅を見回してみると、とりあえず見知った顔を1人発見。少し奥まった方にも4人ほど。まあ、1時間も前ならこんなもんか。早く来たからといって、メリットは皆無ですし。
 さて、今日はとしとしさんと会える、記念すべき日なのだ。
 ここで、としとしさんについて少し説明しておこう。
 大阪在住のメチャ濃い遊星ファン。
 以上、説明終わり。
 …いや、ホントにそれで全てを表しているんですけどね(^^;
 会社員のくせに、6/6〜7と泊りがけで福岡のイベントには行きますし、8日もこうして来てますし、21日ももちろん来るみたいですし。これだけで移動費が10万円近いような(^^; 毎週3枚以上「もえもえ」に投稿してるらしいと、毎日のように遊星にファンレター出してるようですし、…ああっ、見習うべきかもしらんっっ(^^;
 いやあ、ファンの鑑というほかないですね(^^)
 で、そのとしとしさんなのだが…。来ない。13時を回ってもまだ来ない。
 間に合うのか? と不安になった、13時15分過ぎ。
 あの格好は! 水色のスーツに黒のシャツ、チェックのネクタイ。まさしく、電話で聞いていた通りの(派手な)格好!
 互いの視線が合い、私は立ち上がり、2人は駆け寄る。
「けーさん?」
 だから、そう呼ぶな〜(^^;、と私は思ったが、互いを確認して、ひっしと抱き合う2人。いやあ、男と抱き合ったのは初めてだぞ(^^;>私
 しっかし、他人って感じがしなかったですね。旧知の仲って感じ。これも、同じタレントを追いかけているが故の既視感か?
 とりあえず、水色のスーツを着てくるということで用意しておいたジャブを一発。
「その中はもちろん、真っ赤なビキニだよね(^^)」
 出典は、言わずもがなの「海バス」の歌詞。「スーツ=ドレス」と見立てたわけ。
 残念ながら、そこまではやってくれていなかったようですが(*3)
 それにしても、何だ、その花篭は? 花束じゃないぞ。文字通り、花篭だ。色とりどりの花が所狭しと並んでいて、5000円だったそうな。そこまでしますかね〜。と、半ば感心しながらも、半ば呆れる私(^^;
 さて、としとしさんからは色々とお土産をいただきました(^^)
 まずは、VOiCE ANIMAGE VOL.14。もちろん、VAはとっくの昔に買っています。しかし、これはただのVAではない。58ページの遊星王女の写真の部分にそれぞれのサインが入っているのだ! 実はゆーちゃんのサインをGETするのはこれがお初だったりする(^^; いやあ、持つべきものは友達ですねえ(^^)
 サインはもひとつ、遊星王女ステッカー。福岡のイベントで配ってたものです。どこにも、「カビ(仮)」の文字は入っていないので、やはり「遊星王女」のステッカーのよう。なお、図柄は橋本遊画伯によるもので、ひーちゃんはサルの着ぐるみ、ゆーちゃんはイヌの着ぐるみのイラストです。なお、「もえもえラジメージュ」のステッカーは、これにクマの着ぐるみの萠ちゃんが加わっただけである(^^;
 で、「もえもえ」のステッカーは、イベントで行われたゲーム大会の上位入賞者にプレゼントされたのですが、そこでイラストに一悶着。
 ひーちゃんのサル、萠ちゃんのクマはいいとして、ゆーちゃんがかぶっているのは何?
 キツネに見えたとの声もありましたが(社長他)、「犬だよな」と断言するは先生。実際その通りで、ゆーちゃん曰く「舌を出しているところがポイントです」。
 それはさておき。
 他には、大阪と京都のイベントの整理券。まあ、これはCD代は私が払ってるのですが、向こうで予約しないと貰えないのでお願いしてたんです。
 あと、生駒山のイベントのときの写真を40枚。ううっ、「海バス」正装の水色の衣装だっっ。写りはかなりいいし、ひーちゃんは可愛いし、満足満足大満足(^^)
 そうそう、ステッカーといえば、としとしさんのが凄すぎる。
 まず枚数が10枚。要するに、「カビ(仮)」を10枚予約したわけですね(^^;
 しかし、「凄い」というからにはそれだけじゃない。
 10枚のステッカーに順番に、「1枚目」から「最後 10枚目」まで、順番に直筆の番号が書かれているのだ。これは1枚たりとも欠くことはできませんね。
 で、やんのやんのと初対面で盛り上がり、時間通りの13時半頃、ロンリーさんとコーチたちにより受付が始まった。

□衝撃の事実!
 今回参加は80人程度。お茶会は2回回しで100人程度だったから、半分以下ってことか(^^; でも、去年のひーちゃんのバースディパーティーって50人くらいだったんだよな(^^;
 受付は前回のお茶会と同じく会員番号順。前回は見事に前から10番目くらいだったが、今回も似たようなもの。うーむ、これはマジで自分は古参者だということを認識しなければいけないのか?(^^;
 さて、受付はすんなり終わり、しかししばらく待たされる(^^; 会場がここから近いので、50〜55分頃に移動するとのことだ。
 ひーっっ、寒いんですけど(^^;
 出てくるときはポカポカ陽気だったので半袖を着てきたのだが、今は寒いっ。身を縮こませながらひたすら待つっ! ひーちゃんのスカート姿に期待しながら待つっ! 近くで智ちゃん絡みの濃い話をしているのを横目に見ながら、ひとすら待つっ!
 そんなこんなで寒さを堪え忍び、ようやく移動。
 マジに近かった(^^;
 中野坂上駅からすぐそばのビルに入っていく(*4)。しかも、エルスタッフのイベントには不釣り合いな立派なビル!(*5) 思わず、「おお〜」と嘆息してしまう(^^;;
 入り口では社長が待っていてくれて、しかし、すぐにどこかへ行ってしまう。しかも、我々はロビーで「待った」状態。
 そんな折り、誰かが取り出だしましたる古びた雑誌。某アイドル写真投稿誌某年某月号だ。
 なんと、それにひーちゃんのデビュー直後のグラビアが載っているのだ! 思わず横から覗き込む私(^^;;
 おおっ、これはっ! なんとビキニの水着である。しかし、さすがに5年前だけあって、今と全然雰囲気が違う。今の方が全然可愛い。
 しかし、焦点はそんなことではなく、強調された一文「今イチバン欲しいのは“おっかけ”です」に笑いが集まる(笑)
 ちなみに、その某誌が何月号かをチェックしたのは言うまでもない(^^;;
 さて、そうこうしている内に準備も整ったようで移動再開。実は、またまた警備員に目をつけられていたらしい(^^;
 2階へと階段を昇り、カフェテリアに入る。
┌―――――――――――┐
|    遊密萠    |
|    社      |
|       朝   |
├― ―┬― ―┬― ―┤
|   |   |   |
|   |   |   |
|   |   |   |
|           |
├― ―┼― ―┼― ―┤
|           |
|   |   |   |
|   |   |   |
└―――┴― ―┴―――┘
 さて、カフェテリアは右図のように7つのブースに分けられた部屋構成でした。
 まず、入り口の中央手前の部屋へ。そこでは朝倉先生が待っていて、「荷物ある人はそっちに置いて、中に入ってきてくれ」とのこと。
 指示に従い、左手前の部屋に荷物をおいて、中央の部屋はすでに占拠されていたので、左中央の部屋へと進む。さらに奥の部屋は横ぶち抜きの部屋になっており、左側の方には料理が並んでいる。で、その部屋の中央部にはひーちゃん、ゆーちゃん、萠ちゃんがっ! ちょうど、中央の部屋の真ん前だ。しかも、何やら楽しげに、中央の部屋の人たちと話している。
 ううっ、中央の部屋に移ろうかなあ。
 しかし、すでに中央の部屋の前方に入り込めるスペースなどなく、このまま左中央の部屋の前方で我慢ガマン。ちなみに、ひーちゃん達のいる部屋に入ろうとしたら、朝倉先生に怒られました(^^;
 しばらくして、としとしさんと合流。としとしさんは会員番号が若いので後ろの方だったのだ。一緒に前方のひーちゃんに一番近い場所をキープ。
 二人して、ずっとひーちゃんばっかりを見ている。
 そうそう、注目のひーちゃんの衣装。
 スカートではありませんでしたっ。
 何でだ〜っ! この1年間期待していたというのに〜っ!!
 えーと、白い半袖のカッターシャツ(*6)に白い半ズボン、黒い袖なしの上着(*7)を着て、いつも通り、カッコ良かったです(^^)
 ちなみに、ゆーちゃんと萠ちゃんはもちろんスカート。
 ようやく、ひーちゃんが空いたようなので(^^;、
「ひーちゃん(^^)」
 声をかける。こっち向く。ううっ、可愛いっ(^^)
 手を振る。手を振り返してくれる。
「誕生日おめでとー(^^)」
「ありがとうございます〜(^^)」
 というわけで、久々のノルマ達成(^^;(*8)
 いや、だって、ひーちゃんに会えたの久し振りなんですもん〜(^^;
 で、今回の仕切りは社長なのですが、社長の立ち位置が、丁度私のひーちゃんへの視線軸上。
「社長〜、ひーちゃん見えないです〜」
 思わず言ってしまう私(^^;
 すると、お茶目な社長は手を広げてひーちゃんを私の視線から隠す真似をし、ひーちゃんは左右に身体を動かして社長の陰から顔を覗かせようとする。いいぞっ、ひーちゃんっ(^^)
 そんなこんなで、「森谷密バースディパーティ」の始まりはじまり〜♪

□トークコーナー
「今日は、もえもえラジメージュ公開録音状態でいきます(笑)」
 と、のっけから社長。ひーちゃん、ゆーちゃん、萠ちゃんの3人が一つテーブルで並んで座っていることを受けての発言だ。
「皆さん、グラスは持ちましたか?」
 としとしさんがオレンジジュースを注いでくれる。期せずして、ひーちゃんも同じくオレンジジュースだ。
 で、歌を歌う。歌う歌はもちろん、
♪Happy birthday to you. Happy birthday to you. Happy birthday dear Hisoka. Happy birthday to you.
「かんぱーいっ」
 というわけで、料理エリアへの進入が可能となる。が、ひーちゃんに近づくことを許可されたわけではない(しくしく)。
 料理は、まあ、ホテルにありがちな一般的なバイキングメニュー。とりあえず第一陣として、メロンとスイカとパイナップルを2個ずつ取得して帰還。しかし、バナナがないのには納得できないぞっ。ひーちゃんの誕生日なのにっっ!
 しかし、このままおとなしく黙っている私ととしとしさんではありません。少しでもひーちゃんのそばにいようと、奥の部屋の、左中央の部屋と中央の部屋の境目あたりを定位置に。
 うーむ、それにしても、ひーちゃん可愛いぞ。失礼な話ではあるのだが、正直マジな話、ひーちゃんの左右に控えるゆーちゃんと萠ちゃんはまるで視界に入らなかった。ただただ、ひーちゃんばかりが私の瞳の中だ。
 さて、その後はしばらく、食事をしながら、社長の司会によるトークタイム。
 覚えている話題だけをかいつまんでみましょう。

  • ミュージカル「アルプスの少女ハイジ」
     朝倉薫演劇団ミュージカル「アルプスの少女ハイジ」でハイジ役決定!(パチパチパチ〜)
     しかし、ペーターの方が似合いそうだと思ったのは私だけではあるまい(^^;;
     萠ちゃんはクララ、ゆーちゃんはロッテンマイヤーさんが似合いそうだ、と、としとしさんと笑う(笑)
  • ひーちゃんの好きなもの・嫌いなもの
    「密はナスとシソが嫌いなのよね。でも、春菊は好きなのよ。どうしてシソは嫌いなの?」
     との社長の問いに、ひーちゃんあっさり、
    「だって、シソって草じゃないですか」
     そんな身も蓋もない言い方をしなくても…(^^;
     しかし、社長なおも食い下がり、「春菊の方がよっぽど草に見えると思うけど。ねえ?」。同意を求められても、私は肯くわけにはいかないぞ(笑)
    「だって、春菊はおいしいですもん」
     いや、それは解答になってないよーな(^^;
    「じゃあ、シソは?」
     誰かの声に、首をぶるんぶるん振るひーちゃんでした(笑)
  • アダルティー密
     さて、6月第3週放送分の「もえもえラジメージュ」より、ひーちゃんがアダルティー密(*9)に生まれ変わるそうだ。
     アダルティー密モードのひーちゃんを見て、私は腰砕けで立っていられませんでした(笑)
     お、面白すぎる…(笑)
     大人びてみせようと妙に丁寧な言葉遣いよりも、顔の表情とか、手の仕種とかがたまりません。こればっかりは、見てくださいとしか説明しようがないなあ(^^;
     でも、ゆーちゃんには「もうホッときましょう(^^;」と言われていた(^^;;
  • (密)倶楽部(まるみつくらぶ)
     かつて、ひーちゃんのファンクラブがあったそうな。その名は「(密)倶楽部(まるみつくらぶ)」。ううっ、入りたかったぞ。
     で、何故今ごろになってそんな話が出てきたか。
     社長曰く、「この前、会員番号1番の人に“私、会員番号1番なんですけど、どうなったんですか?”と言われまして、そのときまですっかり忘れてました(^^;」とのことです(^^;
     今なら、入会する人も結構多いと思うけどなあ。
  • 某社新入社員歓迎会
     ここはゆーちゃんが社長からマイクを奪ってゆーちゃんトーク。
    遊「5月末日に某会社で…」
    密「31日のことですね」
     ひーちゃんに突っ込まれて(*10)どうする!(笑)>ゆーちゃん
     で、5月31日に某会社の新入社員歓迎会に遊星王女が呼ばれた(!)らしいんですが、お客さん(=某会社の社員)は、その某会社の社長も同席しているのでコチコチ。
     遊星の方は、担当者の方に「社長は30分で退席しますから、遊星王女さんはその後でお願いします」と言われて安心していたそう。
     しかーし、世の中そんなに甘くない。
     さて、遊星王女の出番。コチコチの社員を揉みほぐそうと舞台へ登場。
     が、某会社の社長はまだ残っている。いなくなるはずだったのに(^^;
     社長の退席は30分伸びたとのこと。そして、遊星のネタは30分…(^^;
     まるまる社長の在席がかぶった中で、遊星はネタを披露したのでした。
    遊「もう、普段と雰囲気が違って大変でしたよ」
    社長「智も、歌にコールは入っているものだと思っていると、コールがないと戸惑うって言ってたしね。でも、たまには違う環境でやるのも、勉強になっていいでしょ?」
  • 作詞家ゆーちゃん
     さて、「カビ(仮)」収録の「い ろう゛ぇ よう」(*11)がゆーちゃん作詞なのはご周知の通り。
     で、実は智ちゃんのラジオ「チェリーコネクション」の主題歌(*12)の作詞もゆーちゃんだそうです。こっちはペンネームを使ってて「安藤夏(*13)」名義だそうですが。
    誰か「朝倉先生、ゆーちゃんに教えてもらったらどうですか?(笑)」
    先生「何言ってるんだよ。俺の弟子だよ(笑)」
    誰か「弟子に抜かされたりして(笑)」
    先生「でも、きちんと段取りは踏んで勉強してるんだぜ」
    社長「勉強? どこで?」
    先生「俺のところで」
     おおっ、「朝倉薫作詞学校」か?(笑)
    先生「うちに入って半年くらいですぐに持ってきたんだよな。最初は“はいはい”って感じで受け取ってたんだけど、こいつ、添削してくれ、添削してくれって、うるさいんだよ(苦笑)」
     そうして数年、こうして立派に作詞家デビューしてるのだから大したものです(^^)>ゆーちゃん
  • ひーちゃん5年前
     さて、待ち時間に出てきた某アイドル写真投稿誌某年某月号。ここでも、やっぱり出てくるか(笑) ひーちゃん、そんな雑誌が出てきたことに驚いてました(笑)
     やっぱり話題となるは「今イチバン欲しいのは“おっかけ”です」の一文。
    誰か「今でも欲しい?」
    密「はい!(^^)」
    社長「良かったね、福岡まで追っかけてきてくれる“おっかけ”がいて(笑)」
     ああっ、胸が痛い(^^;
     いいもん。大阪・京都は行ってくるもん!(笑)
     なお、先生はそのひーちゃんのグラビアを見て、「路線変更を決めた」そうです(^^;;

 といった感じのトークでした。その間、私はフルーツをおかわりし、カレーにも手をつける。辛かった〜(^^;

□ゲームコーナー
 続いてはゲーム大会。以前、智ちゃんのお茶会のときにもやったという伝統あるゲームらしいです。
 どういうゲームかといいますと、ひーちゃんのキスマーク(!)のついたティッシュペーパーを一番長くストローで吸い上げ続けた人が勝ち、というゲーム。
 というわけで、必要条件としてひーちゃんは口紅を塗るわけですが、いや〜いいですね(^^) 色っぽいです(^^) さすが、アダルティー密(笑)
 さて、その結果。
 無残にも一回戦敗退。しくしく(泣)
 そうそう、これの優勝賞品は、このゲームに使われた口紅つきティッシュペーパー1枚(^^;
「何に使うのも自由」(先生談)って言われてもねえ(^^;;
 誰かが「全部下さい」と言ったところ、
先生「全部貰っても疲れるだけだろ」
誰か「疲れるって何に?」
先生「それはお前が一番知ってるだろ(笑)」
 あと、準決勝進出者には全員、前述のもえもえステッカーがプレゼントされました。いいなあ。

□質問コーナー
 というわけで、ゲーム大会も終わり、最後は質問コーナーです。

  • 「髪が伸びてきたようですけど伸ばしてるんですか?」
     との質問に、司会の社長、
    「切りにいく時間がないなんてのは駄目よ、密(笑)」
     その社長の言葉に固まるひーちゃん(笑)
    「その通りです〜(泣)」
     泣き真似の仕種が可愛いぞっ(^^)
  • 「何でスカートじゃないんですか? 一年間楽しみにしてきたのにっ」
     そう、それだっ! 全く同じことを私も言いたかった!
     しかし、ひーちゃん、あっさりと、
    「この服、私の私服なんですけど、私、私服でスカートって持ってないんですよ(^^;」
     あうあう、思わず納得してしまったぞ(^^;;
    「でも、ハイジはスカートですよ!」
     必死に弁明するひーちゃんでしたが、
    「でもハイジは子供だから(笑)」
     社長の突っ込みに、社長を睨み付けてました(笑)
  • 「8月2日に横浜で遊星のイベントがあるとお聞きしたんですが?」
     これは私の質問。
    「耳が早いですね(笑)」と社長に言われてしまった(笑)
     「タッくん祭り」というタクシー会社のイベントがあり、「タッくん」のイメージキャラクターたる遊星王女が出演するということらしいです。ちなみに東京会場は狭いということで横浜会場の横浜そごうになったそう。
     また、この日はお台場で TOMO夏'97 in お台場、翌3日に静岡(?)で萠ちゃんのイベントがあり、それらを流れで行ってくれ、と先生が言っていました。TOMO夏'97にはもちろん、遊星と萠ちゃんも参加するとのことです。
     そうそう、8月2日は先生の誕生日らしいです。
  • 「ひーちゃんにとってマモルくんとはどういう存在ですか?」
    「マモルくんですか? そうですね、なくてはならない存在です」
  • 「何か出たい番組とかはありますか? 僕としては、東京フレンドパークなんかいいかと思うんですけど」
     というわけで、最後の質問はとしとしさんから。
     しかし、司会の社長が「東京フレンドパーク」を知らず、その説明に一苦労(^^; ひーちゃん、ゆーちゃんにはすぐに通じたのだが(^^;;
     結論としては、特に出たい番組はない(*14)とのこと。2人は力強く、
    「遊星王女はなんでもやります!」
     と宣言してくれました(^^)

□握手会
 というわけで、イベントはここでお開き。
 最後は恒例の握手会です。
「ひーちゃん、誕生日おめでとー(^^)」
 と言いながら、プレゼントを差し出す私。
「ありがとうございます(^^) あっ、ドナルドだ!(^^)」
 じゃ〜ん! ドナルドダックの袋に喜ぶひーちゃん。
「去年もドナルドグッズをプレゼントしたんですけど、今年もドナルドグッズにしてみました(^^) 毎年、ドナルドグッズをプレゼントする男になろうかと思って(笑)」
「ありがとうございます〜(^^)」
「あと、これ、北海道みやげの…」
「あ、ラベンダーですね!(^^)」
 だから、人の話の腰を折るな、ひーちゃんよ(苦笑)(*15)
「ラベンダーのバスオイルです。アダルティー密らしく、これで肌を磨いて下さい(^^)」
 この辺くると、言ってることがメチャクチャだな(^^; だって、すぐ目の前にひーちゃんがいるんですよ!?
「ありがとうございますぅ(^^)」
 ということで、握手を交わしてさようなら。
 しかし、それが終わっても、入り口のすぐ外で、みんながひーちゃんにプレゼントを渡すのを見ている私(笑)
 そこで面白かったのは、魎皇鬼のぬいぐるみを貰ったとき。
 ひーちゃん、魎皇鬼をうなじに乗せて、「何ですかぁ、この動物はぁ!」。そう、映美ちゃん登場シーンの再現をしてくれました。可愛かったぞ(^^)

 といったところで解散。
 結局、萠ちゃんは二言くらいしか口を開かなかったような気がする(^^;
 しかも、それすらよく覚えていない(^^;; 何か食べ物の話だったよーな(^^;

 で、その後はとしとしさんたちと中野に行き、そして池袋でしっかりと某アイドル写真投稿誌某年某月号を買ってきた私なのでありました(^^;

*1: 京都から上京してうちに泊まったにも関わらず、本日不参加なのは何故だろう。
*2: 1年前は1駅だったが。
*3: ファンならそれくらいやるべきですよね(笑)
*4: ビル名失念(^^;
*5: 失礼(^^;
*6: だっけかな?
*7: 何て名前だ?(^^; うーむ、ファッションには弱すぎる(^^;;>私。
*8: ノルマ・ひーちゃんに会ったら挨拶する。
*9: ラジオでは「アダルト密」だったなあ(^^;
*10: わざわざしゃしゃりでて突っ込むほどのものでもないと思うが、ひーちゃんなら許すっ(笑)
*11: しっかし、「い ろう゛ぇ よう」の意味は、この場で社長とゆーちゃんに言われるまで気づかなかった(^^;; 情けない(^^;
*12: 曲は聴いたことないです(涙)
*13: 枯堂夏子さんっていう作詞家先生もいますねえ。存在を知らなかったそうですが。
*14: 実は、「スーパーJOCKEY」の熱湯コマーシャルに出ようかという話もあったらしい(笑)
*15: まあ、それがひーちゃんらしいのだが(笑)
遊星王女ライブ in 渋谷公園通り劇場【概略】

日時:1997/06/21(土) 19:00
場所:渋谷公園通り劇場(渋谷)

出演:遊星王女[森谷密/橋本遊]/モガサキナエ[長崎萠]/ライチーズ[美森麗/堀井千春/田辺志歩]/小林蕗

遊星王女ライブ in 渋谷公園通り劇場【曲目】

--.MC(はじめのあいさつ)/遊星王女
01.い ろう゛ぇ よう(オリジナル)/遊星王女
02.天上の青(オリジナル)/遊星王女
--.MC(ライチーズの名前だけ紹介)/遊星王女
--.コント「RUMI夏'97」/ライチーズ
--.コント「ザ・スキャンダル」/ライチーズ
--.コント「競馬」/遊星王女
--.コント「豆腐」/遊星王女たす1(小林蕗)
--.MC(小林蕗の紹介)/遊星王女・小林蕗
03.純情愚連隊(朝倉薫演劇団)/小林蕗
--.コント「こんな人ヤダぁ」/遊星王女
--.コント「美容院」/遊星王女
--.コント「扇風機」/遊星王女
--.MC(モガサキナエの紹介)/遊星王女・長崎萠
04.夢見るシャンソン人形(オリジナル)/長崎萠
05.炎と嵐(オリジナル)/長崎萠
--.コント「学ラン刑事」/遊星王女+1(美森麗)
--.コント「魔法少女ルンルン」/ライチーズ
--.コント「スカウト」/・ライチーズ
--.コント「学ラン刑事オヤジ編」/遊星王女+1(美森麗)
--.コント「テレホンワールド」/遊星王女
--.MC(締めのあいさつ)/遊星王女
06.サンクチュアリ(オリジナル)/遊星王女
07.海へ行くバス(オリジナル)/遊星王女
08.憧れに向かって(朝倉薫演劇団)/遊星王女・長崎萠・ライチーズ・小林蕗

遊星王女ライブ in 渋谷公園通り劇場【記録】

□謎のアニメイト店員
 13時過ぎ、萠OFC会員のはらP氏を引き連れ、出発。何を隠そう、はらP氏が萠OFCに入ったのは、私が萠ちゃんのイベントに連れていったからである(笑) 今度は遊星王女にはめてやろうというワケ。
 渋谷着は14時半頃。とりあえず、アニメイト渋谷に「カビ(仮)」を取りに行く。
 さて、そこでの話。私は店員に「カビ(仮)」の予約票を渡したのだが、その店員が、
「カビ…ぷぷっ」
 と笑った。
 な、何だぁ、お前!?

□やっぱり可愛い猪爪さん(^^)
 まあ、それはさておき。
 14時50分頃、渋谷公園通り劇場へ到着。以前に「声優コレクション」で来たので、道は問題なし。
 おっと、入り口にいるのは猪爪さん。ファンなんですよねー(^^)
「こんにちはー」
「あっ、おはようございます」
「えーと、今日はどうしたらいいんですか?」
「当日券ですか?」
「いえ、券はありますけど」
「それでは、4時くらいから並び始めると思いますので」
 と言われたので、近くで待つことに。
 すると、何やらポスターの脇に貼ってある紙が目に入った。
“地下で整理券を配っております”
 …へ?(^^;
 ということで、猪爪さんに再確認。
「あのー、下で整理券配ってるんですか?」
「え? あ、はい。…持っていらっしゃらないんですか?」
「はい」
 …持っていると言った覚えはないが(^^;
「それでは、下で整理番号を貰ってきて下さい」
 というわけで、下へ降りていく。
 うーむ、危ない危ない。前にもこんなことがあったような(^^;
 まあ、こういうことも含めて、猪爪さんが好きなんですけど(笑)
 というわけで地下に降りていくと、入り口のところでロンリーさんと(面識のない)女性の方が待っていた。
 女性にチケット(ハガキ)を渡すと、郵便番号のところに整理番号を書いてくれた。52番だ。うーむ、整理番号を配布するのが分かっていたなら、もう少し早く来たんだが…。まあ、しょうがない。
 上に上がっていくと、帰りに猪爪さんに、
「お待ちしております」
 と言われてしまった(^^; 頭を下げて、その場を去る。
 さて、並び始めるという16時まではまだ時間がある。
 適当に時間を潰し、15時半に再び劇場前へ。
 おっと、さっきは誰もいなかったのに、今度はずいぶんいるな。
 あっ、としとしさん発見!
 というわけで、握手を交わし、またもおみやげを貰う(^^; いつもいつもありがとうございます(^^)>としとしさん
 今回のおみやげは、A4サイズの「カビ(仮)」のチラシと、「もえもえラジメージュ」の採用者に送られるステッカーだ。さすが、3度も読まれている常連だけはあるなぁ。
 そんなこんなで雑談を交わしつつ、16時、時間通りに整列が始まる。
 うーむ、後ろも結構いるなあ。100人は越えているか。でも、受付で見た当日券の整理番号が208番だったから、前売りだけで200枚は捌けているってことだよなぁ。
 そういえば、としとしさんは10番代だとのこと。うーむ、強いなあ。
 さて、並んでから、しばし待つこと20分。並んでいる列の横を歩いていく女性2人組。
「今日は何かあるの?」
 …ま、そう言われることは慣れてるさ。
 というわけで、時間通りの16時半、無事に入場スタート。
 てくてくてくと階段を下っていき、ロンリーさんにハガキを渡して、ハサミで切られた半券を返してもらう。
 奥の方では何やら即売会をやっていたが、とりあえず席を確保するために、ホール内へ。
 席は前から3列目、3つに分けられた内の中央ブロックの、舞台に向かって右端から2番目。まあ、悪くない席だ。
 席を確保すると、すぐに即売会場へ。売り物は、「カビ(仮)」と「炎と嵐」。「カビ(仮)」には先着200名にサイン入りステッカーが貰えるということだが、すでに1枚持っているし、来週の大阪・京都でも配るということで、今回はパス。
 実は、ここで「カビ(仮)」と「炎と嵐」の両方を買い、秘密のあることをすると「もえもえラジメージュ」のステッカーが貰えました。しかし、こちらも、ついさっきとしとしさんから貰ったばかりだったので、とりあえず今回はパス。
 さて、少しして、としとしさんもやってくる。軽く会話を交わしていると、朝倉先生と社長もやってきた。
「CD、どんどん買ってくれよ」
「あははははー…(^^;」
 先生の言葉は適当に受け流す(^^;
 としとしさんは社長に質問してた。
「あの、ゲストの小林さんって、名前、何て読むんですか?」
 チケットたるハガキには「小林蕗(歌)」と書かれていたのだ。
 多分、「ふき」ちゃんだと思うけど…。
「ああ、“ふき”って読むの」
「“ふき”ですか」
「やっぱり」
「今まで売り子とかやってました?」
「蕗はやったことないわね。舞台も出たことがないし、正真正銘、今日が初舞台。よろしくね」
 うーむ、初舞台から歌を歌うとは凄いぞ。しかも、社長直々によろしくお願いされてしまった(笑)
 しかし、としとしさんが気になるのは、実はそんなことではない(^^;
「遊星王女のファンクラブとかは作らないんですか?」
「んー、ちょっと難しいわねー」
 とのことでした。しくしく。
 と、その辺りで社長が退場したので、今度は先生がターゲットに(笑)
「いやあ、今日はホントに楽しみですよ」と、私。
「俺も楽しみだよ(笑)」
「朝倉先生、今日は前説やらないんですか?」と、としとしさん。
「やらないよ(笑)」
 と言いながら照れていたのは見逃さなかったぞ(笑) だから、突っ込み。
「えー、やらないんですかー? 期待してたのにー!」
「僕は1万人以上、人が集まらないとやらないんだよ(笑)」
 とか言いながら、「月光の不安」や「春満開コンサート」でやっていたような気もするが(笑)
「さあ、そろそろ始まるぞ」
 というわけで、ホール内に戻る。
 すると、場内に妙に女性客が目立つ。こうやって、不思議に思ってしまうほど、目につくのだ。エルスタッフの研究生が、勉強のために見学にでも来ているのだろうか?
 そして、ホールの照明が落とされる。

□はじめのあいさつ
 場内が暗くなって、嫌がおうにも気分は盛り上がる。
 そして、暗闇の中に響く、元気な声。
「遊星王女ライブ in 渋谷公園通り劇場〜!」
 と、同時に、スポットを浴びた2人が「イェ〜っ!」と、ステージを所狭しと駆け回りながら飛び出してくる。「海バス」正装の青い衣装だ。
「森谷密でーす!」
「橋本遊でーす!」
「私たちが、遊星王女でーすっ!」
 盛大な拍手で2人を迎える。
「では、さっそくですけど、いきなり歌から行ってみたいと思います!」
 ゆーちゃんの言葉に、客席から「え〜っ!」と不満の(?)声が上がる(笑)
 すると、ゆーちゃん、
「やっぱり、やめようか」
 おいおい(^^;
「それでは、皆さん、さようなら」
 ひーちゃんなんか、本当に帰ろうとするし(^^;;
 こんな感じで、トークはほとんどなく、しかし掴みはOKといった感じで、なし崩し的に歌へとなだれ込むのであった。

□い ろう゛ぇ よう
 ゆーちゃんが作詞だからというわけではないと思うのだが、ほとんど「ゆーちゃんの歌」。
 ほとんどのパートをゆーちゃんが歌い、ひーちゃんが声を重ねるのはサビの部分のみ。
 私の視線のほとんどが、後ろで踊っていたひーちゃんに注がれていたことはいうまでもあるまい(^^)
 でも、ゆーちゃんの振り付け(*1)の方が可愛いかったんだよなあ(^^;

□天上の青
 こちらも、ひーちゃんのソロはなし。
 2度目の「昇っておいで〜」は、ひーちゃんでもいいと思うのだが(^^;;
 なお、なぜひーちゃんのソロパートがないのかについては言及しないように(^^;
 ひーちゃん曰く、「ゆーちゃんは歌担当、私はコント担当」だそうだ(^^;;

□ライチーズの名前だけ紹介
 大分・福岡のキャンペーンは、「カビ(仮)」のキャンペーンツアーではなく、食い倒れツアーだと思っていたらしい(笑)
「まさか、本当に発売されるとはねぇ」(*2)
 って、おい(^^;
「6月21日から延期になりました、とか言って、そのままキャンペーンが延々続いて、ずっと食い倒れツアーかな、はっはっはー。なんて思ってたんですけどねー」(*3)
 どうしても食べ物の話になってしまうのは、いつものことか(^^;
 あとは、「カビ(仮)」を正式タイトルにしてくれたソニーに感謝してたなあ(笑) 確かに、英断だったかもしれない(^^;>SME
 「カビ(仮)」のジャケットはかなり遊ばせて貰ったので、おすすめとのこと。
「CDに飽きたらジャケット。ジャケットに飽きたらCD」(*4)
 を楽しんで下さいとのことだ(笑)
 実際、本当にこのジャケット、楽しすぎる(笑)

 続いて、ゲストのライチーズの紹介。遊星王女の純然たる後輩だ(笑)
「かなり面白いです。はっきりいって、遊星王女、笑ってました。はっはっはっ」(*5)
「遊星王女危うい、って感じですからね(笑)」(*6)
 と面白おかしく期待させてくれる。
 で、そのメンバーは美森麗嬢、堀井千春嬢、田辺志歩嬢の3人。しかし、この3人を紹介するときに、ゆーちゃんが「レイちゃん、チーちゃん、シホちゃんです!」と紹介したのだが、なぜか客席が爆笑する。なぜ!?(^^;
 なお、ライチーズの名前の由来は、ライチの複数形らしい。
「チーズではありませんので。ライチの複数形です。ひーちゃんは好きですよね、ライチ」
「ええ、チーズもライチも好きです(笑)」
 という、何かよく意味の分からないもののやっぱり食べ物の話題となっている会話を交わしつつ、“ライチーズ”としては初舞台となるコントの開幕です。

□RUMI夏'97
 レイレイって、こういうコギャル系の役ばっかりだよなぁ(^^; ハマリ役だと思うけど(笑)
 しかし、途中はそれなりに面白いのだが、オチが弱い。
 というか、レイレイ1人が引っ張っているから、千春嬢にオチを任せてもちょっと…(^^;
 なお、コント終了後、全く拍手が起こらなかった(^^;; もっとも、入れるタイミングが難しかったせいもあるが。

□ザ・スキャンダル
 「RUMI夏'97」の続編。
 ついでに、オチも「RUMI夏'97」と一緒。
 ということは、その結果は…(^^;
 どーでもいいけど、このコントが終わった後の曲はナデシコであった(^^;

□競馬
 これは、馬のお面をつけたゆーちゃんがひーちゃんを背負って登場してきただけで大爆笑!(笑)
 ネタ的にはありがちなものだが、さすが遊星王女はうまい。きちんと笑わせてくれる。
 そういえば、遊星王女+1じゃない純粋遊星王女のコントって、これが始めてのような気がする。

□豆腐
 さて、舞台が明るくなると、舞台の中央に3人並んでいるのだが、んんっ? 中央の娘に全く見覚えがない。ということが、あれが小林蕗ちゃん? 歌で出演じゃなかったのか?(^^;
「高野豆腐でーす! 3個合わせて“豆腐”でーす!」
 最初のセリフからして元気な声で、聞いていて小気味好い。
 しかし、これがデビューのセリフか…(^^;
「いや、まいったなぁ(照)」
 の照れた仕種も可愛い。
 コント的には、ありがちっぽいがオチも好きだ。しかし、どうせならオチで蕗ちゃんに何か一言ほしかったなあ。

□小林蕗の紹介
 しょっぱなから、「高野豆腐としていた方」(*7)の紹介。
「高野豆腐です! どうぞー!」とはゆーちゃん。おいおい、そんな紹介ありかい(笑)
 ゆーちゃんの声に導かれて、「高野豆腐」ちゃん登場。学校の制服らしいブレザーで登場だ。
「こんにちはー。“こうやどう ふ”です(^^)」
 って、自分まで言うかー?(笑) もちろん、それを見逃すはずもない遊星の突っ込みが入っていた(笑)
「でも、ホントに“ふーちゃん”です。小林蕗ちゃんでーす!」
 遊星の2人が“ふーちゃん”と呼んでいるので(*8)、私もそれに倣うことにする。
「“小林蕗”の“ふき”はくさかんむりに、“路地”の“じ”ですね」
 …ん!? ゆーちゃん、それは変では? と思っていたら、しっかりと相棒の突っ込みが(笑)
「“道路”の“ろ”!」
 おおっ、ひーちゃんが漢字を知っているなんて驚き!(^^;;
 しかし、それはゆーちゃんも同じだったようで(笑)、ショックを受けて後ずさっていく。
「さっ、私たち2人で盛り上がっていきていと思います!」
 ひーちゃん、ふーちゃんの肩を抱き寄せて、あおるし(笑)
 しかし、そんなことにメゲるゆーちゃんではない!
「わあ〜ん、ごめんなさい! そうなんですよ、そう。…もう、立ち直りましたからね」
「あれ? 早いなぁ(笑)」
 ひーちゃんも驚く立ち直りの早さ(笑)
「朝倉薫演劇団伝統の名前、3文字。“朝倉薫”から始まりまして、“桜井智”」
「“遊星王女”」
「そりゃ、4文字!」
 あははははっ(笑) ひーちゃん、うまいっ!
 場内に巻き起こる拍手に、ひーちゃん勝ち誇ったようにガッツポーズ。
 しかし、ゆーちゃんとて伊達にひーちゃんの相棒ではない。
「駄目駄目駄目っ! 拍手しちゃ駄目っ!」
 と、しっかり笑いを持っていく(笑)
「“森谷密”、“橋本遊”、“長崎萠”、そして“小林蕗”」
 あれ? レイレイこと“美森麗”は?(^^;
 それはさておき(^^;
 ふーちゃんは、1年後のデビューに向けて現在レッスン中だとのこと。
「もちろん、皆さんの協力があってこそですからね!」
 と、社長と同じようなことを言うゆーちゃん。さすが、次期社長候補(笑)
 あと、残念ながら、コントがメインではないそうだ(笑)
 そうそう、一番笑えたのは、
「遊星王女、ふーちゃん大好きなんです(^^) 何でか分かりますかー?」
 と、2人が(笑)ながらふーちゃんの両端に寄り添って、互いに己の背の高さを誇示する(笑)
 そう、ふーちゃんは遊星の2人よりも、目に見えて背が低いんです(*9)
「でもね、大丈夫。うちの事務所は、ちっちゃい子OK」(*10)
「ウェルカム、ちっちゃい子(笑)」(*11)
「私たちがいうから、結構安心感あるでしょ?」
 との、ゆーちゃんの言葉に、
「…はい(^^)」
 と、ふーちゃん(笑)
「あれ!? は、はい〜!?」
 ひーちゃんも唸る見事な切り返しを見せてくれました(^^)
 それにしても、ずっと遊星王女が喋りっぱなし。少しは自己紹介くらいさせればいーのに(^^;;

□純情愚連隊
 ふーちゃんが歌ってくれたのは、朝倉薫演劇団伝統の歌「純情愚連隊」。タイトルを告げただけで、異様に客席が盛り上がる(笑)
 私がこの歌を聞くのは3度目。しかし、1度目のひーちゃん、2度目の萠ちゃんのときは、こういうライブステージでの歌ではなかったので、今回は過去2回とまるで感じの違う曲に聞こえた。
 ふーちゃんはステージを所狭しと駆け回り、腕を振り上げて、客席をあおる。それがまた元気で◎。小さい身体のどこにあんな元気があるのかと目をみはるくらいだ。
♪見かけは不良〜(ふ りょ お!)
♪心は純情〜(純情ーっ!)
 コールにも力が入る(*12)

□こんな人ヤダぁ
 いまいちタイトルが弱いような気がするのは、さておいて。
 いまいち勢いだけで引っ張っているような気がするのも、さておいて。
 うーむ、ネタがいまいちよく分からない(^^; 「四ッ谷で乗り換え」って何ー? 「マルチ萠え〜っ!」って何ー? 分かんな〜い!(^^;
 アイドル“西ヶ原麗子(?)”役のゆーちゃんは可愛かった(^^)

□美容院
 ひーちゃん、怒ってばっかり(^^)
 それに尽きる(笑)

□扇風機
 ああっ、のんび〜り、ほんわ〜か、としていて、いいなあ〜(^^)
 オチの刹那さも好きだぞ(^^)

□モガサキナエの紹介
 ゲストのモガサキナエちゃんの紹介。
「実は彼女も初舞台、今回が皆さんに初お目見えです(^^)」(*13)
 って、次に見ることはあるのだろうか?(^^;
「モガサキナエちゃ〜ん!」
 2人の呼び声に応えて、
「皆さん、こんばんわ〜」
 例によってのんびりとした調子で、赤いワンピース姿で登場。
「モガサキナエです!」
「どうですか。今日が初舞台ですが、緊張してますか?」(*14)
「……、はい!」
 しばらくの間を置いたナエちゃんの返事に、
「今、ネジ止まってました?」
 ひーちゃんの突っ込み。
「なんか、某長崎萠さんに似てますねえ」(*15)
「そっくりですねぇ。よく言われません? “あのー、長崎萠さんですか?”って」(*16)
「あ、言われてことあります。たった今も」
 と、ひーちゃんを見つ返したナエちゃんだが、一瞬硬直する遊星の2人(^^; まさか、こういうセリフが返ってくるとは思っていなかったのだろう(^^; やはり、まだまだトークは甘いな。>ナエちゃん(*17)
 そして、インフォメの後、モガサキナエちゃんから歌のプレゼント。
 しかし、
「モガサキナエちゃん、まだ持ち歌がないんですよね(笑)」(*18)
「で、ここはですね、一つ似ているということもあって、長崎萠ちゃんの歌を練習してきてくれたそうなので」(*19)
 というわけで、萠ちゃんの歌を歌ってくれることに(笑)
 それにしても、ナエちゃん、全然喋らなかった(^^; ナエちゃんのコントも期待してたのになぁ。

□夢見るシャンソン人形
 この歌も好きなんですよねー(^^)
 マリオネット振り付けも健在(^^)

□炎と嵐
 萠ちゃんの定番中の定番。
 この歌は、曲の出だしがいいなあ(^^; 前の曲からうまくつながって。
 しかし、ここはやはり「ナエちゃーん!」とコールを入れるのが正しいのだろうか?(笑)

□学ラン刑事
 オープニングのテーマソングを聞いただけで、何のコントかすぐ分かる(^^)
 そう! 「学ラン刑事」だ!(*20)
 これを見るのも3回目。ゆっくりと見られる。
 しかし、それでも笑ってしまうのはさすがというべきか(笑)
 でも、このコント、一番いいところはレイレイにさらわれていってると思うぞ(^^;

□魔法少女ルンルン
 ライチーズのコントの中では一番面白かったか。
 で、やっぱりレイレイはレイレイなのである(^^;(*21)

□スカウト
 珍しくレイレイがヤンキー・コギャル系ではない役(笑)
 最後はそれ系入ってたけど(^^;

□学ラン刑事オヤジ編
 これも3回目。
 しかし、「カレーライス」「ハヤシライス」はいいとして、オチとして「あなたがやったんでちゅね?」は弱いと思う(^^;

□テレホンワールド
 これは、ゆーちゃんがセリフをトチったところが面白かった(笑)
 「お洒落をしながら健康になれる」というところを、「健康が…」と言ってしまい、硬直。
 言い直そうとするも舌が回らず、2〜3度言い直していた(^^)

□締めのあいさつ
「どうもありがとうございました〜〜〜〜〜〜〜」
 部隊袖から飛び出してくるなりステージ上を暴走するひーちゃんをゆーちゃんがなだめながら登場。
 衣装は再び、青い「海バス」正式衣装だ。
 インフォメに続いて、最後に歌う曲の紹介。
 「サンクチュアリ」と「海へ行くバス」。「海へ行くバス」の登場で俄然盛り上がる会場。もちろん、私も盛り上がったクチの1人(笑)
「やっぱり、最後は盛り上がっていかないとね」(ゆーちゃん談。)
「遊星王女の曲はですね〜、コントで弾けて、歌はシ〜ン…をコンセプトとしてますんで」(ひーちゃん談。)
「あの、耳セン…耳センじゃないや、イヤホン…」
 しかし、ゆーちゃんのその言い間違いを、ひーちゃんは聞き逃さない(^^)
「耳セン!? 聞かないの〜?」
「イヤホン! イヤホンでこっそり聴いて下さい、って言おうと思ったの」
「そうなの? そうしたら、耳センで聴かないで下さい、になっちゃったのね(笑)」
「ねえ、でも、今思ったんだけど、耳センって普段使います?」
 しかし、ひーちゃんのしつこい突っ込みに、ゆーちゃんは話をすりかえようとし、会場の頷きに「良かったぁ」と胸を撫で下ろす。
「私、使ったことないよ」
 と、ひーちゃん(*22)。あっさり、ゆーちゃんにうまくはぐらかされてるな(^^;;
「耳センってやっぱ聞こえないの?」(ひーちゃん談。)
「そうね。聞こえないのが耳センだわね」(ゆーちゃん談。)
 この言い回しが、何となく妙に面白い(^^)
「ぽむ」
 ひーちゃん、納得の相槌(^^)
「もしくは、水が入らないようにするのも耳センだわね」(ゆーちゃん談。)
「ぽむ」
「ま、そんなことはどーでもいいですね」(ゆーちゃん談。)
 と、どうしてこんな話になったのか正直忘れたままで、歌に続くのです。

□サンクチュアリ
 はて? あまり印象がないぞ(^^;
 やっぱり、ひーちゃんのソロパートはなし。しくしく。
 そうそう、ひたすらひーちゃんのソロパートが来ることを信じて、ひーちゃんばかり見てたんだった(^^;;

□海へ行くバス
 まさか、まさか! まさか、この歌が聴けるとは思わなかった!(嬉)
 惜しむらくは、立つことが出来なかったので、振り付けを入れることができなかったくらいか。
 仕方ないので、サビの部分の振り付けを覚えようと、そちらに注視する。そのため、コールはおざなりだったな(^^;

□憧れに向かって
 おおっ、さらにこの歌まで聴けてしまうとはっ! CFL'96、月光の不安、スキー合宿に続いて4度目だ。
 ゲストの「長崎萠」ちゃん、小林蕗ちゃん、ライチーズも参加して、全員で歌う。
 この歌も、盛り上がれるので非常に好きな歌だ。「海バス」と張るか、もしくはそれ以上だ。
 もちろん、「♪お金もな〜いけど〜」と「yea!」の部分は振り付けを一緒に入れる。最初からやっていたのは私を含め、わずかの人たちだけだったが、間奏のときにゆーちゃんが「皆さんもやって下さい!」と言ったことにより、場内全体にて盛り上がる。
 これ、これ。この盛り上がりがたまらない。

「みなさん、今日はどうもありがとうございましたーっ!」
 そして、2人が頭を下げて、とうとう「遊星王女ライブ」も終幕を迎えたのであった。

□初めての「出待ち」
 ふう〜。大満足で表に出て、しばらくとしとしさんと話していると、猪爪さんが表に貼ってあるポスターを剥がしに来た。
「ポスター、貰えないんですか?」
「すみません。ソニーさんのなので…」
 聞いてみるものの、冷たいお返事。やっぱ、こういうのはソニー松本さんに頼まないと駄目か。
 とかしてる間に、あれ? いつの間にやらとしとしさんがいなくなっている(^^;
 いつもの如く、裏で出待ちか?
 と思い、我々も劇場の裏手に回ってみることに。
 すると、果たしてそこには、としとしさんの姿が(笑) やっぱり出待ちしてる〜(笑)
「目敏いというか、何ていうか(^^;」
「僕から目を離しちゃ駄目なんですよ(笑)」
 はいはい(^^;;
 プレゼントされた花束をいっぱいに抱えたスタッフがいるので、みんながここから出てくるのは間違いないだろう。
 しばらくして、ズバリ的中!
 朝倉先生を筆頭に、ひーちゃん、ゆーちゃん、ふーちゃん、ライチーズ、竹中さんにロンリーさんが登場。
 ああっ、ひーちゃん、可愛いなあ(^^) でも、私服もやっぱりズボンなのね(^^;
 で、「あれ? 社長がいないなぁ」とか思っていると、エルスタッフの面々が戻っていってしまう(^^;
 おーい、どこに行くんだーっ!?(^^;
 まあ、花束抱えたスタッフはまだ残っているので、また戻ってくるとは思うが。
 少しして、ロンリーさんだけが再登場。
 どういう経緯だったか、
「明日は(萠ちゃんのイベントに)来るの?」
 と聞かれ、
「はーい! 行きまーす!」
 と私が手を挙げたら、としとしさんに「裏切り者」呼ばわりされる(^^; だって、遊星が来るかもしれないじゃないか〜っ(^^;;
「あれ? 行かないの?」
 だから、逆に突っ込んでやる(笑)
「いや、だって…」
「ファンだったら、当然行くよね」
 と、ロンリーさんがさらに突っ込み(笑)
 しかし、としとしさんもくじけてばかりではない。
「明日は萠ちゃんだけなんですか? 遊星は来るんですか?」
「明日はもちろん萠ちゃんだけだよ」
 なにぃ〜っ!?
 私の落胆した顔と対照的なとしとしさんの勝ち誇った顔。く、くそうっ!(*23)
 そして、遂に遂に! 再び朝倉先生を先頭にして、エルスタッフの面々が再登場! 今度は社長もいるぞ。
「おつかれさまでしたー!」
 先頭の朝倉先生に頭を下げる。
 あっ、ひーちゃんっ!
「ひーちゃん、今日は楽しかったよ!」
「ありがとうございます!(^^)」
 交わした会話はこの一言のみ(^^;
 後は、来るスタッフ来るスタッフに、
「おつかれさまでしたー!」
「おつかれさまでしたー!」
「おつかれさまでしたー!」
 の連続。
 そして、みんないなくなり、大々々満足の「遊星王女ライブ」はようやく幕を降ろしたのでした。

□結論
 見事にはらP氏は遊星王女にハマり、「カビ(仮)」を買った。
 ひーちゃん、ゆーちゃん! ファンを1人増やしたからね!!

*1: 振り付け師はひーちゃんとのこと。
*2: ゆーちゃん談。
*3: ゆーちゃん談。
*4: ゆーちゃん談。
*5: ひーちゃん談。
*6: ゆーちゃん談。
*7: ゆーちゃん曰く。
*8: しかし、どうしても“もーちゃん”だけは呼べない(^^;
*9: 本人はそれを気にしてるとか。
*10: ゆーちゃん談。
*11: ひーちゃん談。
*12: 危うく、ふーちゃんに転びかけたほどである(笑)
*13: ゆーちゃん談。
*14: ゆーちゃん談。
*15: ゆーちゃん談。
*16: ひーちゃん談。
*17: ま、初舞台だから、仕方ないか(笑)
*18: ひーちゃん談。
*19: ゆーちゃん談。
*20: オヤジ編かもしれないけど(^^;
*21: キャラクターを確立してるのはいいことなのかもしれないが、あのイメージが固定化されてもなあ(^^;
*22: ちなみに私も耳センなんて使ったことないぞ。
*23: まあ、結果として翌日の「萠もうで」に遊星はいてくれて、ラッキーだったんですけどね(^^)
萠もうで【概略】

日時:1997/06/22(日) 13:00
場所:朝倉薫演劇団稽古場(中野坂上)

出演:長崎萠
スタッフ参加:森谷密/橋本遊

萠もうで【記録】

□遊星王女
 10時半頃起床。昨夜寝たのは午前6時を回っていた。うーむ、睡眠不足は肌に悪い。
 11時過ぎに出発。13時集合だから余裕だろう。
 さて、ひーちゃんは来るだろうか?
 気になるものの、あまり期待はしていない。
 というのは、昨日の「遊星王女ライブ」の出待ちをしていたときに、ロンリーさんから「明日は萠ちゃんだけ」と聞いていたからだ。
 12時半頃、中野坂上駅に到着。もう、40人くらい集まっていた。
 私の整理番号は110番だ。電話したときコーチに「絶対忘れない番号ですね(^^)」と言われた。コーチは電話だと妙に愛想がいい(*1)
 100人ずつの2回回しだろうか?
 しかし、時間が迫ってきてもあまり集まってこない。
 50人ずつで回してるのか?
 とか考えていた13時過ぎ、約束の時間を少し過ぎて、
「お待たせー」
 ロンリーさん登場。
 なんと、30人ずつで回しているらしい。ということは、今までにすでに3グループということか…。大変そ。
 人数も少ないことと、今回は無料イベントなので集金がないこともあり、受付はすぐに終了。もう次の回の人も集まっている(^^;
 それにしても、見知った顔がほとんどいないぞ?(^^;
 ロンリーさんの話では、智後援会と3分の2はダブっているらしいが。
 まあ、「濃い」人は電話受付をさっさと済ませて、もっと前の回だったのだろう。
 何はともあれ、移動開始。
 会場は久々の演劇団稽古場だった。ゆーちゃんのバースディパーティー以来?
 階段を3階までてくてくてくと昇っていく。
 すると、だ。
 なんと、稽古場の入り口のところで受付をしているのは、ひーちゃんではないか!(感激)
 水兵さんみたいな服装が可愛いぞっ(^^)
 名前を確認して何か配ってるみたいだけど…。
 で、私の番。
「柴田さんですね?」
「はい」
 5x3cmくらいの角を丸めた、銀色の金属プレートを手渡してくれる。
「ありがとうございまーす」
MOE NAGASAKI
OFC NO.00380
K.(本名苗字)
1997 06 21
 プレートには右のように何やら打ち込まれていた。
 おおっと、これが会員証か。こういうものだとは予想していなかったな。
 それはさておき。私には言わずとしれたノルマがある(笑)(*2)
「ひーちゃんっ、今日もカッコいいねっ(^^)」
「ありがとうございます!」
「昨日のライブ面白かったよ!(^^)」
「あ、ホントですか!? ありがとうございますっ!(^^)」
 それにしても、ひーちゃんの服、胸元が緩やかだから、前かがみになったら、胸元が見えちゃいそうだったんですけど(^^;;
 さて、中に入ると、左の方でゆーちゃんがグッズ販売をしてた。なーんだ、きちんと遊星王女いるじゃん(^^)
 売り出し物は予告通り、「プレート用チェーン」(1000円)、「バースディ記念キャンドル」(500円)、「生写真2枚セット」(500円)だった。写真は普段のサイズではなく、パノラマとまではいかないが、少し縦長。うーん、値段を上げた代わりに芸を使ってきたな(笑)
 おっと、ゆーちゃん、今日は眼鏡をかけてシャインズモードではないかっ! こちらも久々に見たなあ(^^)
「セットでよろしいですか?」
「はい」
「2000円になります」
 …あ、あまりにテキパキとしすぎていて、声をかけるどころじゃなかった(^^; おそるべし、シャインズ遊!
 他の人が質問しても、事務的な口調で答えてましたし。うーむ、見事な切り替え(^^;
 でも、たまごっちの世話してたな(^^;;
 とりあえず、他の人との会話に紛れ込んで、二言ほど話す。
 「もえもえラジメージュ」でのキーワードの付け方について、
「さすが遊星王女って思いました(^^)」
「そりゃ遊星王女ですから、普通にはいきませんよ(^^)」
 とか、
「『カビ(仮)』はジャケットだけで笑ってしまいました(^^)」
「ありがとうございます(^^) 気合入れて作りましたから(^^)」
 とかとか。
プレート さて、せっかく買った「プレート用チェーン」だ。組み立てよう。ゴムの縁でプレートの周囲を囲い込み、チェーンを通す。首から下げる。うむ、なかなか良好。

□長崎萠
 さて、肝心の「萠もうで」の方は、椅子に座った萠ちゃんを扇状に囲んで会話するという形式。扇状に囲むのは10人ずつ、仕切るのは社長だ。
 さて、私たちの番。私は110番なので10番目のはずだが、前の方で誰かいなかったらしく、9番目の席。10番単位でのグループはくずさないようなので、左が1つ空いた。
「萠が椅子に座ってて何か失礼でごめんなさいね。朝からずっとこういうことやってるから…」
 と、申し訳なさそうな社長のわざわざの断りは好きです。素直に、いえいえどういたしまして、と思える。
 まずは順番に、自己紹介&質問。
 とりあえず、好きなものを聞くのが多かったかな。
 好きな花はコスモス。
 好きな食べ物はリンゴ(即答断言)。
 好きなファーストフードは、…本人希望により公表できません(^^)
 しかし、私の前までの人たちのリアクションが薄いので、社長の言葉にほとんど私が相槌を打っていたな(^^;
 ちなみに、他の人と萠ちゃんが話している間、私はチラチラと後ろを振り向いてばかりいた。なぜなら、そっちにひーちゃんがいるからだ(爆) 誰のイベントに来たんだ!?(^^;>私(*3)
 さて、順番の最後は私だ。
「お誕生日おめでとうございます(^^)」
「ありがとうございます(^^)」
「380番の○○です。これ(胸元の会員プレートを指して)ありがとうございます(^^)」
 社長と萠ちゃんが頭を下げる。
「その、胸元のクマのアップリケが可愛いんですけど、それも自分で作ったんですか?」
 今日の萠ちゃんの衣装は、白いレースのワンピース。胸元に5つほど、クマの顔のアップリケがされている。
「これは既製品なんです」
「あ、既製品なんですか。VAとか見て、いつも服とか作ってるみたいだったんで。そういうのは好きなんですか?」
「はい、好きです(^^) でも、夜中に突然ガガガガガって始めたり(ミシンを使っている真似)、いつも突然なんです(^^)」
 おおっ、萠ちゃんと会話が噛み合っているぞ!(笑)
 質問が終わると、社長のトーク。
 とりあえず、初耳なものは、
 9月21日に2ndシングル発売予定!
 秋のファミリーミュージカル「小公女」にてセーラ役決定!
 くらいでしょうか。年内にアルバムも出したいとのこと。
 で、最後は握手会だ。
 ここで、先刻買った「バースディ記念キャンドル」が生きてくる。萠ちゃんの傍らに大きなローソクが用意されているのですが、それから炎を貰い受け、その火を萠ちゃんが吹き消してくれるのだ。
「ローソクはまっすぐ立てて持ってて下さいね。萠の方に近づけなくても、萠の方から近づいて吹き消しますから。近づけると結構危ないので」
 とは、社長。
 さて、私の順番。前の人たちはみんなプレゼントを渡しているのだが、私は用意していない(^^;
 とりあえず、萠ちゃんが私のローソクに顔を近づけ、炎を両手で覆って吹き消してくれる。
「誕生日と…」
 …と、緊張してか、その後が続かない(^^; すると、
「ありがとうございます(^^)」
 萠ちゃんの方から握手を求められる(^^; さっさと用済みのローソクを鞄に放り込み、両手で萠ちゃんの手を握る。
「…えーと、誕生日と、後援会じやなくて、ファンクラブ設立おめでとうございます(^^)」
 しどろもどろになりつつも、ようやく一言目が完了。
「それでですね、えーとですね…」
 鞄をまさぐる私。だが、
「実はですね、プレゼントないんですよ(^^;」
 この辺、演技過剰だったな(^^;>私
「いえ、ここに来てくれただけで嬉しいです(^^)」
「いやあ、実は去年もプレゼント持ってこなかったんですよ。それで、そのときは“この愛情をブレゼントします”って言ったんですけど、こうして1年後も変わらぬ愛情を届けに来ました(^^)」
 ここ、妙に社長が受けてたなあ(^^)
「というわけで、今年もこの愛情をプレゼントします(^^)」
 と言いながら、ちゃっかりもう一度握手を求める私(笑)
「ありがとうございます! これからもイベントとか来てくださいね(^^)」
「はい! 行きます(^^) では、おめでとうございました(^^)」
 社長と萠ちゃんと互いに礼を交わし、場を立ち去る。

□森谷密
 さて、あとは帰るだけなのだが、もう次の30人が来ていて、受付のひーちゃんは忙しそうだ。やっぱり、帰りも挨拶していきたいよなぁ(^^)
 というわけで、ひーちゃんが空くまで待っていることにする(^^;
 その間、近くにいた人と雑談。
「ゆーちゃん、シャインズですねぇ」
「そうですねぇ、質問しても答えが事務的(^^;」
「やっぱりあの眼鏡が悪いんですよ(^^;」
「でも、あれがいいっていう人もいるんですよね(^^)」
 さて、どっちのセリフが私でしょう(^^;
 おっと、ようやく受付が空いたようだ。さてと、帰るか。
「ひーちゃん、昨日面白かったよ(^^)」
「ありがとうございます(^^)」
「今度いつやるんですか?」
「近い内にやろうとは思ってるんですけどねー」
「月一くらいでお願いしまーす!」
「一応、定期的にやろうという話はあるんですけどね(^^)」
「楽しみにしてます(^^)」
 と、そこに、さっき雑談していた人の横やり。
「ひーちゃん、歌はやめた方がいいよ(^^;」
「そ、そうですねっ(^^;」
「そういえば、ひーちゃんのソロってないですね」
 と、私。
「ゆーちゃんが歌担当で、私はコント担当なんです(^^)」
 というような会話を交わし、さようなら。

 と、まあ、時間は短かったけど、無料だと考えると満足なイベントでした(^^)

□宮川美保
 おっと、そうそう、帰りに宮川美保ちゃんに会いました(^^)
 いや、駅までの途中ですれ違っただけなんですが、
「あれ? 宮川美保ちゃん?」
 と思ったんですが今イチ不安だったので、彼女の後をつけていき、事務所のビルに入っていくのを確認して、
「ああ、やっぱり美保ちゃんだ(^^)」
 だと納得して帰ってきた私でした。
 声くらい掛けろよ(^^;>私

*1: いや、普段も優しいんですけどね(^^; 電話だと冗談が入らないもので。
*2: ノルマ・ひーちゃんに会ったら挨拶する。
*3: 社長に「どこ見てるの?」と突っ込まれたらどうしようかと思ってました(^^;
遊星王女「カビ(仮)」発売記念キャンペーン(大阪)【概略】

日時:1997/06/29(日) 10:30
場所:アニメイトベルタ店(大阪)

出演:遊星王女[森谷密/橋本遊]

遊星王女「カビ(仮)」発売記念キャンペーン(大阪)【記録】

□前日は嵐
 私が大阪入りをしたのは、前日の28日。台風の中であった。遠征からこれとは、幸先が悪い。
「明日、遊星王女が来れなかったら、私は一体ここに何しに来たんだ?」
 という、お寒い可能性を頭がよぎったが、何のことはない。実は遊星王女も前日入りしていたらしい(^^;;
 台風の中、ご苦労様でした。>遊星王女

□こんな場所で!?
 29日当日。昨日とは打って変わって、快々々々晴である。2人して晴れ女らしい。>遊星王女
 「密フリーク(仮)」という妙な名前を自称しているけーごさんと共に、アニメイトベルタ店に向かう。着いたのは、9時頃。ちょっと早かったか。
 店前に行くと、閉じられたシャッターに張り紙が。
「遊星王女のイベントに参加の方は、中央階段でお待ち下さい」
 といったものが3枚ほど。こんなところで名前を売っている(笑)>遊星王女
 張り紙の指示に従って中央階段へと向かうと、アニメイトのスタッフに、
「遊星王女のイベントの参加の方ですか?」
 と聞かれたので肯く。そうか、今日は鈴木真仁嬢のイベントも午後からあったんだ。
 遊星王女イベント参加組は階段の左寄りに、鈴木真仁嬢イベント参加組は右寄りに、それぞれ2列に並ばされる。午後からだというのに、鈴木真仁嬢イベント参加組にはすでに1人いた(^^;;
 私たちは、前から10番目といったところ。
 何もすることがないので、ぼけら〜っと待っていると、生駒山でのイベントの写真を用いたプリントTシャツを着込んだ方に話しかけられる。
 しばらく雑談。
 LA時代の「投稿写真」誌を持ってきているなど、なかなか後ろ向きな方だった(笑)
 10時頃、スタッフの指示により、ぞろぞろと移動を開始。この時点では30人くらいしかいなかったような気がする(^^;;
 階段を下り、着いた場所は、
「こ、ここぉ!?」
 思わず声に出して、疑ってしまう(^^;;
 どこかの部屋でやるものだと思っていたのだが、実際はエスカレーター脇の広場であった。もちろん、すぐ近くに一般店舗が立ち並び、人通りもある。う〜、なんか恥ずいぞ(^^;(*1)
                     |    |
   <<<<<(登りエスカレータ)<<<<<   |
   >>>>>(下りエスカレータ)>>>>>   |
                          |
        司 密 遊             |
          机机机             |
                          | 店
        椅子椅子椅子椅子          |
       椅子椅子椅子椅子椅子         |
                          |
                          |
                          |
                          |
                          |
                          |
―――――――――――――――――――――┐    |
                     | 通路 |
           店         |    |
(けーごさん画)             |    |
 椅子には列の順番で、2列目の左から2番目に腰掛ける。椅子に座れなかった人は、その後ろで立ち見だ。まだ立ち見の列は2列ほどしかない。
 すると突然、遊星王女とソニー松本さん、山本@SME(?)女史の4人が、エスカレーターを登っていく。
 どこにいたんだ!?
 という疑問も頭をよぎったが、
「ひーちゃーん!」
 身体は手を振っていた(笑) 遊星のお二人も、手を振り返してくれる。ううっ、可愛いっ。
 どんな服装だったかはよく見えなかったが、イベントの衣装とは違ったので私服だったらしい。
 その後、マイク音源として用いられるカラオケセットで流される「カビ(仮)」を聞きながら、メールフレンドの中島@DTIさんと初顔合わせ。うーむ、この巨体で転げまわるのか(内輪受け)。
 松井としとしさんはまだ来ていないようだ。
 時間は刻々と流れ、立ち見の列も増えていく。5〜6列はあったか。最終的には、総勢100名くらいが集まった。

□遊星トーク全壊全開 大阪編
 10時半。いよいよ、イベントスタートである。
 司会はアニメイトベルタの沖田さん。こういったことは初めてらしく、緊張してコチコチなのが見ていて分かる。絶対、遊星王女に食われるだろーなー、と思っていたら、案の定だった(笑)
 さて、司会のあいさつが終わり、いよいよ遊星王女、登場! エスカレーターから降りてくる。向かって左にひーちゃん、右にゆーちゃんが腰掛けた。司会は2人の左。
 ひーちゃんの衣装は、赤と白のストライプのTシャツに、黄色いズボンをサスペンダーで釣り下げていた。ゆーちゃんは、黄色いTシャツに水色のジャンパースカート。あとは2人でお揃いの、キューピーのネックレス。
 司会の、
「とても可愛らしい森谷密さんです」
 との紹介で、急に女の子ぶるひーちゃんに爆笑。
 続けて、
「お人形さんのように可愛らしい橋本遊さんです」
「それ、ホメすぎです」
 とのひーちゃんの突っ込みに、ゆーちゃんの
「全然そんなことないです」
 で、さらに爆笑。
 のっけから、笑わせてくれる辺りが、さすが遊星王女。
 もうこの時点で、司会の立場なし(^^; しかし、遊星王女にマイクを渡したのがさらなる間違い(笑)
 緊張している沖田さんに向かって、
「今日のゲストの沖田さんです」
「司会の遊星王女です」
 巻き起こる大拍手。これで沖田さんも一躍人気者(笑)
 遊星王女の自己紹介に続いて、沖田さんによる遊星王女への質問。これは前もって質問内容が決まっていたようだ。
・遊星王女の名前の由来
・密ちゃんの声優活動
・ゆーちゃんの作詞家活動
・カビ(仮)の紹介
・今後の予定
 といった、お約束路線。もっとも、客席からも突っ込みが入るのだが(笑)
 「遊星王女」の名前の由来は、スキー合宿でも私が聞いていたが、朝倉先生に突然言い渡されたらしい(^^; だから、由来を聞かれても答えようがないそうだ(^^;;
 あと、英名がなかなか気にいっているとか。しかし、その肝心の英名が出てこない。ゆーちゃんがひーちゃんに尋ねるものの、ひーちゃんが知っているはずもなく(^^;、
「まあ、そんなことはどうでもいいですね」
 というわけで、その話はなかったことに(^^;;
 今後の予定については、既知のイベントについてのみ。
 新着情報としては、SSの「魔法少女プリティサミー」(8月発売予定?)に、ひーちゃんが伊達映美役で出演とのこと。
 そこでの面白い話として、このは役の川上とも子さんが「ホモホモ5」というセリフのところを間違って「ホモホモヘブン」と言ってしまい、そっちの方が面白かったのでそのまま通ってしまったそうだ(^^; 買った人はチェックしてみよう!
 また、ひーちゃんが、
「私も欲しいです」
 といったところ、客席から、
「誰かがプレゼントしてくれるよ!」
 との声。でも、その前にサターン本体をプレゼントしてもらわなくちゃね。>ひーちゃん
 なお、このSS版「魔法少女プリティサミー」の話の最後で、沖田さんが、
「当店で予約受付していますので、ぜひともご利用下さい」
 と商売上手なところを見せ、みんなから拍手される。もっとも、それに続いた、
「沖田さん、ご指名でいいですから」
 とのゆーちゃんのセリフに全て持っていかれてしまっていたが(笑)
 あとは、例によって遊星王女不仲説の話になり(*2)、そこでひーちゃん、
「萠ちゃんとは仲いいですから」
 と問題発言! さてさて、真実はいかに!?(笑)

□「あ、○○さんですね!」
 続く握手会はほとんど流れ作業。
 前列からだったので私は最初の方だった。ひーちゃん、ゆーちゃんの順だ。
 ひーちゃんにサイン入りステッカーを貰い、
「横浜から来ましたー」
 と告げると、驚いた顔。
 だって、「今イチバン欲しいものは“おっかけ”」って、バースディパーティーのとき、言ってたしぃ(爆)
「昨日台風が来てたんで、今日遊星王女が来れなかったら、一体私はここに何しに来たんだろう? って、結構あせってました(^^;;」
 と本音を告げてしまう(笑)(*3)
「あ、私たち、昨日来たんですよ。台風の中(笑)」
 そうすると、との意外なお言葉。うっわ〜、ご苦労様でした〜。
「あ、私も昨日横浜から来たんです」
 一度告げた地名を繰り返す辺り、もう溶けかかっているな(^^;>私
 で、台風はすごかったですねー、という話で締めくくり、さあ、次はゆーちゃんだ。
 右に移動して、手を差し出そうとする。そうしたら、
「あ、○○さんですね!」
 いきなり、名前を呼ばれてびっくり(^^)
 会員番号で名前が思い出せるという特技(?)の持ち主のゆーちゃんだけに、私の名前を覚えていても全然不思議ではないのだが、こちらが何も言わない内にいきなり言われてしまうと、やはり感動してしまう。
「はい、そうです!」
 と言いながら手を握るのが精一杯で、ほとんど会話は交わせず(^^;
 しかも、ブレゼントを渡すことをすっかり失念していた(^^;; ま、また京都で会えるから、そっちでいっか。
 私の番終了後、桜井芽美さんと対面。ひーちゃんの5年前のグラビアで盛り上がる(笑)
 さて、握手会のトリは松井としとしさんである。
 なんと、整理券は6枚(^^;
 ということで、握手が2回り目になると、ソニー松本さんが音頭をとって、会場の皆で、
「5! 4! 3! 2! 1! 0!」
 のカウントダウン(笑)
 仕方なく松井としとしさんはひーちゃんの手を離し、隣のひーちゃんへ。もちろん、こっちでもカウントダウン(笑) 泣く泣くゆーちゃんから離れ、しかし再びひーちゃんのもとへ。
 そう、こっちはてっきりあのカウントダウンで残り5枚分だと考えていたのだが、松井としとしさんにとってはただの1回分だったらしい(笑)
 ソニー松本さんに散々文句を言われつつも、あと2回りほど抵抗を続けるが、最後は引き剥がされるようにして終了。
 その後、遊星王女から締めの挨拶。これは予定されていなかったことなので、帰ってしまってた人もいたな(^^;
「京都で待ってますから、来て下さいね(^^)」
 はーい、行きまーす!
 その言葉を残して、遊星王女ご一行は再びエレベーターの上へ消えていく。手を振った送迎に、もちろん手を振り返してくれた。

□遊星王女参上!
 松井としとしさんから、アニメイト店内に福岡でのイベントの写真が貼ってあると聞いたので見に行くことにする。
 ふむふむ、ほうほう。
 見ていると左側に何やらプレッシャーを感じて(笑)、そちらを振り向く。
 あらあ?
 なんと、レジのところにいるのは遊星王女のお二人である。何をしているのかと思って後ろから覗いてみると、何やらステッカーに落書きをしている。
 どうやら、それを店内に貼ってまわるようだ。2人の後をついて、とことこと店内を歩く。「遊星王女参上!」ステッカーは壁やら棚やらに4枚ほど貼られた。
 最後にひーちゃん、「魔法少女プリティサミーTV6」のビデオを手に取り、
「ちょっと気になることがあって…」
 と、裏面に引っくり返す。
「ひーちゃんは出てるけど?」
 私が聞くものの、結局何が知りたかったんだろう?(^^;
 その後、遊星王女はスタッフルームへと消えていき、我々も京都へと移動することにしたのであった。

遊星王女「カビ(仮)」発売記念キャンペーン(京都)【概略】

日時:1997/06/29(日) 16:00
場所:アニメイト京都店(京都)

出演:遊星王女[森谷密/橋本遊]

遊星王女「カビ(仮)」発売記念キャンペーン(京都)【記録】

□インターミッション
 けーごさん、中島@DTIさん、桜井芽美さんと共に京都へと移動する。
 感覚的には、大阪〜京都は近いと思っていたのだが、いともあっさり打ちのめされた(^^;
 京都に着いたのは13時くらいか。
 食事処を探している途中、果物屋に遭遇。芽美さんがバナナに目をランランと輝かせる(笑)
「これ、ひーちゃんに持っていったら喜ばれるかなぁ?」
「そりゃあ、ネコ・サル・バナナだからねぇ(笑)」
 特に意図があったわけではないが、面白そうだったので買わせようとする(笑)
 結局、芽美さんは買うことにしたものの、食事に邪魔だということで、実際に買うのは後回しに。
 食事はどこぞのラーメン屋。味については多くは語るまい。
 で、先刻の果物屋に戻る途中、路地に「ミッキーマウス専門店」の看板を見つける。
 ミッキーマウスといえば智ちゃんだが、ひーちゃんもドナルドが好きなので、芽美さんが泣いて頼んだこともあって、とりあえず見に行くことに。
 ミッキーマウスの専門店だということであまり期待していなかったのだが、ドナルドをはじめとしてディズニーファミリーはもちろん、懐かしのペティちゃんグッズまでが売られていた。何が専門店なんだ?(^^;
「プレゼントの値段は愛情に比例するんだよな」
 などと適当なことをぬかしつつ、芽美さんに高いものを買わせようとするが、結局芽美さんが買ったのはドナルドのピンズが1つだけであった。
 そして、果物屋で芽美さんがバナナを買い、ようやく到着。
 来たぜ、アニメイト京都店。

□最悪の手際、予期せぬ遭遇
 14時頃、アニメイト京都店に到着。AV商品を扱っている4階の方へ行く。
 レジ打ちのスタッフにどこがイベント会場かと確認すると、どうやらこの店内らしい。
 …どこで!?
 思わず声を大にして言いたくなるくらい、店内は狭い。
 とりあえず、中をぶらついてみる。
┌―――――┬―――――――┬―――――――――――――――――――――――┐ けーご
|棚TVTV|   レジ  |                       |  さん画
|棚    ├―――――――┘                       |
|棚    ┴             ┌―――――┐  ┌―――――┐  |
|棚                  └―――――┘  └―――――┘  |
|棚    ┬        司                      |
├―┤ ├―┴―――――――┐                       |
├―――――┐   登り階段|密机  ┌―――――┐  ┌―――――┐   |
|エレ   |  ―――――┤遊机  └―――――┘  └―――――┘   ┴スタッフ|
|ベーター |   下り階段| 机                     ┬ルーム |
└―――――┴―――――――┴―――――――――――――――――――――――┴――――┘
 すると、レジの斜め向かい側辺りに、「カビ(仮)」のチラシが大仰に貼られた一角を発見(*4)。ここでやりそうな気配に不安になる。何しろ、その一角の正面はすぐに商品陳列棚(*5)が並んでおり、これが邪魔で並ぶことはできそうにもない。せいぜいが、通路に2列で並ぶくらいだが、それでは後ろの人たちはトークのときに遊星の顔が見えないだろう。何しろ100人は集まると思われる。どうするつもりなんだ?>アニメイト京都。
 そんな不安に駆られつつも、まだ列を作るような気配は見えないので、書籍コーナーのある3階へ下ってみる。
 智ちゃんの魅力とポスターにつられ、アニラジグランプリを買ってしまう(笑) くやしいから、けーごさんにも買わせる(笑)
 その後は特にすることもなくなったので、エレベーターそばの棚にもたれかかりながら、延々と繰り返される林原めぐみニューアルバムの宣伝ビデオをぼーっと見ている。
 そんな無為な時間を過ごしていた、14時40分頃。
 何気なく店内の方に目を向けると、
 あれ? ソニー松本さん!?
 そう思ったのも束の間、その後ろに控えしは遊星王女。それに加えて山本女史の計4人が、店内からこちらに向かって歩いてくる。
 まさか、もうこっちに来てたとは。別に待っていたわけではないのだが、ちょっとびっくり。
 ちなみに遊星のお二人は、衣装は着替えずに先程の服装のまま。
 しかし、店内を歩いていても、私たち以外は誰も気付かないし騒がない。そんな遊星王女ってば、一体(^^; 一応、店内にチラシは結構貼られてるんだけどなあ(^^;;
「お待ちしてましたー」
 思わず言ってしまったものの、これから出かけるらしい一行には不似合いな言葉(^^;
 これから、萠ちゃんが食べたいと駄々をこねたらしい「冷やし飴」を買いにいくらしい。食い倒れツアーは「さっき(の昼食)で終わった」とのこと。
 エレベーターで降りていく4人を見送り、こちらは再び怠惰な時間を過ごす。
 15時半。イベント開始30分前になっても、アニメイトスタッフは一向に列を作ろうとしない。もう机は用意されていたので、ここでやることは間違いないようだ。
 そんな手際の悪さにいらだっていると、エレベーターから遊星王女ご一行が登場。別に入り待ちしていたわけではないのだが、入り口が1つしかないので蜂合ってしまう(^^)
「お疲れさまでしたー」
「冷やし飴買えましたかー?」
 芽美さんがかけた言葉に、ひーちゃんが振り向いて答えてくれる。
「買えましたー(^^)」
 これで萠ちゃんも安心(笑)
 さて、店内のBGMに「カビ(仮)」が流されるが、なぜか2トラック目の「い ろう゛ぇ よう」からかけられる。しかも、3トラック目の「学ラン刑事誕生編〜密室の出来事〜」に入ると突然止められ、また「い ろう゛ぇ よう」に戻る。そして、その後はずっと「い ろう゛ぇ よう」のリピート。
 な、なぜだあ?(^^;;
 そんなこんなで、アニメイトスタッフが列を作り始めたのは、イベント開始10分ほど前からであった。
 予想通り、机の前からスタッフルームの方へと壁際の通路を1列に並ぶこととなる。しかし、100人近くいるのだ。列はあふれ、すぐに2列体制に。それでも、かなり無理があったが。
 私は前から2列目。けーごさんはちゃっかり1列目をキープしている。中島@DTIさんと芽美さんは3列目だ。
「こりゃ、後ろの方なんて見えないだろ(^^;」
 後列はスタッフルーム前の角で折れ曲がり、さらに続いている。そんなところから見えるはずがない。
 さすがにこれはマズいと思ったのだろう。ソニー松本さんと山本女史がアニメイトスタッフにクレームをあげていた。
 アニメイトスタッフは机の前の商品陳列棚を動かそうとするものの、無理。さんざ揉めて結局、後ろの方の列を棚と棚の間の通路にもってくることで対処したが、これって、売り上げが激減するよな(^^; 何しろ、列が邪魔で商品を手に取るどころではない。
 結局、どうにかなったものの、ソニー松本さん、逆ギレしてたな。キレてて、妙に愛想がいい(^^;;

□遊星トーク全壊全開 京都編
 今度の司会は山本女史。ベルタでの反省か、それとも京都の手際の悪さからか。
 山本女史は背が低いので、「遊星王女ぷらすいち」と言われていた(笑) 「たすいち」やら「ぷらすわん」やらややこしい(^^;
 まあ、そう遊ばれてることからも分かるように、やっぱり遊星王女に食われる。この2人を相手にするには、朝倉先生か社長を連れてこないと駄目だな(笑)
 トークコーナーの構成は前回とほとんど同じ。やはり、前もって打ち合わせで決まっていたのだろう。
・遊星王女の名前の由来
・密ちゃんの声優活動
・ゆーちゃんの作詞家活動
・カビ(仮)の紹介
・今後の予定
 自己紹介が終わり、山本女史は2人に席に腰掛けるようすすめ、2人は椅子に腰掛けたものの、トークが始まるとなぜか立ちっぱなしの2人。

 まずは、ベルタでの宿題だった、遊星王女の英名。ゆーちゃん曰く「Princess Comets」だが、それじゃあ「王女彗星」だよな(^^; 「Planet Princesses」か「Princesses of Planet」になると思うけど(^^;;
 個人の名前の由来については、ゆーちゃんの名前は最初は「ゆう」という読みにしたかったらしく、「優」とか「悠」とかが候補に上がっていたが、とりあえず「橋本遊星」もいいのでは、ということになった。しかし、それでは変なので「遊」として、読み方は最初は「あそぶ」だったけど、翌日には「あそび」になっていたとか。
 ひーちゃんは、男だか女だか分からない名前にしようとして「密」になったらしい。
 あとは、例の3文字名前について。
「朝倉薫演劇団伝統の名前なんですよ。“朝倉薫”から始まりまして、“桜井智”」
 と、ゆーちゃんが言ったところで、もちろん私は、
「“遊星王女”!」
 とボケを入れる。先日の「遊星王女ライブ」のネタだ(笑)
「それは4文字!(笑)」
 との、ゆーちゃんのツッコミが心地好い(笑)

 続いては、ひーちゃんが声優として演じてきたアニメキャラを一通り説明。
 「魔法少女プリティサミー」に登場の伊達映美こと委員長役のときは、
「校則違反よぉ!」
 とお決まりのセリフを披露してくれた。ただし、なぜか後ろを向きながら。
「だって、この格好でこのセリフは変じゃないですか。このセリフはやっぱりセーラー服じゃないと」
 じゃあ、セーラー服で言ってほしいぞ(^^)>ひーちゃん
 続いて、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のタイトルをつっかかりながらもなんとか言い除け、大原部長の娘役であることを告げる。
 しかし、次に出演したアニメ番組のタイトルが出てこない。おいおい(^^; そこで、
「新・天地無用!」
 と助け船。
 すると、ゆーちゃんが、「いつもいつも密がご迷惑おかけしまして。ありがとうございます」と、まるで保護者のような感じで、深々と頭を下げてくれた(笑)
 で、その「新・天地無用!」に登場の松野さんだが、先日のアフレコでついに下の名前が分かったそう。友人に「ひでみぃ!」と呼ばれるシーンがあるんだとか。

 「カビ(仮)」の紹介のとき、山本女史が「カビ」と呼称して、遊星や客のブーイングを受け、言い直して「カビかっこかり」。またまた起こるブーイング(笑) そう、正しくは「カビかっこかりかっことじる」だ(笑)
 で、その紹介から派生して、その中で好きなコントは? との質問に。
 ひーちゃんは「Z-File」がお気に入り。コントだけではなくジャケットの写真も好きだからとか。
「私が男装して、ゆーちゃんが女装してます」
 一瞬、そのまま何気なく会話は進行しようとしたが、
「女装?」
 客席のざわめきに気付いて、ゆーちゃんが声を荒げる。
「女装ってのは男の人がすることで、私は女でしょ!」
 そりゃま、ごもっともな意見で(笑)

□ひよことマンボウ
 遊星トークも終わり、握手会へと移る。今度は順番が、ゆーちゃん、ひーちゃんの順で、サイン入りステッカーを手渡してくれるのはやっぱりひーちゃんだ。
 帰りの新幹線の時間の都合からか、2枚以上整理券を持つ人は2回並ばないで1度に出すようにと、アニメイトスタッフは言っていたが、それは聞かなかったことに(^^; 芽美さんも同じ考えだったようだ(笑)
 さて、早々に私の番。
 今度こそプレゼントを渡す。ちょっと2人一緒に渡したかったので、ゆーちゃんとの握手&会話が終わって、ひーちゃんとの握手に移る前に渡すことに。
「あ、これプレゼントです(^^)」
 ゆーちゃんには青色のマンボウのファッションリング。ひーちゃんには黄色のひよこのファッションリング。
 期せずして、衣装の色にマッチした色合いのリングだ。
「お揃いなんですよ(^^)」
 モノが違うのに「お揃い」というのは筋違いのような気もするが、他に適当な言葉も思いつかなかったので、それでよしとしよう。意図は伝わったようだし。
「あー、可愛い〜(^^)」
「私、さっそくつけちゃお」
 と、ひーちゃんはすぐに左手の人差し指にはめてくれた(^^)
 というわけで、その手と握手(^^)
 残念ながら、ゆーちゃんは机の傍らに置いていた(泣)
 で、整理券はもう1枚あるので、列の後ろに(^^;;
 松井としとしさんは例によって最後がいいと言うので、その前に並ぶ。
 で、2巡目。
 私の前に並んだ芽美さんが、ゆーちゃんに本名を聞いていたが、
「また別の機会に(^^;」
 と断られていた(笑)
 これは、スキー合宿のときに、ゆーちゃん自身が、
「今度、私に直接聞いてください」
 と言っていたので、それで芽美さんに私が振ったのだが、見事に玉砕したようだ(^^;;
 なお、芽美さんは、続くひーちゃんには、ハンドルを「森谷映美」に変えることを宣言してた(^^) 実はこのハンドルも私が命名だったりする(笑)
 さて、私の番。
「またまた、横浜から来ました〜(^^)」
「はじめまして〜。ようこそおいで下さいました〜(^^)」
 と、ゆーちゃんに言われる(笑)
 ライブのコントネタについてちょっと確認して、ひーちゃんに移動。
 握手のためにひーちゃんが手を差し出してきて、それに応えようとした私だが、そこではたと気付いて、
「あ、ちょっと待って」
 と、言ってしまう。戸惑い顔のひーちゃんも結構可愛かったかも(^^)
 用意してポケットに入れておいた第2のプレゼントをひーちゃんに差し出す。次の人がゆーちゃんと話していたのだが、構わずにゆーちゃんにも(^^; だって、今回もお揃いなんだもん!
 プレゼントは、先程プレゼントしたファッションリングと同じキャラクターの、直径3cmくらいのぬいぐるみだ。
「あっ、可愛い〜(^^)」
 2人とも喜んでくれ、嬉しい(^^)
 そして、ひーちゃんと握手を交わし、ステッカーを貰って、私の番は終了。
 余談だが、こちらでも整理券6枚を数えた松井としとしさんは長々と握手をこなし、ソニー松本さんに睨まれていた(^^;

□そして、帰る
 握手会をこなした遊星王女はスタッフルームへと消えたが、しかし、我々がすんなり帰るわけもない。
 ここから外に出るには絶対にエレベーター前を通らなければならないということもあるが、何よりベルタで行われた店内へのステッカー貼り付けがあるだろうと予想してのことだ。
 松井としとしさんは帰ったようだが、これはきっと駅での出待ちであろう。
 遊星を待っている間、桜井芽美改め森谷映美さんが、店内に貼ってある「カビ(仮)」のチラシを非常に欲しがる。もっとも、これは今に始まったことではなく、ここに来てから以来のことなのだが。
 で、それを森谷映美さんは盗む衝動にも駆られていたのだが(笑)、中島@DTIさんと共にアニメイトスタッフにくれないかどうか確認。すると、貼り切れなかったのが残っていたのか、譲ってもらえることに。ついでに私も貰っておく(笑)
 少しすると、案の定、ステッカーを持って遊星登場。
 3枚ずつ店内に貼っていた。
 ひーちゃんは、「きょほほほほ!」などと書かれたステッカーを、CDの整理棚、天井から下げられたモニターの横面、そして入り口に下げられた「いらっしゃいませ」だか書かれたプレートに貼っていた。私がすすめたんだが、そこは目立つぞ〜(^^)
 なお、途中で、PS「マクロス デジタルミッション VF-X」のソフトを手に取り、
「これに智ちゃん出てます。私も持ってます」
 と、宣伝だかなんだかよく分からない一言(笑)
 ゆーちゃんは「遊星王女見参!」とか書かれたステッカーを、レジの上方の「\ CASHER」の案内板とか、天井とかに貼っていた。
 うーむ、やはり店荒らし(^^;
 そして、最後はお見送り。エレベーターに消えていく4人に向かって、
「お疲れ様でしたー!」
 そこで発見!
 ひーちゃんはもちろん、ゆーちゃんも右手の小指に、プレゼントしたリングをはめてくれていた。
 やりぃ!
 で、こちらはエレベーターより先に降りようと、必死に階段を駆け降りる(笑)
 そして、エレベーターから出てきた遊星王女ご一行に、再び、
「お疲れ様でしたー!」
 4人はタクシーに乗り込み、我々は見えなくなるまで手を振った。
 遊星王女も、いつまでも手を振ってくれていた。
 こうして、私の初遠征は終わったのである。

 その後、けーごさん、中島@DTIさん、森谷映美さんら総勢7名で、オフ会。
 空もまだ明るい、午後6時のことであった。

*1: しかし、この後の京都店でのことを考えれば、こっちが遥かにマシであった(^^;;
*2: 「これ、もうネタだよね(笑)」<誰か。
*3: マジに、そうなってたらどうしてたんだ!?>私。
*4: このときにまだ机はなかったが、机周辺の場所。
*5: 「カビ(仮)」が物々しくディスプレイされていた。